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原点と軸足 #1

今の活動に至るまでの自分の足跡を綴っていきたいと思います。
拙い文章ですがよろしくお願いします。


前職

今の活動をする前は某公的機関で働いていました。
退職を決意する3年前に部署が異動となり、これまでとは全く違った業務をすることに‥。
それが、親からDVやネグレクトを受けている子どもたちを保護する仕事でした。
そして、業務を通じて育児の現状やそれを取り巻く環境を知ることとなるのですが、同時に公的機関の限界も知ることとなりました。
第三者からの通報や情報提供があって初めて動くことができるという現実‥。
知れば知るほど無力感のみが増す日々を過ごしていました。

子どもたちの気持ち

こちらは負の連鎖を断ち切るべく動く訳ですが、子どもたちからしてみれば大人の事情に巻き込まれて迷惑この上ない話だったろうと思います。
どんなに酷い扱いを受けていても子どもは親が大好きなのです。
親と居たい、家に居たいと必ずと言っていいほど泣くのです。
ですよね‥。
その子にとってはDVも含めて親なのです。
良いとか悪いとかではなくそれがその子にとっての家族の暮らしで日常なのです。
決して平穏とは言い難い日常でもそこから連れ出されることの方が辛いのです。
そんな子どもたちの純粋な気持ちを目の当たりにし、私の心は揺さぶられました‥。
つづく‥

大福







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