2024.08.23 本日のトレード
こんにちは。昨日のトレードでも多くの失敗、損失を出してしまいました。が、過去を悔やんでも仕方がない、今ここに集中する、と思い直して今日も取り組んでいきたいと思います。
大きな損失を出すような失敗はしんどいのですが、改良ポイントや気付きを得られる大きな機会でもあると痛感しています。もちろん出来ることなら、このような痛みを伴わずに、事前学習してこのような事態を回避したいです。本当にそうしたいです。が、なかなか出来ません(苦笑)毎度、自分の愚かさ・弱さに向き合いながら、一つずつでも改良して前に進んでいくしかない、と言い聞かせています(笑)
トレードアイデア
1. ドル円(USDJPY)
下記画像の様に、本日10時頃にトレードアイデアを立て始め、PP 145.88付近からのショートを狙えると思った矢先に、PPタッチして、戻りもなくそのままオプション情報のある 145.5に向かってしまった。これはノートレード。
さて、次のチャンスはどこか?
一時的なレンジ環境(上辺146.25~下辺145.25とした)を疑う。本日の始値の146.25は、今日23日期日のオプション情報があり、再度ここのレンジ上辺に戻っていく可能性を疑う。
最初のポイントは、①レンジ下辺 145.25 からのロング(買い)を狙いたい。そして、次のポイントは、②レンジ上辺 146.25 にタッチしてからのショート(戻り売り)もチャンスになるかもしれない。
なお、145.50から上への反発もあるかもしれないが、下に145.25の情報があるので下に押し戻されるリスクが残るため、ロングを仕掛けるのは 145.25 である。
ただし、先物価格が 144.19と下にあるのが気になるのと、今夜23時にはジャクソンホール講演を控えているので要注意。確度の高いトレードチャンスが見出せないならやらない。
2. ユーロドル(EURUSD)
昨日立てたトレードアイデア(下記)は引き続き有効と見受けられる。昨日22日の値動きは予想通り。今日23日は目ぼしい場所の情報がなく、先物価格が現在価格の上にあり、横這いで動かない可能性を疑う。従って、ユーロドルは本日トレードしないことにする。
昨日のトレードアイデアの値動き進捗をマッピングすると、下記画像のようにほぼピッタリの値動きになった。改めて、自分の様な裁量トレードを全く経験のない初心者が、師の教え・手法を学び、ここまで精度を高められる再現性の高さに驚愕する。感謝してもしきれない。ただ、自分が出来る小さなことを続けていく。
3. ゴールド(XAUUSD)
大局的にみて、大きな下落調整が入る可能性(プランB)が視野に入ってきた様に思える。しかし、現時点では依然としてトレンドライン(斜め線)を見ても、上目線の方がどちらかと言えば優位なように思える。従って、しっかり値動きを待ってから慎重に判断することを心掛ける(早仕掛け防止)。
さて、次どのように待つか?
プランAの流れか、Bの流れか見極めること。と、ここで日記を書いていて気が付いたが、プランCを書き記しておく必要がある。
プランCとして、「本日のピボットポイントから下落に向かう(プランBの最初の流れ)が、トレンドラインやサポートラインが意識できる 2575 ~ 2580 で反発して上昇する動きとなる」可能性がある。これは大局的には、引き続き上昇トレンド継続(プランA)となっていくシナリオの短期的な局面として捉えられる。
このプランCは、逆張りなのでエントリータイミングが重要で、かつサッと手仕舞いしなくてはならない。
エントリーは 2575とする。2580もあり得るが早仕掛けになったり、仕掛けた後に戻されたりするリスクを負うことになるのでやらない。
その場合のターゲットは、元のピボットポイントを想定するが、その半分でもかすめ獲れれば十分である。
今現在、ピボットポイントから下に下落しており、プランCのシナリオになることを疑う時間帯である。
トレード遂行結果
1. ドル円(USDJPY) … トレードアイデア通りに実行・利確済 +29.5 pips
エントリー時:事前のトレードアイデア通り、145.30にアラートを仕掛けて待っておき、アラートが鳴ったので、見ると反発し始めていたので、素早く成行エントリーをした。
