「らぁ麺 飯田商店」口コミ/レビュー/感想〜4番だらけのどっかの球団〜
こんにちは!にゃんぽこんです。飲食店レビュー9件目は食べログ評価4.10でラーメンランキングのトップを独走する人気店。予約ができないことで有名な「飯田商店」。
友人の友人づてに「飯田商店を食べるとラーメンの世界が変わる」と聞いて、火曜の12時。予約争いになんとか勝利し来訪。
もう、ワクワクしてワクワクして夜も眠れない1週間を過ごして都内某所から湯河原に。
結論だけ先に言うと、口に合わなかったので、飯田商店を絶賛するレビューを見たい人はブラウザバック推奨します。
今回注文したのは
・ しょうゆらぁ麺 1600円
・バター醤油ごはん 380円
・しょうゆつけ麺 2000円
。
交通費も含めるとざっと6000円。6都内のランチでコスパの良いレストランで美味しいものが食える値段。
まず、到着したのは「しょうゆらぁ麺」。
パリパリしていて香りも強くてとても美味しいノリ、丁寧に作られていて味わい深いチャーシューと、トッピング類は非常に美味しく、「流石に金かかってんなぁ」という印象を受けた。
だが、スープを口にして評価は変わる。
たしかに、一口目を啜った時はシンプルに美味しい。
しかし、透き通ったしょうゆベースの一見"あっさり"に見える風貌にも関わらず、実際口にしてみるとめちゃくちゃ油を感じる。
食べログの評価が高くて結果的に満足度が低かった店の特徴として、1口目だけ美味しくて、食事が中盤に差し掛かる頃にはしんどい濃さの演出があるのですが、まさにそれでした。
続いて麺。柔らかすぎないか……。細くて柔らかい。スープがサラサラしてる割に油っこいので、油ばかりが麺にまとわりついていてしんどい。
ちょっと口に合いませんでしたね。
Next
バター醤油ごはん。
あまり美味しそうには見えなかったので、写真は撮りませんでした。
家系ラーメンのおかわり自由で出てくる白米よりはマシだけど、ちょっとカピってるごはんに醤油と胡椒がガッツリかかっていて、バターの香りがあまりしない印象。
どちらかというと「バター醤油ごはん」よりも「胡椒醤油ごはん」のと言ったほうがしっくりくる。
ちょっと残しちゃいました。
そして、醤油つけ麺。
こちら、醤油つけ麺。スタンダードなつけ麺と蕎麦風の麺(というかそば)の2種の麺と二種類のつけ汁を楽しむ。
こちら、本日注文したメニューの中では一番美味しかったと思う。
またもやトッピングのカモ、チャーシュー、マッシュルームは絶品で、特にマッシュルームがお気に入り。
醤油らぁ麺でもそうでしたが、海苔が美味しい。今度はその美味しい海苔が4枚ついていて、そこはシンプルに嬉しかった。
つけ麺のつけ汁も先ほどのスープと同様、やはり油分が強い。つけ麺と言えば濃いスープを麺に絡めて食べるものだが、このあっさり系に見えて油分が強い状況に全く慣れない。
ラーメンの麺とは違い、太くてコシのある麺だったので、麺自体に対する不満はなかった。
途中で味変の鰹出汁と卵白かな?が混ざった汁を渡されるのだが、そいつを麺に絡めてからは非常に美味しいつけ麺と感じた。
ただ、蕎麦麺の方はなんというか「ラーメン食いにきてなんで俺蕎麦食ってるんだろうか」と言う気分になってしまい、純粋に楽しむことができなかった。
流石にちょっと量が多かったなと感じつつも完食。
ごちそうさまでした。
らぁ麺 飯田商店 レビュー/感想 まとめ
個人的に2回目は無いかなという印象。
熱心なラーメンフリークとは言わないまでも、人並み(週に1~2回程度)はラーメンを食っており、食べログの評価と自分の好みが合わないことを経験することもしばしばありました(直近でも100名店に分類される有名店が全く噛み合わなかった)が、ここまで評価が噛み合わない店は初めてでした。
トッピングは全体的にレベルが高く、しっかりと予算と手間をかけている印象。いや、麺・スープも手抜きは一切感じられず、手をかけている印象は受けましたが、柔らかい麺はちょっとやりすぎ感が否めず、ラーメン発見伝で大仏顔の男が言っていた「キミのラーメンは…4番だらけのどっかの球団みたいな味がする」がしっくりくる感想。
2023年3月現在、食べログ評価で唯一4.0以上をマークしている店舗として「他の人の口コミはどうなっているんだ?ここまで高い理由がわからない」と思い、調査してみたところ、飯田商店さんには熱心な常連さんが多いように感じました。
私は大人しく都内で視界に入ったラーメンを食べることにします。
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