マイクロチップについて調べてみました 前編
6月1日から改定動物愛護法が施行され、マイクロチップが義務化されました。そこで7月号では意外と知らないマイクロチップのあれこれについて調べてみました。
マイクロチップって何?
大きさ・・直径2mm、長さ12mm程度の円筒形
どうするの?・専用の注入器を使って犬や猫の皮下に埋め込みます。
どうなるの?・専用のリーダーを使って読むと15桁の番号が表示されます。
その番号を登録機関に問い合わせると飼い主さんの情報が分かります。
マイクロチップ装着の流れ
1、動物病院にてマイクロチップを装着しマイクロチップ装着証明書をもらう。
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2、「犬と猫のマイクロチップ情報登録」のサイトにアクセスし登録申請します。
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3、登録手数料を支払い300円を支払います。クレジットカード、バーコード決済が使用可能。
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4、登録完了。画面に表示される「登録証明書」をダウンロードして大切に保管して下さい。
※オンライン申請が困難な方は以下の窓口に相談して下さい。
コールセンター Tel:03-6384-5320 (受付時間:8時00分~20時00分 ※土日祝日可)
環境省リーフレット
期待される効果
無くならない迷子札として
犬や猫が迷子になった時、迷子札は誰でも連絡先が見られるというメリットがある反面、外れてしまうリスクもあります。マイクロチップ皮下に入れるのでそのような心配がありません。大規模災害時では普段首輪(迷子札)を付けていない室内犬猫が迷子になったり、迷子札を付けている首輪が外れたりする事が予想されます。飼い主さんとペットをつなぐ最後の砦です。大切なペットに装着してあげて下さいね。
鑑札の代わりとして
マイクロチップの装着、登録をすることで、マイクロチップが鑑札の代わりとみなされるようになったそうです。現在は各市町村の対応次第にはなりますが、全国的にどんどん進んで行くことは間違いないようです。