帳尻合わせは任せっきり

｢だぁーっ！来月の生活費を稼ぎきれてねぇ｣と、身体に鞭打ちながら仕事に取り組み始めた昼下がり。仕事を開始して30分、ふと、ところで口座にいくらあったっけ？と確認してみれば、足りそうなことが判明。
本当にすぐ忘れてしまうのだけれど、やはり帳尻合わせは私の仕事ではないのだなと、腹痛あおむしの私は早々に仕事を切り上げ、ゆるりと過ごすことにした。

(ここまでで3文)

なんとかなるし、なんとかすると思って生きているので、本当にすぐ、なんでも自分で片付けがち。
ただ一方で、なんで私が帳尻合わせせにゃならんのだ！そっちが合わせろよ！と超絶強気マインドで生きている節もある。そっちとは、なんでもいいのだが、大いなる源とかハイヤーセルフとか守護霊とか、人間以外の目に見えない力みたいなもの。私に生きていて欲しけりゃ、私が元気に生きていけるだけの充分な日当よこしなさいよ(君たち、私を生かすのが仕事だろの意)と考えているのだ。その代わり、私は私にできること、私が私を活かすことに集中する。これが私には腑に落ちていて、この馬鹿みたいな強気マインドで生きるようになってから、一度も困ったことはない。なのにほんとすぐ忘れて自力でなんとかしようと足掻いてしまう。染み付いてるなー……と思うけれど、30分で思い出せるくらいには薄れてきたんだなとも思った。