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【サッカーW杯アジア最終予選】いつまでこのままいける?JAPAN'S WAYとは何処にある?
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
家族が私以外、全員風邪を引いてしまい…かなり遅い更新となりました。。
今回はサッカーW杯アジア最終予選、日本代表対ベトナム代表戦を観戦しましたが、試合も含めて色々書きたいと思います。
日本代表のスタメンは以下の通り。
結果重視、実績重視だということは分かっていたのでこれは問題ないです。
ただ、試合内容は酷かったです。
・即興の偽SB、効果無し
選手に委任しているといっても過言ではないほど、攻守に形がない日本代表。
守備時に4-4-2になるとか、ビルドアップの時にはアンカーが落ちてくるとか、もはや現代サッカーでは必須レベルです。
しかも、左サイドで偽SBを見よう見まねで突然やり出してみたり…かと思えば右サイドの方では相変わらずレーン被り。
試合中に話し合って修正を、となっているのか分かりませんが、それもベトナム相手だから出来ること。
日本がフランスやイタリア、ブラジルやアルゼンチンと試合するときも、選手に何も持たせず送り出すのでしょうか?
もう、自殺行為としかいいようがありません。
・結局は『勝っちゃった』ベトナム戦
だから、日本代表の戦術はコントロールされていないカオス状態がそこかしこで発生していましたし、それをコントロールする術を森保監督以下コーチ陣は知らないんだろうなぁ…と改めて痛感しました。
だから、今の日本代表には勝っても上積みが全くされない、個人で何とかしないといけない恐ろしい状態であると考えます。
勿論、守備やら攻撃やら、それぞれに決まりごとは細かく設定されているとは思いますが、もはやそんなものは当たり前に個人戦術として身に付けておくべきこと。
それを代表クラスでやらざるを得ない、その現状に少し悲しくなりました。
だから、タイトルで『勝っちゃった』と表現したのはそういうこと。
何の上積みもない、ただ淡々とゲームが進行していく、といった、何の感情の変化もないゲームが続いてしまう、それが今の日本代表なのです。
それは今叫ばれている『日本代表離れ』になってしまって当然だし、何の試合がいつあるのか、それがどういう意味をもたらすのか、が物凄く希薄なんです。
・『JAPAN'S WAY』を探そう
日本代表が掲げている『JAPAN'S WAY』という言葉というか、キャッチフレーズがあるのですが、これはオシム監督が言っていた『日本サッカーの日本化』というところから更に発展して、今の日本代表が現代サッカーで発揮すべき国民性や特性、というところに帰結するものです。
ただ、今この言葉は形骸化してます。
現代の最先端サッカーをやった上でキャッチフレーズを掲げるのであれば大賛成。
今はただ、この言葉だけが看板のように掲げてあるだけで、誰も何も作ろうとはしません。
それどころか、その言葉に込められた意味は自分で考えろ、という始末です。
それでは、いつまでたっても日本サッカーの日本化など出来ません。
そもそも、最先端のサッカーをやろうという気すらない、未だに偶発的なポストプレイによる得点に固執するチームが、我々のナショナルチームなのですから。
日本代表は、明確なゲームモデルを示す必要がありますし、それに則った選手・監督・コーチ育成プロジェクトを立ち上げる時期に来たのではないか、と個人的には考えています。
今、ウェールズ代表が掲げる『WELSH WAY』というフレーズがありますが、それには明確なゲームモデルとプレーに於ける原則が明確に決められています。
これを元に選手は育成されますし、代表チームはこのゲームモデルと共に試合に臨んでいきます。
昨今のウェールズ代表が躍進を遂げているのは、けして偶然ではないんです。
・おわりに
かなり一気にまくしたてました。。
次回は長くなるかもですが、実際のWelsh Wayがどのようなものかを具体的に書いていきたいと思います。
今の森保監督率いる代表は、何となくW杯に出て、何となく勝って、負けてを繰り返すチームで終わる気がしてならないのです。
それではなんの上積みもありませんし、次に繋がりません。
今の日本代表は、岐路に立たされてると思います。