世界一美味しいジュースの世界一簡単な作り方
自分で絞ったオレンジジュースは絶対おいしい…。
マジでいつもの濃縮還元100%ジュースより100倍おいしいから試してみて!
大きめの柑橘を一個買ってきてギューと絞ればコップ一杯ジュースが取れます。(小ぶりグレープフルーツサイズ=1杯)
どこの高級レストランの1000円くらいするジュースよりおいしいから。
どうしても繋ぎ止めたい彼氏、とか、帰省して欲しい孫、に作り方を秘してこれを出せば、
「どうしてももう一度、貴女が作ったオレンジジュースが飲みたくて」と
その後の貴女の運命が完全に変わっても全くおかしくないレベルに、おいしい。
原価たったの100円くらい。
確かに家で飲む1リットルジュースよりは割高だけど、缶ジュース1本かうよりお安いではないか。
それに、日本だと高級ホテルやかなり高級なレストランとかでもまず100%フレッシュジュースはお目にかかれない。
800円くらい出して、氷がたくさん入ってるから実質コップ半分くらいで、しかも本当に絞ったのは3割くらい、7割位は市販の1リットル100円の濃縮還元のオレンジジュース…というケースがほとんど。
なので、自分で絞ったジュースはもう、本当に、贅沢な美味しさなのです。
旅先の栄養補給にも最高。
外食が重なって胸焼け…なんで時も、大きめな柑橘一個と、100円ショップで小さな果物ナイフを、買ってきて、ギューと絞れば、一気に摂取できて、これ一杯で胸がスーッとする。柑橘絞りも売ってるかも。
自分の場合だけかもしれないけど、ビタミンCの原末をドバッと飲むよりも、不思議と胸焼けとか二日酔いに効く。
ビタミンCは美容だけでなく脳の働きにも良いそう。
あー、言われてみれば、胸焼けが収まる=気分も脳の回転もシャッキリしてる!
今回の柑橘はジューシーフルーツ。
グレープフルーツに似ているが、グレープフルーツより甘くて苦味もない清涼感のあるとてもおいしい柑橘だ。
酸っぱいの引くのが怖いかた、国産の黄色いものを狙うといい。甘いアタリの柑橘を引くことが多い。
(オレンジ色のゴツゴツした甘夏は確かに昔ながらの気絶するほど酸っぱくて苦いのがある。)
私はこのジューシーフルーツなどの「黄色系」と、あとオレンジ色だけど「いよかん」も大好き。
どちらもしぼりやすく美味しいのでよく箱買いしている。
ただし。
どんなに酸っぱいのを買っちゃっても、本当のところは大丈夫なのだ。
だって、砂糖やエリスリトール入れればいいだけだけだから。甘すぎる、濃すぎるときは水を足しても。つまりジュースにすれば味の調整が自由自在。
(ただし胸焼け解消の際はなるべく砂糖ではなくエリスリトールなどカロリーオフの甘味料を使った方が明らかに胸がスーッとする、そして…言っちゃなんだが、ものすごく甘みに欠ける柑橘であるほど胸焼けスッキリ作用はものすごく強い…から誤って超すっぱい柑橘を買ってしまっても、ま、むしろ効くからまぁいいよね、って思うことにしてます^_^;)
だから、ジュースって、そのまま食べるにはちょっとイマイチな柑橘類を救済する「救済レシピ」でもある。
家に昔からものすごく酸っぱいと今や収穫しても誰も食べない夏みかんの木があるんだけどなぁ…家族も近所の人もあんまり喜ばないんだよなぁ…(または実家から貰ってしまうけど余っちゃう…)みたいな場合に、それ、エリスリトールなどの甘味料を入れてジュースにしてどんどん飲んでしまえばとてもハッピーです。
ちなみにその酸っぱい果汁、ジュースはもちろん『お酢』の代わりにお料理に使うのも良いです。最高に上品で美味しい酢の物とか鍋のぽん酢とか作れますョ。絞って製氷皿や浅い容器で冷凍してパキパキ折って使ってネ。
で、もちろん手でぎゅっと絞ってもいいのですが…
できればあるといいのが
「グレープフルーツ絞り」。
大きい柑橘が一発でギューっと絞れる。