利確時:日中の動きから145.5のピボットポイントを超えて上昇していないので、ターゲットを145.8として想定しつつ、腹八分目で利確決済することを決めて臨んだ。エントリー後の15分足の3本目が急にガツンと上昇したタイミングでサッと手仕舞いした(145.726での利確)。
振り返り:これまで利確をサッと手仕舞いするということが1度も実行できたことが無かった。過去の体験から、TP指値でターゲットまで待つトレードを除くと、途中での利確はいつもモヤモヤが残っていたが、今回は自分で事前にここで手仕舞いすると決められていたので、モヤモヤもなくスッキリした利確を体験することができた。
改良ポイント:ロットサイズ(今回は 2ロットとした)に関して、今回は確度が高く、かつエントリーポイントも良し。プロフィットファクターは非常に高いものだったので、ロットサイズを2倍(今回なら 4ロット)にすべきだった。ロットを確度に応じて調整することが、コツコツドカンのトレードにならないために1つの鍵となるので、次回はここを改良する。
2. ゴールド(XAUUSD) … 観察中
下記の通り、プランA(上昇トレンド継続)の方向性に進行中。引き続き、モニタリングを続ける。今日は、週末でジャクソンホール講演も控えているので、難しいトレードはやらない。
追記:XAUCNH(中国勢の動き)を監視する
下記画像のように、意識ラインからの上昇傾向が確認できれば、XAUUSDでの買いを検討する。直近では、XAUUSDの2500にタッチしてからの上昇を疑う時間帯(上記プランAのシナリオ)。
この追記をしている夕方18時に、ちょうど1番手前の水平ライン 17835を上抜けた。引き続き監視する。とはいえ、これから夕食・入浴など家事育児の時間帯に入るので、トレードはしない。トレードに集中できる時間帯までチャートの観察に徹する。(必ず次のチャンスは訪れて、自分はその乗り場を見つけられるのでやらない。)
追記2:検証① ゴールドの短期順張りデイトレード(イベント前) … 損切り撤退で終了
エントリー前:家事育児が落ち着き始めた時間帯、今夜23時ジャクソンホール講演イベント前に、それなりに規則正しい上昇トレンドを描いて2500まで到達していた。プランAの流れ。
トレード判断:高値安値の切り上げが続いていたので、フィボナッチリトレースメント(FR)を使って戻りの位置を推察して引き付けたポイントでトレードを検証すると決めた(リスク・不確実性を承知の上でやるとした)。
エントリー時:添付画像の様に戻りの位置をある程度見定めた。FR 50%の戻りが起きていたので、ここから上昇を疑ってエントリー。タイミングは悪くはない。
損切りで終了:目論見通り2502を超えて2504まで一時だけ上昇したが、続かなかった。思ったように動かないのでおかしいなと疑問を感じつつ、撤退準備をし始めた(ローソク足の動きを観察して、これまでの経験から嗅覚の様な判断をしていた。今思えば、トレード中に自分のトレードアイデアや目の前の値動きに疑問を感じたら即撤退するのが良い、のだと改めて腑に落ちた)。そして、撤退した。その後、ジャクソンホール講演の30分前から急落が始まった。自分もイベント開始前に手仕舞いしたかったので、最大30分前でどんな状態でも撤退する、と決めていた。この急落は自分のようなロング勢が皆こぞって利確や撤退をしたからではないかと思う。この体験から、イベント直前にはこのような手仕舞いの動きが起きることがあると心得て、ポジションを基本的に持たないこと、を守っていく必要があると実感した(こんな当たり前のことなのに、自分は損失という形で痛みをくらわなければ学べなかったのだ、と痛感した。聞こえ良く言えば、実学・実体験から学ぶ必要がある。自分の場合は特に。このような失敗をせずに習得できる人はいないように思う。もしいたらセンスの塊の様な人だ。)。
改良ポイントや気付き:
規則正しいトレンドに見えた時、エントリー直前の高値の切り上げが弱めだったので、ここらで上昇が落ち着くかもしれないという考えが思い浮かんでも良いはずだ。次回から高値安値を見ていく時に意識することだ。
