【Ep8】:エジソン@ニャントレプレナーの180日1億円チャレンジ!:ビジネスコンテスト落選と追い打ちをかける資金難
180日で1億円企業チャレンジの現実
日々の生活資金のためにトラックドライバーの仕事を始めたが、それと並行して取り組んでいる「180日で1億円企業チャレンジ」。その一環として、ビジネスコンテストへ応募したのだが……。
1月末の一次審査の発表で、見事に落選。(TT)
このビジネスコンテストの通過は、チャレンジの肝だと考えていたので非常に残念だ。応募したのは恋愛サポートアプリの企画で、開発資金が1億円を超えると見込んでいたため、コンテストで認知度を上げ、資金調達につなげたいと考えていた。しかし、モック(試作アプリ)を作らずに応募したことが敗因だったのではないかと思う。
審査基準を考えると「実現可能性」と「現在の開発状況」で加点されなかったのだろう。実際、まだ開発に着手できておらず、具体的な進捗がない状態だったのもマイナスだったのかもしれない。
追い打ちをかける資金難
さらに悪いことに、現在借りているコンテナ倉庫の家賃が4ヶ月滞納状態になってしまい、オーナーから退去を求められている。倉庫には、以前パパイヤ畑を耕作していたときの乗用耕運機が入っているのだが、これを処分しないといけない。
ただ、問題はこの耕運機がオイル漏れを起こしていること。修理するにも資金が厳しいし、現状では売り先も見つかっていない。早急に買い手を探さないと、さらに状況が悪化してしまう。
副業での資金確保
幸い、副業で行っているペットのブリーダー事業でこの1ヶ月に猫が数匹売れ、滞納していた倉庫の家賃を昨日ようやく支払うことができた。毎日が綱渡りのような資金繰りだ。
相変わらず生活費の節約も継続中で、深夜に売れ残った75%引きの食材を購入してライフコストを下げる努力をしている。以前は仕事帰りにドン・キホーテで食材を買っていたが、最近は閉店間際のスーパーのほうが遥かに安く手に入るため、こちらを利用することが増えてきた。
新たな戦略の模索
とはいえ、アプリの開発資金はまだ確保できていない。とりあえずモックアップと簡単な動作の検証ができるプログラムを作る必要があるが、その資金をどう捻出するかが課題だ。
今ある自分のスキルと人脈を最大限活用し、効率よく資金を作る方法を模索する日々。先日合格した行政書士資格を活かし、増加する外国人支援や海外進出を考える企業のビザ関連業務、英文契約書の作成などを仕事にしようと考えている。特に、英文契約は利益率も高く、効率的な収入源になり得る。
また、タイのパラリーガルの友人を通じて、ヨーロッパに本社を持つペットフード会社が日本進出を計画しているとの話が入ってきた。彼らは代理店を募集しているが、私には代理店を担う資金がないため、エージェントとして関わることを提案。これなら小資本でビジネスを始め、アプリ開発資金を確保する手助けになるかもしれない。
落選は結果オーライ?
ビジネスコンテストに落選したことで、アプリ開発の方向性も見直せる機会になった。仮に通過していたら、特許申請前のビジネス特許に関する部分も公表しなければならず、結果的に落選してよかったのかもしれない。
また、今後の資金計画としては、行政書士業務を活かしながら資金調達を進めるとともに、オンラインスクールの立ち上げや、より具体的な資金源としてクラウドファンディングの活用も視野に入れている。
人生は常に前向きに進んでいくものだと信じ、次の一歩を踏み出そうと思う