ライブナタリー【GRAPEVINE×ACIDMAN】@Spotify O-EAST
GRAPEVINE
ライブナタリー
GRAPEVINE × ACIDMAN
2023.11.07
@Spotify O-EAST(渋谷)
この投稿が遅くなった理由はGRAPEVINEの部分を読んでいくと分かります…。
ACIDMANのリアルライブは初めて。
2022年のSAIという同年代バンドを集めたフェスの配信を一度観たきり。
でもその配信観て結構感動したんだよね。フロントマン大木さんが主催側としてメインで皆んなを気遣いながら取り仕切ってる姿がホント真摯で。真面目だなぁと思った。しかももちろん自分たちの出番ではカッコ良くキメてて、それがとっても素晴らしいステージでメイキング映像も見れたからそれも入ってきて自然と涙出た。凄く雰囲気のいいイベントだと思った。
それ以来いつかライブの機会があったら観たいなって思ってて。
そしてそれが割とすぐこのライブで叶ったというワケ。
ライブ当日入場の時、小さいバッグ以外のものは全てクロークに預けるようにスタッフから指示が。紙袋などのショッピングバッグはもちろん、そのほかリュックなどの少しでも大きいバッグは預けるように言われてて、自分はポシェットみたいな小さいので来てたからリュックにしてたら危うく面倒なことになってた。あれはたくさん人が入れるようにとか普通に危ないし邪魔になるからっていう配慮からなのかな?バインのライブじゃ有り得ない徹底ぶりだった。
★ACIDMAN
ACIDMANから先にスタート。
メンバー出てくる時のSEがカッコ良かった。徐々に勢いを増してく音に期待が膨らむ。最初から気持ちを上げた状態でライブに挑めた。
上手にドラムの方。下手にベースの方。センターに大木さん。きっといつもの立ち位置なんだろう。
知ってる曲もチラホラあり。
3曲目のギターのカッティングいいなとか。あんまり色々憶えていられないからそんなことしか思い出せないけど。
MCで大木さん
「GRAPEVINEって尖ってるでしょ?尖ってると思うんですよ。媚びないし……。新しいアルバムもカッコイイですよね。凄くいいのでぜひ皆さんも聴いてみて下さい。」
てな感じでまさかのバインの新しいアルバムの紹介もしてくれて笑 大木さんっていい人。
5曲目『spaced out』という曲。 バインと近い雰囲気があった曲は21年前の曲だそう。紫の照明も曲にピッタリで。気持ち良かった。これが一番カッコ良かった!
大木さんの“生と死″の話。
人はいつか死ぬけどそれを分かって生きていくのと知らないで(考えないで)生きているのとはかなり違うって話。死は怖いけどいずれ誰しも迎えること。それを分かった上でだからこそ大切に今を生きていこう。(←細かくは忘れたので多少文章作ってます(^_^;))そんなことを歌った曲です。と6曲目。
『ALMA』前に大木さん得意の宇宙の話。
スペイン語?こころっていう意味だとか。
「展望台があって…」(アルマ望遠鏡?)
「あっ僕宇宙マニアなんですよ。突然怖かったでしょ?」
新規のお客さんを気遣う大木さん 笑
8,9も激しくてカッコ良かった。
MCしか憶えてなくて本当に私の脳どうなってんの…。
でも本当に雰囲気も含めカッコ良くて初めてだし、曲そんなに知らないのに体が勝手に動いて手上げちゃうくらい盛り上がった。
ACIDMAN
☆セットリスト☆
1.to live
2.FREE STAR
3.Rebirth
4.リピート
5.spaced out
6.季節の灯
7.ALMA
8.夜のために
9.飛光
★GRAPEVINE
登場していきなり田中和将が「Are you ready ?!!」って言ったの。結構デカイ声で。それに驚いて。普段そんなこと言わないのに対バンで随分気合い入ってるんだな〜なんて思ってたら「Ready to get startedーー!!」って(新しいアルバムの中の曲名)叫んで。で、あぁReady …ねって。そーゆう流れねって。我ながら反応鈍い…。しかも後から分かったけどアルバムツアーの時はすでにその一連の流れやってたみたい。行ってないからさ…知らんかった。
アニキと田中和将が向かい合ってギターを弾き合う光景はいつ見ても微笑ましい。“This town”の時くらいしか見たことないから嬉しかった。この時の二人完全にギター小僧に戻ってたよね。
その次に『Glare』きたけどもう何?
