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3年間のこっそり抱いていた葛藤 Makersのデモデイ前日の等身大の私
明日、makers universityのデモデイです。
大好きなmakersの友達が粋な投稿をしていて、私も等身大の今を記録するために書いてみます。
Makersに入るまで
「高校生の夢を叶えられる人になりたい!高校生のお母さんになる!」
20歳のときにこの夢を抱いてから、今と比べるとキラキラしていた大学生活からどんどん離れていってしまいました。笑
当時の彼氏と別れ、サークルの幽霊部員となり、バイトとインターンをやめて、夢を叶えるためにいろんな人に押しかけては学ばせてもらう毎日が始まりました。
それまでのバイトやインターンは、何をしたらよいのか教えてくれました。
やっただけ、できるようになることが増えて成長している感じがして安心しました。
頑張ると認めてもらえて自信もつきました。
でも自分でやっていくのはとても大変でした。
いっぱい間違えて遠回りしちゃう。
単純作業ばかりで成長している実感がない。
誰もほめてくれない。(笑)
選択の責任を誰かにお任せしている状態は、自分で何かするよりずっと楽でした。
ITベンチャーとかでコードを書いたりしてメキメキ成長している同級生の友達を傍目に、「私こんなんでいいんか?」と思うこともありました。
人間関係もたくさんつまずきました。
一緒にやっていた仲間やメンターの不満を爆発させてしまい、みんないなくなっちゃった時がありました。
自分の大切な想いを理解してもらえず、友達に心を閉ざした時がありました。
誰かが自分の悪口を言っている気がして、顔を下に向けて逃げるように大学に通っていました。
大好きだったコミュニティに顔を出すのが怖くて、居場所をなくし孤独でした。
鬱っぽくなって、東京を抜けて数か月療養したりもしていました。
そんなこんなで一度諦めてしまいました。
それでも、夢にむかって頑張る自分でいたい。
高校生に憧れられる、かっこいい自分でいたい。
そう思い、Makersに応募してもう一度頑張ろうと決めました。
Makersでの実践~モヤモヤと理想の自分との葛藤~
Makersから、人脈、考え方、素晴らしい機会、メンター、そして大切な仲間をプレゼントしてもらいました。
そのおかげで、自分のやりたかったことにチャレンジでき、(七転八倒しつつも)描いていた夢にどんどん近づいていけました。
前に進んでいく中で、初夏くらいから小さな違和感が芽生え始めました。
その違和感は、次第に大きくなっていき、無視できなくなりました。
「これが本当にやりたいと願ったことなの?」
「これをやめたら私に何が残るの?」
「ただ辛いから逃げたいだけなんじゃない?」
モヤモヤは膨らんでいきます。
秋には、いよいよ心の声を無視できなくなりました。
前に進んでいるときより、悩んで立ち止まっている時期のほうがずっと苦しかったです。
夢にむかって進んでいる人、自分で道を切り拓く人を自分の理想としていたから、そうじゃない自分がかっこ悪い気がして認めがたくて。
そして、秋になり、教育関連の活動をやめようと決めました。
悩んでいた時より、これまでお世話になった方々や大好きな仲間のみんなにどう顔向けしたらいいか、どう伝えたらよいか考える時のほうが一層苦しかったです。
(↑いっぱい悩んでは書いたノートたち)
どうして道半ばでやめる決断をしたのか、まだ自分でもうまくまとまっていません。
そのため、お世話になった方々にうまく伝えられず、ご恩をあだで返すように感じられた方もいらっしゃったかもしれません。
本当に申し訳なく思っています。ちゃんとご理解いただけるよう定期的に発信したり、ご連絡を差し上げていくつもりです。
等身大の今
正直あんまり表立って人とお話したい気持ちではないです。
教育関係の方とのお話や、進路相談、イベントの登壇のお誘い等本当にありがたいことだって思うんですが、できたら今はご遠慮いただけると嬉しいです…
頼まれると断れない性格なのでどうか忖度してくださると嬉しいです笑
(身内の仲良しの人や日頃お世話になっている先輩方とはお話して気持ちを聞いてもらえたらうれしいです…わがままですみません!)
そして、頑張って前に進んでいるMakersの友達の活躍がまぶしくて、自分がふがいなくなっちゃうのでFacebookなどあんまり開けていないです。
いいねもなんだか押せなくて。
(イベントやクラファン等、拡散とかちゃんと手伝えなかった人ごめん!!!)
Makersのデモデイもシェアをお願いされてたけど、今日までできなくて運営の皆様本当にすみません…。
ただ、今日運営の内野さんのMakers生への思いを綴ったnoteを読みかえし、Makersのみんなのデモデイに向けてつづった投稿を読み、心が揺り動かされたのでやっとこさシェアしようと思い、このnoteを書いた次第です。
(以下内野さんのnoteの引用)
世間が空前のお祭り騒ぎで沸く中、ただひたすらに自分自身と事業に向き合うことになる。間違いなく思い悩み、葛藤することが多い日々を過ごすことになるはずだ。
これまでの先輩たちも順風満帆だった人は一人もいなかった。
不安や恐れ、プレッシャーとの戦い、創業メンバーとの別れ、減っていく貯金や資本金、信じていたはずの事業への違和感。
信じていたものが信じられなくなって、心折れそうなときが絶対にやってくるはずだ。
…このノートに書かれたことがその通りになりました。
そして、その孤独を救ってくれるのがMakersで出会ったメンターと仲間だということも内野さんの言っていたとおりでした。
1年前は、高校生のキャリア教育事業を始めた起業家としてのスタートラインに立てている自分を想像していました。
当時思い描いた自分の未来とは違うけど、この1年楽しむことにも悩むことにも一生懸命になれました。
そして、今は挑戦してみた結果、違う道を主体的に選んだんだと思っています。
きっと逃げじゃないと思います。
今後
今はまだ自分のmissionを探している段階です。
対立する2つのものから共通する付加価値を見出して共存できる道を探せる人になりたい、というざっくりした方向性はあります。
多様性を受容する社会をつくって平和の構築に寄与したい思いからきています。
ただ、具体的にどうしたらいいのか、何をしたらいいのかはまだ分からなくて、これから探していきたいと思っています。
まずは一番関心のあるメディアと政府の関係性について探求していきます。きっとやっていくうちに少しずつ関心の所在や自分のミッションに近づけるんじゃないかなと期待しています。
また、今回持続可能な取り組みにすることと構造的にとらえることの重要性を痛感したので、就職してみっちり修行させていただこうと思います。
Change makeできる人であれるように、Makersや自分の道に向かって突き進んでいる友達、先輩方とこれからも同じ視点で話ができる人であれるように、視座を下げずに一歩ずつ進んでいきたいです。
明日デモデイだよ!
こんな大きな気づきとたくさんの宝物をくれたMakers Universityの年に1回の祭典が明日あります。
ご都合がつく方、私たちみんなの1年の歩みを覗きにいらしてくださいませ^^