レモン絞りでもいいし、手で絞ったっていいけど、レモン絞りだとやっぱり効率が悪すぎて手で絞るのと労力が変わらない感じになる。だからしょっちゅう絞るなら絶対あったほうがいいです。
でね、オレンジとか日向夏とか甘夏とかやや小さくてもちゃんと絞れるの!皮が裂ける感じになるだけ。
で、おすすめのグレープフルーツ絞り=フルーツ絞りですが
(ちなみにオレンジ絞りってジャンルの絞り器って実はほぼ売ってなくて、オレンジ以上の大きさの柑橘絞りはグレープフルーツと呼ばれてるみたい)
はじめは評判最高&信頼の貝印の↓これを買ったのですが、根こそぎ取れるのは良いのですが、エッジが良すぎてつぶつぶが潰れずぷりぷりしたつぶつぶ果肉いっぱいスムージー=食べるジュースみたいな仕上がりで…ひとつひとつのつぶつぶ粒子が崩れてないからせっかくの中の美味しいジュースが閉じ込められたままで、そのプチプチをいちいち良く噛んで飲まないとジュースが沁み出てこず…飲むというより噛むというか…つまり何かが違うんです!私には個人的には合いませんでした。
(ただし少量のジュースをお酒とかで割るなら粒感あってコスパ最高かも)
そして試行錯誤の末、買った、私のおすすめはこの、ののじ。↓持っているのはこれ。。。。なんかだっさいし、プラスティックでグニャグニャたわみそうで非常に絞れなさそうに見えるでしょ。でも、実はこの樹脂、石のように固く全くたわみません。
しかも硬いけどエッジはないのでつぶつぶがしっかり潰れるんです!力も要らないんです!
しかも安いグレープフルーツや酸っぱすぎて種だらけの夏みかんおいしく簡単に絞れるんです!
正しい使い方としては真ん中の芯を絞らずに残し『苦くておいしくなく種が多い芯は絞らずに残しましょう』ってコンセプトですが、
『いや、勿体ないよ!渋くてもいいよ、全部飲むッ!』って時はかんきつを角度斜めにずらせば真ん中の部分もちゃんと絞れますからご安心をw
ここ、茶漉し穴みたいなのが空いてるので、ここに残った種とかを指を突っ込んでキュっと押せばキッチリ絞れます。
ふつうの柑橘絞りだと、まずこの芯を潰して一番苦い部分をまずしっかり絞ってしまう挙句に、この芯から邪魔な大量の種とかワタとかぬるぬるとかが全部出てきて、種ガードでガードしきれないほど出て、汁受けに入っちゃいがちなのでここも優秀ーーー!
だから種子がやたら多い庭の夏みかんとかおおきめゆずも素晴らしくしっかりおいしく絞れちゃう!
オレンジ以上の大きい柑橘にはグレープフルーツ絞り、ぜひ試してみてください。
ーーー食器についてーーー
トレイはいわゆるフィレンツェトレイというもの。アンティーク調のペイントをしたイタリアの特産品です。
グラスは何十年もリピートしているデュラレックス。フランスのカフェなどによくある業務用カップだそうで、数百円。いろんな形もある。
とんでもない耐久性がありまして、木のフローリングの床に落とすどころか、勢いよく叩きつける(オイオイ)適度ではまず割れません。そうですね、床に落としたとき丁度金属のヘリがある時に一回だけ砕けました。
むしろ、30年くらい食器洗い機にいれてガンガン使ってると、細かい傷によって表面が曇ってくるけど、それなのに全然割れないので、「いったいいつが捨てどきなのだ…?」と悩むのが唯一の欠点って位ですね。
実になんということはないものですが、耐熱、割れない、チンできる、見た目良い、定番。
いまのようにティーウェアを収集してなかった、学生の頃は、熱い紅茶もウーロン茶も緑茶もなんでもかんでもいつもこれで頂いてました。
えーグラスに熱い紅茶?って感じなさるかもしれませんが、トルコのチャイもガラスカップですし。
シンプルな耐熱コップに淹れた、ガラス越しの、透き通る赤みがかった茶色、紅茶の色、シンプルだけど、とても美しい。
今でも、アイスティーはもちろんのこと、ホットの紅茶でも、わざとこのデュラレックスで頂くこともあります。
乗ってる葉っぱはレモンヴァーベナ、別名ヴェルベーヌ。これも本当に素晴らしいハーブなので、また紹介します。