【ラ・リーガ】バルサ、今季は苦し…あれ、楽しみ沢山?
こんにちは、先日ラ・リーガ、バルセロナ対バレンシア戦を観戦したのでレビューを書いていこうと思います。
この試合の開始前に行われていたバルサの経営問題に関するクレとの会合は紛糾し、結局延期することに。。
そりゃあ、一朝一夕で解決なんかしないし、感情面でどうにかなる問題でもないので、ある種予想通りの結果。。
赤字まみれでも、勝っていくことで賞金や放映権を得て地道に返済していくしか道はありません。
そういった道のりを進む上でも、まずは内容はどうあれ、勝つしかない‼️と勝手に思っていましたが…結論としては、とても楽しいサッカーを見せてもらう結果となりました。
・4-3-3でロンドを踊る、いつものバルサ
ちなみにバルサのスタメンはこれ。
いつもは右SBのデストを相手のガヤ対策か右WGに配置、右SBはセルジ・ロベルトになっていましたが、これがピタッとハマっていました。
試合はバレンシアの左SBガヤがCKのこぼれ球から凄まじいミドルを決めて先制、いきなり雲行きが怪しいなぁ…と感じてしまいました。
ですが、この後はもうバルサの一方的な展開。
中盤の3センターと左WGのファティ、左SBアルバでとにかくパスが回る回る。
攻撃時に3-4-3になるバレンシア、左WGのように上がってくるガヤ対策で、右WGのデストがピッタリマーク。
時には5バックのようになり、攻撃を封じ込めてしまったことで更にバレンシアはトーンダウン。
散発的に2トップがシュートするのみで、試合はバルサがボールを回し続ける展開となりました。
・ファティとガビ、スゴい新星の共演‼️
若干18歳でメッシのつけていた10番を背負うこととなったファティ、正直色眼鏡で見ていましたし、ガビについても脆さとパスセンスが同居するような、まだまだ期待の若手かなぁ、くらいの見方をしていました。
そしたらファティは無駄なドリブルなどは一切せず、パスワークにも参加しつつフィニッシュも正確で同点弾‼️
ネイマールのようなこねくるドリブルはキライな私ですが、思わず見とれるようなゴール…正直、同年代のメッシの時より完成度が高いのでは?と感じました。
ガビも、ボールがこぼれたら獰猛な猟犬のように食らいついていく様をみて、あ、こりゃあすげえのが出てきた。。。とすぐに分かりました。
イニエスタですら同年代の時はここまでボール狩りはしなかったし、シャビの全盛期のようなパスワークを見せるこの17歳は、まさにバルサの未来だ、とワクワクしました。
・マスチェラーノ+右SB適性=セルジ・ロベルト?
何言ってんの?という話ですが、先述の通りバルサは攻撃時には3-4-3になるバレンシアを5バックを敷いて封じ込めました(右SBにデストが落ちて、左にひとつずつスライド。セルジ・ロベルトは右CBを担当)。
ここでも個人戦術理解度のずば抜けているセルジ・ロベルト、見事に90分遂行してみせました。
元々は3センターの一角が適性の選手が右SBだけでなく右CBまでこなすようになる…まるで、往年のマスチェラーノを見ているようでした。
交代で出てきた右SBのミンゲサやインサイドMFニコ・ロドリゲスもそつなく各ポジションをこなし、今までピケが締めてきた最終ラインは徐々にセルジ・ロベルトの万能性による所が大きくなっているのだな、と感じました。
試合もファティ、デパイ、コウチーニョのゴールで3-1の快勝‼️✨
今のバルサって、正直面白いのかな…と不安から始まった観戦でしたが、とても楽しく、経営問題で敬遠してしまっている方は是非、バルサの試合をオススメします✨
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