“2020”Live at Shangri-La 【ROTH BART BARON】

ROTH BART BARON
“2020”
Live at Shangri-La
2020.08.23


この前チケット買った時にチケット代が安くなるからって一ヶ月間無料のZaikoプレミアム会員になった。それの特典で過去のライブがいくつか観れることを知った。

そこに以前から気になってた“ROTH BART BARON”の映像もあった。これは2020年8月23日に有観客と配信と両方行われたライブのよう。

気になってはいたものの音源はそれほど聴いたことがなく、ROTH BART BARONのメンバーも構成も全然知らなかった。そもそも何て読むのかすら…正解はロット バルト バロンです！最近、ヴォーカル&ギターの三船さんが君島大空くんとイベントで対談してた配信を観て、その時初めてお顔を拝見したという状況。サクッと調べたら以前のドラムの方と結成したグループのよう。音作りも一緒にやっていたようだけど、その方が脱退してしまった今はどうなんだろう。後からちゃんと調べてみたいと思う。


その三船さんは、高音のファルセットと地声を良い具合に馴染ませて極端に変化させることなく、違和感なくとても滑らかに歌ってた。ライブ後半はずっとアコギだった。

ホーンセクションが素晴らしくて。でもサックスがいないからホーンセクションとは言わないのかな？トランペット一人とトロンボーン二人。しかも二人ともトロンボーンだったのか、はたまた違う楽器だったのか私には区別がつかなかったけど。とりあえずトリプルホーンだったと言っておこう。迫力あった！

でもそのホーン隊の方々もただのホーン部隊ではなかった！曲によっては、サンプラー使っちゃうし、ドラム叩いちゃうし、カリンバやら鉄琴？って言わないな多分。皆んなの想像する鉄琴ではない！円盤形のやつ！フルートとか。シャリリ〜ンって鳴るウインドチャイムってやつとか。横置きの箱型のアコーディオン？と呼ぶのか…。そのほかまだまだ楽器使ってた。あの楽器何？って調べて色々勉強になりました笑
それだけ色んな音使って楽しませてくれた。ある意味実験的な感じ。

歌詞がただの色恋ものではなくて、かなりメッセージ性の強いものが多いように感じた。コロナ禍でこういう曲を選んだのか、もともとこういう曲が多いのか私は深くこのバンドを知らないから分からないんだけど。とても歌ありきの人だなと。

アンコールでギター岡田さんのサプライズ誕生日ケーキ登場。色んなケーキがあるからその場で「何食べる？」って決めるメンバーたち笑
29歳だそうです。若い！！
バンドの雰囲気も本当に良く、こういう光景見れるのは仲の良い証拠だな。

三船「安全第一で色んなことを楽しいことを出来る限りできたら…」


そしてShangri-Laって大阪のハコ。シャンデリアがあって何となく雰囲気良さそうだった。このライブ40人限定だったみたいだから、お客さんもかなりゆったりしててプレミアム感あっただろうね。


一番最後に三船さんの残した言葉。

「また生き残って会いましょう！」


このライブ素晴らしかったです。
『HEX』とか『King』『England』は勢いを感じたし、『こもりうた』『オフィーリア』は静かでゆらゆら浮遊感があって開放的で気持ち良かった。
でもなんだかんだ言って、私の頭に最後まで残ってた曲が一曲目の『SPECIAL』でした。
オープニングにとっても相応しかったんじゃないかと思う。
歌詞が最後に残した三船さんの言葉とも繋がるし。

この最悪な夜を飛び出して
生き残らなくちゃいけないんだ

一年以上経った現在でも新たな変異種が見つかったり、まだまだ予断を許せぬ状況ですが少しずつ良くなって来ているとも感じているんです。

コロナなんかに負けるなよ。
皆んな。私も。
生き残ってやるよ！！

という気持ちになりました。

ありがとうございました。



セットリスト見つけられなくて歌詞辿って頑張って自分で作った！合ってるよね？？

↓↓↓

☆セットリスト☆
1.SPECIAL 
2.SPEAK SILENCE 
3.Safe House 
4.NEVER FORGET 
5.Campfire 
6.Metropolis 
7.HEX
8.ひかりの螺旋
9.こもりうた
10.Hollow 
11.Buffalo 
12.GREAT ESCAPE 
13.King
14.England 
15.素晴らしい日々
16.オフィーリア(Ophelia)
17.けもののなまえ
【アンコール】
18.ウォーデンクリフのささやき
19.ATOM
20.GHEEZY MAN
【Wアンコール】
21.小さな巨人



ROTH BART BARON『SPECIAL』