アファンタジアの新しい定義(改定案)が周知された
最近、最も著名なアファンタジア研究者らの連名によって、科学雑誌Cortexにアファンタジアの新しい定義(改定)が掲載された。
掲載されたアファンタジアの新しい定義(改定)について、個人的に理解した内容を以下にまとめる。なお、新しい定義が掲載された雑誌(有料)を入手するつもりはないため、下記URLのテキストを参考にした。
https://note.com/nyaphantasia/n/n0659c8ec16f0#ab08f54e-5d76-4447-a10d-f7acb30a7d7e
https://aphantasia.com/article/science/aphantasia-definition/
1. アファンタジアの定義(広義)
アファンタジアとはイメージが欠如していることを指し、最も一般的には「完全に覚醒している状態」で視野外にあるものを心の中で視覚化できない状態を指す。物事について考えることはできても、それに備わるであろう感覚的な特徴を伴う心的イメージが形成されない。
(※以降、自分に該当するものは「*」印を付記した)
2. イメージ欠如とみなす条件(二択)
【イメージが完全に無い *】常にどんな時も完全にゼロ。
【イメージが非常に弱い】一時的にしかイメージできない場合も含む、例えば瞬間的な閃光のようなイメージ。
3. どの感覚モダリティでイメージが欠如してるか?
【視覚 *】【聴覚 *】【嗅覚 *】【味覚 *】【触覚 *】【運動 *】
4. アファンタジアの種類(修飾語で区別)
【○○アファンタジア *】○○は感覚モダリティ。
【単感覚アファンタジア】1つのみ。
【多感覚アファンタジア】2つ以上。
【全感覚アファンタジア *】すべて。
5. いつからイメージ欠如か?
【先天性 *】生まれつき、あるいは最古の記憶以降。
【後天性】生後のある時期に何らかの理由で、例えば脳へ損傷や精神疾患を要因として。
6. どんな状況でのイメージ欠如か?
【意図的に起こすイメージ *】随意的。
【自然発生的に起こるイメージ *】不随意的、例えば物語の読書中に意図せず。
【非覚醒時のイメージ】完全に覚醒してないときはアファンタジアとみなす条件から除外、例えば睡眠中の夢、おそらく幻覚体験時や幻覚剤等の摂取時も。
7. 感想
筆者のZemanら一派に以前から感じることだが、アファンタジア(欠如)の条件をユルくして、なるべく多くの人をアファンタジアに含ませようというスタンス。ハイポファンタジア(ほぼ欠如)という言葉を徹底的に無視しており、Zemanが造語したアファンタジアという言葉のみに固執。