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鹿鳴館キリコのいるスイパラコラボに行った結果Vtuberという概念が改めて好きだと感じた話。
その昔四天王などと言われた黎明期から数年。四天王もほぼ引退・休止していった昨今。
今日初めてにじさんじコラボカフェに行ってきた。
上の話と繋がらないとかではないんだ。
にじさんじコラボカフェを見て、そこに鹿鳴館キリコが並べていること自体に感動したし、Vtuber好きな人が本当にいっぱいいるんだなぁと改めて思ったりしたという話がしたい。にじさんじという箱が好きな人、Vtuberの○○さんが好きな人、色々いると思うが、久しぶりにこうだったな、Vtuberって。と思った話をしようと思う。
元々Vtuberの概念が好きで、僕自身Vtuberになって4年半を超えている。
しかし今では沢山のVtuberがあまりに多すぎてほぼ追えていないし、切り抜き動画の方がよく見てるのではないかという程度になってしまった自分。
以前にじさんじコラボの機会は何度かあったが自分の様な半端者がいくのもどうかと思い断念していた。しかしその後ずっと行かなかったことが小さい小骨の様な後悔を生んでおり、今回スイパラコラボが7月にあるということで行くことを決意した。
そもそも自分にはあまり物欲がなく、グッズ系を集めないことも相まってコースター目当てに死ぬ程ドリンクファイトをしている友人を知っていると「自分の様な最新情報も追えてない半端物が…」なんて思っていた。
そんな時改めて考えてみた。自分はVtuberのどこが好きなのかと。容姿、中身、中の人、ゲーム、雑談?どれもそうで違う。
自分にとってVtuberの良さは二次元だが三次元であるということなんだ。
それ故に繊細で、今を生き、変わっていくコンテンツであることが好きなんだ。
誰がデビューした、誰が引退した、動画を出した、配信をした、そのすべてがその人のその日生きた証。
実況者との違いは?と聞かれれば二次元性と僕は答える。
今では実況者さんもキャラクターを出していたり、Vtuber化もしているが、個人的にVtuberの特性という意味ではバックボーンがメタく言うと二重にあるのがとてもいい味をだしていると感じている。
本当はきっとマフィアやピエロなんかじゃないんだろう。アイドルでも中学生でもないんだろう。そんなことは皆わかって、でもあえて言わずに楽しんでいると思う。二次元の世界で生きている彼らに想いを馳せながら、三次元の生きている彼らも追うことが出来る。楽しいの二重取りが出来るのがVtuberだ。
なんて壮大なことを考えた結果、今コラボカフェは今この瞬間にしか出ていない。今逃したらこの体験は一生できない。と思ったら最後、僕はスイパラを予約し、にじさんじをやんわり知ってる位の友人を連れてスイパラへ向かった。
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今までVtuberは好きだが、特定のVtuberを好んでずっと深く追うことが出来ていなかった為、僕にはVtuber好きの友人は居なかった。ヲタク達は良くも悪くも凄い一つのことに入れ込む人が多い為、ミーハーに見える僕の行為はあまりよくないのかもしれないな、と思って隠していた部分もある。
しかしそんなことはスイパラでは関係がないのである
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皆が個別にVtuberを楽しんでいる。きっと○○の推しなんだろうな、みたいなドリンクタワーが建設されていたりした。アクスタがまだ3日だというのに完売している人が居たりと現場の熱を感じた。皆個々に楽しんでいる。
誰も!!自分を見る人などある意味でいない!!
目の前の推しをただ皆楽しんでいた!!!!
そう。僕はただこの文化をめでたかった。推しが今を生きている証が感じられればそれでいいし、その一端を自分が担えているというこのふんわりとした一体感に、どこか懐かしさを感じた。
個人Vtuberが出だした頃、次々に出てくるVtuber達、成長していく姿、技術改新。これから育っていくぞ!という全体の活気だった雰囲気が僕は好きだった。僕は雰囲気でVtuberを好いているんだ。
故に、このコラボカフェの雰囲気は僕にとって最高だった。昼のド平日でこんなにも満員になるものかと。画面上に書いてある数字とはわけが違うなと、改めて感じた。
鹿鳴館キリコが他Vと並ぶ奇跡
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今回お嬢様コラボで、かつ百満点原サロメお嬢様憧れの存在というのに、実際はジョー・力一の元祖オーディションで3分の枠に18分もの大枠を送り付けた際に登場したスーパーマックスがっつり金持ちセレブぶちかましVirtualYouTuberお嬢様。それが鹿鳴館キリコだ。
つまり鹿鳴館キリコはジョー・力一であり、しかし違うのだ。
鹿鳴館キリコがいなければジョー・力一は居なかったし、ジョー・力一がいなければ世に出ることのなかった存在が鹿鳴館キリコなのだ。
そんな稀有な存在が徐々に輪郭をあらわにし、次第にLive2Dの肉体を得て、2022年のエイプリルフールには概念で乗っ取り、以降ゲーム実況をしたり、歌ってみたに出演したり、他Vとコラボしたりと今では完全に独り立ちしている鹿鳴館キリコ。彼女こそ本当にVtuberのいい所と取っているし、なんならこのスイパラの等身大パネルの並びは実質[「ジョー・力一が二人いる」という意味にも捉えることが出来る状態なのだが、それでも確かに彼女はここにいた。なんなら専用のコラボメニュー(クロワッサン)があった。どうなっている。
本人も本来は鹿鳴館キリコ様でデビューがしたかったとも以前から語られており、そんな彼女を改めて概念として世に出しプロデュースした元祖Vママでもあるジョー・力一。今回のスイパラコラボは快挙と言えるだろう。
元々ジョー・力一が好きだという引け目はもちろんもりもりにあるという前提もあるが、それはそれとして、一人のキャラクターとして鹿鳴館キリコがあの並びに立つ。そのこと自体が僕はとてもうれしかった。
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鹿鳴館キリコ様というお嬢様が、僕の好きなVtuberの概念を改めて思い出させてくれた。このコラボに集まった人達が、にじさんじのライバー達が、この世界が好きだという事を改めて伝えてくれた気がして、今日来れてよかったなぁと改めてしみじみ感じた次第だ。
推しは推せる内に推せとよく言うが、これからもこの思い出を胸に「自分なんかが…」と卑屈に考えず、そんな小さな集まりが今のVtuber界隈になったんだと前向きに今後も楽しんでいきたいなと思う。一生の思い出を是非、皆も作ろう。
帰ってからこの曲を聞いたらうわぁ!!!ってなったので皆もうわぁ!!!ってなって。ではな。
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