悠遠に伸びる道「就実の丘」より - 北海道旅行 2021 / 最終日
旅行最終日は旭川を少しドライブする。
「就実の丘」という、いかにも北海道らしいスケールの大きな景色の見られる丘へ行った。
雄大なパノラマが見えるはずの場所だが、あいにくの天気で視程は短い。
なだらかなアップダウンは周氷河地形。二日目に礼文島で見たものと同じである。天気のせいもあってか、他に人はほとんどおらず、静かな田園で北海道を感じていた。
本州にはツキノワグマしかいないが、北海道にはヒグマがいる。どちらも遭遇したらひとたまりもないことには違いないが、ヒグマの方がかなり図体が大きいので恐ろしい。
ちなみにまだ遭遇したことはない。
冬は除雪されないため来ることは難しいそう。次はよく晴れた夏の日に訪問してみたいところ。
旭川に戻ってきた。市街地もすっかり紅葉が進んで秋の気配。もうすぐ冬がやってくることを冷たい風が知らせるよう。
帰路へつく。
新千歳空港へ向かう道中、新札幌で手早く昼食を済ませた。
新札幌から新千歳空港に向かうにあたって、最も正しい選択は快速エアポートに乗ることなのだが、せっかく特急も乗れるフリー切符だったからあえて特急北斗に乗ってみた。この特急は新千歳空港には行かず、南千歳で乗り換える必要があるから、快速エアポートに乗るよりむしろ手間が増える。
そのうち北斗も完乗したいところ。札幌から函館までを結んでいる特急だが、こちらも相当時間がかかる。北海道は持ち手部分も大きい。
そして新千歳空港に到着。
行きの羽田ではタラップ車での搭乗だったが、新千歳ではボーディングブリッジでの搭乗だった。
そんな感じで4日間の行程を終えた。
秋の北海道は観光シーズンというわけでもなく、観光客は少なめに感じた。レンタカーも夏のように特別料金がかかるわけでもないし、かといって雪があるわけでもないので割合に良いシーズンかもしれない。ただちょっと寒いかも。
今回のようないろいろな都市を巡る旅程にすると、移動に相当な時間を食われてしまうから、次来るときはもっと都市を絞って観光しても良いかな…という気持ち。
以上!ではまた
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?