転職活動〇ヶ月の原則
40歳を過ぎても変わりたい! を応援するにゃおです。
〇の中に入る数字を考えてくださいね。答えは本文中に。
私の初めての転職エージェント体験談
公務員になってから初めて登録した転職エージェントは、大手のエージェントでした。
お盆休みを目前とした暑い土曜日、登録のための面談に1時間半かけて最寄りの政令指定都市まで出かけていきました。
担当のキャリアカウンセラーさんと個室で面談しました。
まず第一に確認されたことは、公務員退職を考えている理由でした。
ある意味当たり前かもしれませんw
履歴書や職務経歴書に沿って、所持資格等いくつか質問がありました。
雰囲気も言葉遣いも穏やかながら、結構鋭いことを聞かれているなあと感じました。
コーチング的アプローチを感じる質問もありましたが、印象に残った質問に「落ち着いて穏やかな環境とバタバタはしているがやりがいのある仕事を与えられる環境とどちらを選択するか」なんてのもありました。
公務員の転職希望者もいるようですが、皆さん条件にこだわりが強いよう(向こうの言葉そのまま)で私と同年代の方は仕事を紹介されても成約に結び付くのはあまりないようですが、事例がないわけではないようです。気になる年収ですが、40代の行政職事務職員の場合、民間企業に持ち運び出来るスキルを持たない場合下がる方向を覚悟して欲しいとのこと。30歳過ぎまでの方は転職後の職種によっては年収アップも可能とのことです。
都市部では、コンサルティングや金融、IT関係の会社に転職される方もいらっしゃるようです。
やはり、公務員でエージェントの門をたたくのは多くが30代半ばまでの方、40歳を過ぎても転職できるかはその人の考え方やモチベーション次第という話になり、私は一体どうなんだ?! とちょっと心配になる場面も。
まあ、紹介されなかったら何も起こらないのでノーリスクなんですが。
その場で聞き取りした内容で私のカルテが作られているようで、一通り話が終わった後、例えばどのような求人を紹介できるか探してくると部屋を出ていき、いったん一人で待つ時間がありました。
その間に読まされたのが、転職エージェントの商売の仕組みみたいな説明の紙でした。「商売の仕組み」というと大げさですが、あなたが無料でエージェントのサービスを利用できるのは、就職が決定した時に企業が安くないお金を紹介手数料として払っているからだよ。紹介された会社を早期退職するとエージェントが紹介手数料の何割かを返還しなくてはいけないことなどが書いてありました。
読んでいる内に担当の方が戻ってきて、補足で説明をしてくれました。
転職エージェントにとって、応募者は商品であり在庫です。
在庫は早くはいていきたいので、本来であれば登録の時点でいつ退職できるかがはっきりしている人が一番ありがたいそうです。
と言っても、引継ぎの関係ですぐに辞めることのできる人ばかりではありません。エージェントから企業に内定を維持して入社を待ってもらえるよう交渉できる期間がおおむね3ヶ月で、それ以上待ってもらうことは難しいそうです。
たとえば、この時、私は2社求人を出している会社を紹介してもらいました。いつ辞められるかと聞かれたとき、年度末の3月か年末を区切りとした12月と公務員的発想で答えていましたが、エージェントにとっては今8月だろ、寝言をおっしゃいますな ! ということらしいです。
仮にこの2社を受ける場合8月に応募、9月選考、早ければ10月入社もあり得て、その場合待ってもらうとしても12月1日までがギリギリだそうです。
登録はさせてもらえたので、紹介してもらった2社に応募するかどうかも含め、退職時期についてもいま一度考え直すことで、その日は失礼することにしました。10時に着いてお昼どきでした、2時間ほどたっていたと思います。
年度末退職に拘るなら、11月頃になっても転職の意思が変わらなければ連絡してほしいとコメントをもらいました。2時間の間に、どこらへんの地区のどんな業種の求人が多いかや私の考え方が公務員のイメージにそぐわない今時の考え方なので、地方部よりも都市部で探した方が条件に合う企業の数が多いだろうなど求人事情なども教えてもらえたので、出かけて行ってよかったと思いました。
この後、この転職エージェントと関わるのは、10月半ば過ぎに自宅から通える距離で非公開求人があるが応募できるかという内容でした。
そろそろ転職エージェントに連絡しようかなあと思っていたタイミングだったので、なにか縁めいたものを感じました。
転職サイトや転職エージェントどこがおすすめですか
転職サイトや転職エージェントの選び方を聞かれたこともあったけど、私自身の考えでは、公開している求人の中に自分が応募したい分野の求人をよりたくさん取り扱っているところから登録していけばいいと思います。
転職サイトも転職エージェントもそれぞれ得意とする地域も年代も分野も全く違うので、あくまでも自分の意向に近いところを優先していけばいいと思います。
やはり、都市部に住んでいる方がチャンスが多い・・・
転職サイトやエージェントの登録時にも、ひしひしと感じました。
新形態の転職エージェントなども今ありますが、都市部に住んでいないと全く使い道がないということも実感しました。
ただ、在宅勤務という選択肢が増えた今日・・・たった1年前ですが当時とは違う選択肢もあるのかもしれません。