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田中和将の喉は神が与えた賜物なのか?【GRAPEVINE 2024 日比谷野音】

GRAPEVINE
The Decade Show
Summer Live 2024
@日比谷野外大音楽堂
2024.07.13


今回のライブタイトルの“The Decade Show”とは、GRAPEVINEがビクターのSPEEDSTAR RECORDSに移籍してから10周年ということで付けられたタイトル。

移籍以降の曲たちのみで構成されたライブだった。アルバムで言えば“Burning tree”以降となるわけ。

バインのバンド歴史のうちの半分くらいになるわけだからググッと範囲狭まってもしかしたら聴いたことない曲が聴けるかも?
なんにせよ楽しみだー!!


そしてライブ当日。
朝は晴れてたけどライブ前の一時間前くらい?からパラパラと小雨ではあるが雨が降ってきた。
仕方なく用意してきたレインポンチョを羽織る。

会場前に行くと、なんと待ち合わせ中と思われる燃え殻さんが一人いるではないか!!見つけ「ラジオ聴いてます!」なんてちゃっかり伝えて「あっホントですか?ありがとうございます」と燃え殻さん。嬉しい。キャッキャッしたままドキドキしながら会場内に入る。

中に入るとお昼までは晴れてたからか、それとも暑いからかレインコート着てない人も半分くらいはいる。

雨なんて降るはずがない

と、信じたいけど雨は降った😅
雨止むといいな。
いや予定では止むはずなんだけど。。

会場のカッパども(о´∀`о)


会場がまだ明るいうちにスタート!

メンバー皆んなが現れる。
気になったのは勲氏がこのクソ暑いのにジャケットを着用してること!!倒れちゃうよ!大丈夫か?

静かに始まったのは、なんと『サクリファイス』
これは本当に凄く良かったよ野外に合う。
なんてオープニングにふさわしい曲なんだろうか。気持ちいい。
改めてこの曲カッコイイと思った。
これで晴れてたらバッチリきたのに惜しいところ。

2曲目にして腕まくりの田中。
ニコニコ客席を見渡す。
雨がパラついていたから気温は少し下がったものの湿度がスゴイ。ポンチョ着てたから結局やっぱり暑い。
そんな私たちを見て「カッパどもめ…」とニヤつきながらポツリと漏らす田中和将😅

『The milk』はずっと聴きたかった曲。
私がバインを好きになって初めて行ったワンマン国際展示場のオープニングで聴いた曲。あの時の衝撃が忘れられなくてまた聴きたいとずっと思ってた曲。さすがにあの時の衝撃は越えられなかったけど、それでもやっぱりしっとりと美しい曲だった。

そしてこの日驚いたのは、今年50歳になったとは思えぬ田中和将の声の伸びだった。
もう出だしから声が良く出るわ出るわ。
曲うんぬんではなく、いや曲はもちろん素晴らしいんだけど素晴らしいその歌声を保ってくれていることに嬉しくて泣きそうになった。
亀ちゃんのワクワクを掻き立てるドラミングも素晴らしくて。素晴らしい連発になっちゃう。

『EAST OF THE SUN』気持ちいい。
〈大人びた〉のとこで海辺に佇む女の子がロングヘアをなびかせながら振り向くシーンが思い浮かぶ。誰か!この曲何かのCMに起用してよ!!笑


千代田区のアモーレたちよ♪
(千代田区って…区で言うってなかなかないよな?斬新😆)
日比谷ーー!

『Big tree song』やっぱりやったー!!
これはGRAPEVINEマーチだよ!手を鳴らせ!
そんな感じで胸を高鳴らせるもやっぱり手拍子出遅れちゃう…
メンバー皆んなのコーラスも盛り上がる。バインの曲でなかなかないけどこの曲一体感出るし楽しかったなぁ。

『Scalet A』はメロディアスでいい曲だよ。大人だね〜。大好きー!溺れさせてくれー!
勲氏間奏の一撃で髪振り乱す。パーマのモフモフが激しく揺れる。
こーゆう曲やらせたら最高なのよバインは。
次に『ソープオペラ』で色っぽい曲攻め。

『雀の子』最近ではこの曲のイントロで歓声が上がる。すっかり人気曲になったね。”CORE”みたいな位置付けになってきてる気がする。完全に雀の子は育ってる!