全然見えない。前が。フロントマンも見えん。普通に棒立ちしてたらむしろアニキしか見えない。せっかく大好きな曲なのに。あぁでも気持ちいいのだよ音はね。それだけにこの状況残念過ぎる。もっと浸りたかった。
何でこんなことになってたかっていうと…。
ACIDMAN終わって、前(段差の先頭)にいた二人組の女の子たちがはける時、隣のツバ広帽子の女の人たち(3人組)に場所を譲ったの。なぜ??
普通だったら、どいた人たちの真後ろの人たちが前に行けるって思うよね?その先頭の子たちが動くそぶり見せたから、私なんてまさに『2列目にズレられる!』って思ったよ!
しかーし!!まさかの隣のお前らが横に移動すんのかーい!!!と。
そしてその結果、まんまとツバの広〜い帽子を被った女が私の視界を遮ってしまったワケです。しかもツバ広だからタチが悪い。広範囲で見えない。2列目にいた別の二人組の女の子たちなんて私より背が低くて目の前がその女の肩辺りよ。本当に可哀想だった。モロ被り。そんなことってある??
『光について』はピカーの照明あり。ACIDMANの曲でも同じ照明使ってた曲あったな。
しかし全然音に集中出来ない。
ずーっと帽子女に「見えないので帽子取ってもらえませんか?」と声を掛けるかどうするか考えてた。でも演奏中には迷惑だし(この人もどうやらバインファンっぽいし)言えないな…。演奏終わって皆んながワーッとなった時に言おう!いけ!私!と思うも勇気が出ず、そのうち拍手も鳴り止みまた静けさが訪れて…。
『停電の夜』がイントロから痺れるほどのカッコ良さだったんだ。ほぇぇ〜って。
カッコイイ…けど帽子で見えない…カッコイイ…(ステージに目を向ける→アニキしか見えない)…帽子ジャマ…バインカッコイイ…。
これを何度も繰り返し、心の葛藤と戦い、結局中盤くらいで諦めた。さすがにもう遅いだろうと。
何とか見てやる!とそいつの帽子のツバと肩の間から田中和将を覗き、背伸びして田中&亀ちゃんを見て、大きく首を右に傾け勲氏とかねやんを見る。
一応私のこの動作も迷惑かけると思って後方を確認する。後ろの人たちは比較的背が高かったから大丈夫だったはず。
不幸中の幸いはアニキが常に見えたこと。
前のまるっきり被っちゃってた女子二人組は二人で左右場所を交換しながら観ていた。
その光景を見てやっぱり言うべきだったなって後悔。私がそいつに言うことで何人が救われたことか。臆病者は救世主にはなれないのだ…。
アルバムツアー行ってないとこんなにもライブに不慣れになってしまうものなんだな。
『アマテラス』始まり方カッコイイ。大きく手を広げる田中和将。
『実はもう熟れ』ほとんど憶えてない。もしかしたらクラップするのかな?とか思ったけどそこはしなかった。ただ幸せな空間であったことだけは感覚として残ってる。
『それは永遠』が美しすぎた。
この日のこの曲を歌ってる田中和将には包容力があって全てのものを包み込むような温かさがあり、さらには全てを洗い流してくれるような神聖な感覚さえ覚えた。それゆえに楽しめていない自分が悔しくて考えるとオンオンと声をあげて泣きそうになった。
その次の『Ub』で分かったよ。
田中和将は「今こそ俺に賭けてみないか?」と言った。世界中が敵だと感じてもひっくり返しちゃうよ!賭けてみるよ。!田中和将に!!GRAPEVINEに!!そう思った瞬間だった。
ここで本編終了。
アンコールではGRAPEVINEのみで。
「ここは渋谷ですが南部の男になってくれ!!」と田中が叫び『B.D.S』スタート。
ラスト曲にACIDMANの曲とスペル違いの同名曲の『Arma』を演奏して会場内は幸せに包まれたとさ♪
ハッキリ言ってGRAPEVINEに関しては50%くらいしか楽しめてなかったと思う。
こんな思いは初めて。
こんなに楽しくない内容は書きたくないけど仕方ない。ここに残すのもやめようかと思ったけどこれはライブ記録なのできちんと残すことにしました。
読んでて気分を悪くされた方はゴメンナサイ。
次extra ってやつでリベンジするから!!絶対!!
※室内のツバ広帽子はやめましょう。
広範囲を隠してしまうような被り物は、ライブ会場着いたら脱ぎましょうね。
GRAPEVINE
☆セットリスト☆
1.Ready to get started?
2.Glare
3.光について
4.The Long Bright Dark
5.停電の夜
6.ねずみ浄土
7.雀の子
8.アマテラス
9.Come On
10.実はもう熟れ
11.それは永遠
12.Ub (You bet on it)
【アンコール】
13.B.D.S.
14.Arma
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