技育展に登壇して最優秀賞をいただきました
こんにちは、にゃにゃんです。9/26に技育展という、学生がそれぞれ作品を持ち寄って発表するイベントがあり、それに登壇しました。なんと賞金総額200万円です。ワクワクしますね(?)
技育展にはいくつか部門があり、私は「無駄開発」という部門で発表し、最優秀賞をいただきました。今回は私が登壇した無駄開発限定ですが、具体的にどんな流れで発表し、どんなことに気をつけて発表したのかについて少しお話しします。
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何を作ったのか
ルービックキューブを自動で解くロボットを作りました。
こんなロボットと
こんなロボットです。
私はルービックキューブとものづくりが大好きなのです。
申し込み
公式サイトから飛べるGoogleフォームにポチポチ入力して申し込みます。
このとき全力でアピールする必要があります。私は「無駄開発」で申し込むこともあり、無駄さ、ワクワク感、技術的な面白さの3点を心がけて書きました。具体的には、
・人類の役には全く立たないが面白い
・健気に1手ずつパズルを動かす様子が見ていて面白い
・世界記録を狙うこともまたロマンがある
・解法探索の手法がとても面白い
恥ずかしがらずに盛大に自画自賛すると良いような気がします。
事前懇親会
技育展では本番1週間ほど前に登壇する学生とスポンサー企業の方々とで懇親会があります。そこで私たち無駄開発は1プロジェクトずつコメントをいただけました。これが大いに発表の参考になりました。
そして余談ですがその後ただしゃべるだけの「いわゆる懇親会」で、複数の会社の複数の方から「君のロボットTwitterで流れてきたよ」などと言っていただきとても嬉しかったです。何回か数百favツイートを出しているからかどこかで目に触れるものなんですね…
発表の構想を練る
審査基準は事前に公表されていました。それは、
・技術的な挑戦
・完成度
・ワクワク度
の3つで、前の2つは全ての分野(無駄開発など)で統一されています。この項目を満たすようにうまくスライドを作りました。具体的には
・ルービックキューブの探索アルゴリズムに様々な工夫をしたこと
・4x4x4ルービックキューブを解くアルゴリズムで世界初の研究をしようとしていること
が1つ目、
・ルービックキューブをちゃんと解けること
・操作画面の使いやすさ
が2つ目、
・これで世界記録狙っていること
・ハードもソフトも回路も全部自分一人でやっていること
が3つ目
のつもりです。
発表練習
色々と忙しくて発表前日から練習をしました。そのとき発表の参考にした方がいらっしゃいます。それは、
・ちょまどさん
・後藤真孝さん
です。ちょまどさんは(誤解を恐れず言うなら)THEオタクトークみたいにマシンガントークをする方で、後藤さんは情熱がひしひしと感じられる話し方をする方です。このお二人の話し方は今回の「無駄開発」には持ってこいだと思いました。
ちょまどさんの発表動画はこちら:
後藤さんの発表動画はこちら:
いざ発表
緊張しました。でも話し始めると楽しくなってきました。最後予定通り少し時間が余った(20秒ほど)ので、ハードもソフトも回路もやっていることを念押しでアピールしました。
発表終了後はこれまでになく興奮していて、しばらく椅子に座れませんでした。
結果発表
話し方から伝わる熱意は私が一番ではないかと自分で勝手に思っていたので、自信は正直ありました。どこかに入賞しているだろう、と。
敢闘賞と優秀賞で名前は呼ばれませんでした。心の中は「これはいけるかも」という期待と「まじか…無理か…」という不安のみでした。
最優秀賞。「全自動…」の時点で(「全自動ルービックキューブ」と言われたんだと思います)机を叩いて椅子から飛び上がっていました。
興奮しすぎて講評は聴けていませんでした(ごめんなさい)
その後に私がコメントする場面があったのですが、「この賞金でもっとすごいロボット作ってやる!!」みたいなことを言ったと思います。
事後懇親会
こういうイベントの楽しみはなんと言っても全て終わってワイワイやる懇親会ですよね。技育展ではオンラインですが開催してくださいました。
企業の方々とお話しして、いわゆる「業プロ(業務のプログラミング)」がどんなものか、少しわかったような気がします。
二次会
懇親会が終わり、40人ほどが残って二次会をやりました。これは完全に技育展の同期しかいなかったのでみんなでワイワイ楽しくおしゃべりしました。楽しかった!!
まとめ
技育展に限らずなにか発表できる場があったら参加するのが吉だと思います。刺激を貰えるし、人と繋がれるし、何より楽しいです。