日比谷ー!!3年ぶりぃーー!
鳥の声が混じる。


「新しい曲も出ています」と言ってからの変な動き(ちょっとそこ通ります〜おいとまします〜みたいな手を縦に立ててチョイチョイみたいな動き)をする。
どうやらその前に手を横にスライドさせての手裏剣投げのポーズもやってたらしい。そこは見えなかったからとにかく田中さんのあの動き訳分からなくて面白かった。←後に鈍臭い忍者ポーズだと判明。

その後の新曲『NINJA POP CITY』
アニキギター気持ち良かった。
この曲は次のライブでまた聴いて深く確かめたい。

『弁天』アニキのソロと重なる亀ちゃんドラムカッコ良き。
『吹曝しのシェビィ』最高。以前初めて聴いて本当にカッコ良くて。今回もやっぱりカッコ良かった。丁度いい風も吹いてきて気持ち良かったな。

『MAWATA』の間奏と次の曲『ミチバシリ』との繋ぎ素晴らしき。てか久しぶりに聴くミチバシリカッコ良かった。

MCでこの日は「七兆曲やる」と言ってた田中。

『Ub』亀ちゃんのドッシリしたドラム好き。ある意味これは応援歌。『雪解け』のキラキラを浴びて『HESO』へ。ベースがいいのだよ。この手の曲やっぱり好きだ。そこからの『リヴァイアサン』合う!ノレる。盛り上がる!

『リヴァイアサン』→『さみだれ』→『Gifted 』に行くって温度差スゴイ。Gifted はいつも立ち尽くすしかないという雰囲気。最近の曲の中ではダントツで私はこの曲が好きです。マジでカッコイイ。何度聴いてもカッコイイ。

野外『SEX』最高でした!!
※変態ではありません!!曲名です!!ただ言いたいだけです!!
マーブル模様の映像とカラフルな照明がなんとも言えぬエロティックを演出。


【アンコール】

田中和将の「アーユーレィディー!!」でスタートしたのはもちろん『Ready to get started?』!!この曲本当にライブで聴くと盛り上がる。いつの間にか大好きになっていた曲。

夏にピッタリ『SPF』もう夜で青空は見えないけどとっても美しい曲。
ラストに聴く『Arma』の安心感と幸福感たるや。もう完全なラスト定番曲。

爽やかに去るかねやん、深々とお辞儀をするアニキ、いつも手を振ってくれる亀ちゃん、たくさんのおにぎりにぎにぎしてくれる田中和将。

そして今回、去り際一番最後にアコギを抱えてゆっくり歩く勲氏。
と真ん中のギタースタンドにアコギを置く勲氏。はっ!!これは…。

ステージ中央に客席に向かってポツンと置かれたアコギ。…そうです。

『The Decade Show』のフライヤーの出来上がりです!!

最後まで素晴らしい演出ありがとうございました!!

GRAPEVINE最高!!
おじいちゃんになってもロケンローやっててほしい!!

お分かりになるだろうか?中央のアコギが…(暗い!)
こんな可愛いオッチャン50代ってイイね👍



The Decade Show
Summer Live 2024
@日比谷野外大音楽堂
☆セットリスト☆


サクリファイス
The milk(of human kindness)
EAST OF THE SUN
Big tree song
Scarlet A
ソープオペラ
雀の子
NINJA POP CITY
弁天
吹曝しのシェヴィ
MAWATA
ミチバシリ
楽園で遅い朝食
Ub
雪解け
HESO
リヴァイアサン
さみだれ
Gifted
SEX

【アンコール】
Ready to get started?
SPF
Arma

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