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tecteckpoo
【若年性乳がん1回目その②/2003年発覚当時の話】 Xより転載含む
その①はこちら。
そこからは、あれよあれよと言う間にたくさんの検査予定が組まれていった(はず)。
何せ、20年以上前の話(2003年当時)なので、はっきりとは覚えていない。
ただひとつ言えることは、
がんの告知を受けた
しかも25歳で
しかもリンパ節に転移していた
ということで、相当なショックだっただろうということ。
記憶はおぼろ気ながらも、必死で抗がん剤治療を回避する方法がないかを調べていたのを覚えている。
2003年当時わたしは実家暮らしだったのだけれど、自営業をしていた関係で実家には仕事用のデスクトップパソコンがあった。
わたしは夜になって家業が閉まったあと、パソコンが自由に使えるようになると、夜な夜ながんに関する情報を調べまくっていた。
抗がん剤治療が怖くて、なんとか免れたい思いで必死だった。
だから、今ならすぐ詐欺だなと分かるような記事や本も、必死に読んだりしていた。
これは今でもあるあるだと思う。
最初からすべてをすんなり受け入れられるわけなんてない。
めちゃくちゃ怖かった。
いろいろ独自に調べてみたものの、どう考えても
普通に抗がん剤治療をする方法しか
なさそうだ
という結論に至った。
そして私は、手術入院の日を迎えた。
2003年3月、私の25歳の誕生月のことであった。
続きはこちら。