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初めての受診

声が出なくなった翌日。近所の耳鼻科に行きました。
声が出ない事、誤嚥する事を伝えると、ちょっと診てみましょうね、と内視鏡で喉の様子を診てくれました。

鼻の穴にスプレー式の麻酔をシューっと吹きかけ、しばらくしてから内視鏡を奥へ奥へと沈めていきます。

モニターに映った私の喉。これが声帯だよ、と説明を受ける。
「ちょっとアーっと言ってみて」
カスカスの声でアーっと発声してみると、片方の声帯しか動いていない。

「あー、片方麻痺してるねぇ」
「紹介状書くから大きな病院に行って診てもらってください」

という事で、国立国際医療研究センター病院に行くことになったのです。名前ながっ!
通称「国立医療センター」

歩いても行ける場所にあるので昔から知っている病院ですが、とうとうお世話になる日がやってきました。

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