2024.09.02 本日のトレード
おはようございます。9月に入りました。今日はレーバーデイで米・加の祝日です。また、経済指標が怒涛の様にある時期です。ADP雇用統計や、雇用統計などの重要指標が控えているため、相場参加者の多くが様子見になる可能性も考えられます。基本的にトレードはやらない日です。
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9月2日 米・加祝日 Labor Day
9月3日 ISM製造業
9月4日 JOLTS求人件数
9月5日 ADP雇用統計、ISM非製造業
9月6日 米雇用統計(8月5日の大暴落は雇用統計をきっかけ)
トレードアイデア
1. ドル円
月初で、米・加の祝日ですし、場所の情報が少ない(重なりが弱い)ので、相場に分かり易い動きが出てくるまで待ちます。(朝10時頃、本日のピボットポイント、先物、オプション(5日)が近しい位置にあります)
一旦の底値圏(抵抗帯)から少しずつと上昇を続けている状況で、ピボットポイント付近や、キリ数とオプション情報がある145.5からの超短期での押し目買いを狙えるかもしれません。但し、相場の流動性が低く、リスクが高いので絶対に無理してはいけないと決めておきます。
2. ゴールド
先週は、2525で高止まりが見られ、本日にかけて下落し、現在は2500のやや下に価格があります。下げ止まりを確認して、押し目買いを狙いたいところです。但し、相場の流動性が低い今日は、想定外の急激な下落が発生するリスクもありますので、やるとしても慎重にエントリーする必要があります。エントリーしたら欲張らずにサッと手仕舞いします。
トレード履歴
1. ゴールド
事前のトレードアイデアの通り、2490付近まで下落をしていったので、プライスアクションを(今の自分の力量で出来る限り・笑)慎重に確認をして、"ピンバー"や”インサイドバー”など、エントリーに活用できるバーが出現しないか、じっと観察していました。
その中で、下図のように「インサイドバーが出現」したので、次のローソク足を観察していきました。インサイドバーの基準となったローソク足(陰線)の高値(ヒゲ部分)を上抜け確定しそうかどうかをじっと待つ状態です。そして、上抜けを確認したところでエントリーしました。
プライスアクション(今回はインサイドバー)を丁寧に確認することで、自信を持ってエントリー出来ました。
今回のトレードプランは下記です。
Entry 2495(インサイドバー上抜け確定後のローソク足の終値)
SL 2490(インサイドバー安値、▲50pips)
TP 2508(ピボットポイント、+130pips)
PF 2.6
ここまでで、押し目(下げ止まり)を確認してエントリーしたので、本日のピボットポイント 2508に戻っていくアノマリー戦術のトレードアイデアに基づいて、このままホールドしていきます。
改めて自分へのリマインド。本日は流動性が低いので、15分足で値動きを監視を続けて、プライスアクションのパターンが出現してくるか否かといった視点で注視していきます。
トレード結果は、思った方向になかなか進まないので一旦撤退をしました。そして、ピンバー(ヒゲの長い)が出現した後に、急な上昇があったので再乗車のエントリーを行いました。結果として、タイミングが合わず、今日のトレードは損失で終了しました。
本日の振り返り
エントリータイミングを磨くため、ピンバーとインサイドバーを学んで実践した。前述の通り、トレードアイデアを立てたところから、インサイドバーを参考にしてのエントリーまでは上手くいっている。十分に利確できるだけの行動と操作が出来ている(過去にも何度も小さな成功体験があり、ここまで再現できるだけの技術は身に付けた)。
結果論だが、エントリー後、チャートを見ずに放置しておき、TPターゲット2408に対して、40-60%取れればいいという考えで利確をする、という行動していれば十分な利益を確定できていた。
エントリー後のチャートを監視する時間帯で、損失(含み損)を出したくない、最初の上昇で利益を取り逃した、取り返したい、などの感情が湧きおこり、トレードルールを守れずに途中でSLから建値にしたり、撤退後に再度エントリーをしたことが損失で終了した原因だ。
トレードで成功するためには自制心が必要だと理解している。すごく簡単に見えているが、あと一歩が遠く感じる。しかし、上記の様に振り返り、自分の行動を分析すると、「なんだ、こんなことか。トレードルール守れば稼げているじゃん。」と気付ける。
もちろんトレードルールを守っても利益が確定できないで損切りにあうこともあるだろうが、確率的にその損失で終了は少ないはずだ。なぜなら手法の優位性と再現性があるから。今この瞬間から、トレードルールを守ると決める。そのために、エントリー後の監視をする時間帯の過ごし方・待ち方を具体的にイメージして実践していく。
もう1つ、トレードルールを守るために自分が納得して腑に落とすべきことがあると思った。例えば、「なぜ不用意に建値にしたり、SLを上げたりすると損切りにかかりやすくなるのか?」、この問いをしっかりと腑に落とすことが大事に思う。その通りだなと体験的に理解もするし、ボラティリティがあるから戻りでやられることも理解できる。けど、なぜなのだろう。何度もこの失敗体験がある。
これに対する、今思う最大限の回答は、①通貨ペアのボラティリティがあること。そして、②敵(自分と反対方向の売買をする相場参加者)が狙っているターゲットに対する引力(自分が目指す方向と逆向きの力)が働くこと。
「節目」(ここでは、適切な撤退ポイント)と言われるものを理解し、これを適切に見極める作業を(これは敵のプラン、=プランB、の場所の情報にあたる)、トレードアイデアを立てる段階の手順にしっかりと組み込まれていなければならない。きっとこういうことなのだろう。
追記
9月トレード初日で、ゴールド含み益からの損失終了するという体験。この出来事の直後には、自分の愚かさ、何も成長できていないじゃないか、という悔しさ・絶望感・焦燥感が感情的に沸き上がった。
また、トレードは、自分で進むと決めた道で、誰にも弱音を吐けないという状況は、孤独感としてやってきて、そのマイナスの感情が増幅される。なかなか思い通りにならないことが焦りの感情も生み出す。
トレードを習得する上で、コーチングで自立を手助けして下さる師の存在、一緒に鍛錬していく仲間やコミュニティの存在は重要過ぎると感じる。
書籍やSNSインターネット上の情報はあるけれど、正しい情報に辿り着けない問題だけでなく、正しい情報に辿り着いたとしても習得するまでに実践(実学の域)を積み重ねる中で、必ずこれらの壁にぶつかって、乗り越えていかなければならない。1人はしんど過ぎる(笑)。