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Photo by
1nose10ya
原点と軸足 #5
色から感じるイメージって国籍や性別や年齢が違ってもほぼ同じなんだそう‥
▼前回までのお話
▼番外編
色の力
私が色に興味を持ったきっかけは東日本大震災でした。
被災した子どもたちの心をアートでケアをするという活動を行っているボランティア団体のニュースを見た時でした。
最初は黒と赤だけだった絵が徐々に色を取り戻し、カラフルな絵へと変わっていく様子に驚きました。
そして、描いた絵を掲げる子どもたちの表情も穏やかさを取り戻していました。
きっと黒と赤は言葉では表現できない心のモヤモヤを色で吐き出していたのだと思います。
純粋に「色って凄いなぁ‥」と感じました。
声にならない思いや言葉が上手く話せなくても、色を通してお互いにコミュニケーションができることを知りました。
子育ての中で訪れる様々な壁を乗り越えるためのツールとして大活躍すること間違い無しです。
色の学び
色の学びは自分自身を知る良いきっかけにもなりました。
私はなぜその色が好きなのか‥を知ることは、自分の性格や何に重きを置いて生活しているのか‥ということまで分かるのです。
色にはそれぞれ意味があり、自分の長所や短所を客観的に認識することにもなりました。
日常の中で色を意識すると楽しい発見が沢山あります。
戦隊モノのリーダーのカラーに赤が多いこと、牛乳のパッケージに青が多いことにも理由があるのです。
色は生活の中に溢れていて、生活の中で覚えていくものです。
そして、自分が思っている以上に色から得た印象に気持ちが左右されていることに気付きます。
元気になれる色、ワクワクする色は何ですか?
反対に嫌いな色は何ですか?
嫌いな色にも意味があります。
親子で家族で話をしてみてくださいね。
色を通して沢山触れ合いましょう!
つづく‥
大福