ロモノーソフ インペリアルポーセレン インペリアルポーセリン すみれ カップ&ソーサー ティーポット
N:6033 “1837 BLACK TEA”
木苺っぽい香りとほんのりスパイス、昔懐かしいガムみたいな?香り要素もあります。
これでミルクティーすると、実際は甘くないのに砂糖を入れたかのような濃厚な香りになります。
今回はストレートで。
このロモノーソフのすみれはちょっと珍しいと思います。
特にティーポットはかなり珍しい!廃盤だったのをしつこくしつこく頼んで窯元に再販して貰ったものですがもうロシア窯元にもないかも。
ブランドの陶器のティーポットは多くが何をどうしても垂れるのでキーッとなるタイプがおおいですが、このロモノーソフのティーポットは垂れにくい!これも重要。そして内部には茶こし穴があるのでフルリーフの茶葉ならお茶パック不要ですよ。
すみれのカップといえば、アンペラトリスユジェニーという有名なカップソーサー も最高に素敵ですが、こちらのすみれもぬる〜い下手くそ〜いカンジがむしろ可愛らしい。
でっかいスミレが「ねぇ、それ、本当にスミレですかね?」って下手くそ加減で描かれており、なによりカップによって赤みの強いスミレだったり青味の強いスミレだったり個体差も甚だしい。
でも、手描きなんです。
しかも、紫ひとつとってもいくつかの違う濃さの紫を筆に含ませてグラデーションで描いてある。葉っぱもおなじようにふつうの緑に、黄緑、深緑、と何種類もの緑でグラデーション。
そしてカップが軽くて大きい。さすがロシア。ガツンと飲めます。
海外ものとは思えない、あっさりゆるっとした、上品なかわいさが最高です。