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パトレイバーの映画を親子で見に行った話

僕はアラサーだが、僕が産まれる前の作品に心が震えた。
事の発端はパトレイバーTheムービーが2026年の映画化に際しリバイバル上映に遡る。

父がパトレイバー好きだったなと思い2026年の公開楽しみだねと送ったら、そのページに書いてあるリバイバル上映に目が行ったらしく、当日に「行かないか?」と聞かれええけど急だね?!となって今に至る。

実は以前もこの映画は拝見しているがその時は4DX上映だったのでその時とはまた感覚が違った。けど、同じ部分もある。序盤ヘリコプターが飛び暴走レイバーを止める為の部隊が配置に着くあの時の音。ドキドキと今から事が始まるのだと言わしめる音。パトレイバーが今から出動という時にかかる爆音の管楽器音。今から来る、来るぞ!という感じが滲み出ていてとても好きだ。

パトレイバーの作画が実はとても好きで、最近のアニメは良くも悪くもみんな顔が綺麗過ぎてあれくらい人の骨格や顔のパーツが特徴的な作画が凄く好きだったりする。あと、令和には中々眉毛が太くて目に近ければ近いほどイケメンみたいなキャラが余りいないので、女性キャラも男性キャラもわー!!すき!!!となる人ばかりなのだ。

上司2人とも大人の色気しかないだろ。好き過ぎる。

パトレイバーは他のロボ系アニメよりもエンジニアとパイロットがロボット、を動かすという部分に重きを置いているイメージがある。この映画が作られたのが30年以上前なのでちょっとレトロレトロしい装置の数々がまた味を出している。

レイバーを悪者にしてはいけない、という心意気も素敵だった。あと、上司が有能過ぎて好き。

ロボットは何も悪くない、悪いのは全部人間のせい、というのは今の世にも言えることかもしれないし、来たるべく未来を感じさせた。

スマホやインターネットが悪いんじゃない。使っている人間が悪いだけなんだよな。
僕は機械に弱いのであんな風に弄くり回す事は出来ないが、だからこそ憧れるなぁと思う。

パトレイバーを見たあとの父はとてもニコニコしていてテンションも高く、好きな事を好きだ好きだと子供のように言える様になれる時間が、父には必要だろうなと思った。

一緒に見れてよかった。いつまでも僕らに夢を見させてくれたら嬉しい。2026年の映画も楽しみだ。

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にゃん五郎
猫缶代、いつでも待ってます。