今回は自身の実学を優先しつつ、このトレードアイデアは、リスクはあるが、チャンスがあると見えていた。だから実行を決めた。これも同じだ。事前にリスクを精密に評価出来ていないのだ。
ここで事前に考慮できていなかったのは、高値の切り上げが弱めであること。ロング勢のイベント直前の手仕舞いが想定されること。
これらが事前に考慮できていたら、やらないという判断をできたように思える。
コツコツドカンの改良方法は1つだ、と教えて頂いた。超重要。
『コツコツドカンを防ぐには、方法は1つしかない。今やろうとしているトレードがどれくらいのリスクなのか毎回毎回ちゃんと把握して、稼げる時にガバッと稼いで、難しいなって時にリスクをおさえてコツっと稼ぐしかないよね。だからコツコツガバだよ。もちろんリスクを把握する手順ていうか知識を手法に組み込んでないとそれすらできないけどね。』
これまで手を抜いてた訳ではない。その時々の全力の力量で、トレードアイデアを立て続けていたと思う。ようやく、自分がリスク・不確実性を十分に認識出来ていない(結果として軽視してる)、という課題を抱えていると認識した。これは、トレード日記を書いて、己を見つめる時間をアウトプットし始めてから、ようやく辿り着けた。以前は自分のトレードノートに学びや気付きを書き溜め続けていたのだが、この時はこの問題をしっかり捉えることが出来なかった。
追記3:検証② ドル円、重要イベント時間帯にトレード遂行
エントリー前:事前に立てたトレードアイデアの値動きが再現される中、ジャクソンホール講演が始まり、通常時なら仕掛けるポイントまで下落。先物やオプションの情報があるポイントで一見ピタッと止まった様に思えた。
エントリー判断:言うまでもなくリスクが高い。しかし、先物価格でピタッと止まる体験にこれまで沢山の驚き(再現性の高さ)と成功体験がある。今回の重要イベント時でもワークする可能性がありそう。… やってみる。実験的に検証すると決めた。どうやら、分かっていたことだが、良く言えば、自分は体験学習を好むらしい。。。
エントリー時:事前のトレードアイデア通りの仕掛けるポイントで買い。値動きをモニタリング。
損切りで終了:数回は反発情報に向かい、+10-15pipsの上昇があったが、そのあと続かずに停滞。仕掛けたポイントで、売り手と買い手の強い攻防戦が観測される。他のクロス円通過ペアを見ると、更に急落していたが、ドル円だけはこの仕掛けたポイントで攻防戦が起きて止まっていた。最終的には、この堤防が打ち破られて、そのあとは一瞬で強い下落になった。撤退プランが甘かったので想定以上に損失出してしまった(ドカンの一歩手前だ)。
改良ポイントや学び:
重要イベント時はトレードアイデアの確度が下がる(当たり前・涙)。自分は本当に愚かなので、実際に自信のあるトレードアイデアでリスク承知で検証してしまった。改良ポイントはシンプルだ。ただ重要イベントや指標時(直前・最中・直後)にはトレードをやらない。ただそれだけ(涙)。
ここで己を探究しておくと、冒険心なのか好奇心なのか、少しの可能性が見えたら実験・検証してみないと気が済まないような特性がある。。。トレードという職業をマスターしていく道中にはかなり厄介な特性だ。素直に教えを忠実に守れれば回避できる損失や失敗が沢山あるじゃん(涙・そして諦めの笑い)。世の中には、教えて頂いた事をそのまま忠実に守って行動できる人もいるだろう。今回の一件は「重要イベント時にはトレードをやらない(当たり前・涙)」という言葉にするとシンプルな教えをただ守るだけだった。(最初痛い目を見て体感で理解して腑に落とすまでは)これすら自分は、まともに忠実に出来ないのだ。まじで要領が悪い(涙)。まずはこの特性を自認し、受け入れる。そして、必ず見つけて腑に落ちた改良ポイントを積み重ねて自分のものにしていく。
今日も1日を終えて、トレードから沢山の学びや気付きを得られる、豊かな体験に恵まれたことに感謝をする(ポジティブ・笑)。
追記4:ジャクソンホール講演後の値動き(23時→2時)
凄まじい上下動、想定外・想定以上のドル売りが観察できる。これだけのリスクがあるのだから、トレードやってはいけないよね。。。事前のトレードアイデアの確度なんて、このリスク・不確実性を前にして、維持できるわけがないよね。。。