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2024.08.21 本日のトレード

こんにちは。先日トレード日記を書き始めた、その翌日からトレードをやることに意識が行き過ぎて、アウトプットする行動が上手く取れませんでした。三日坊主にならないように、と宣言しながら翌日からすでにコントロールを失っておりました(笑)
自分にトレードを教えて下さった師匠は、自らのトレードを行いながら、複数の事業を経営して、とんでもない人数のトレード塾生にトレードを教えてコーチングを行い、さらに多くの情報発信をしています。この今の自分との絶望的な差を感じながらも、薄皮を積み重ねるが如く、コツコツ継続していくしかないので、また淡々と書いていきたいと思います。

昨日までの振り返り

  • トレードが雑になっていた。N225のトレード(窓埋め戦術)で含み益30-40万円が出ていて部分利確したが、このトレードを完遂する前に、ドル円のトレード機会を見つけ、その刺激に対して反応的に仕掛けてしまった。最終的な結果は損失で着地してしまった。

  • 自分の中で、N225とドル円の双方を利確して利益を最大化する都合の良いシナリオが思い浮かんでいた。相場は思い通りにならないと理解しているにも関わらず、感情にバイアスがあった。弱い自分に負けた。

  • 過去は過去、反省はここで終わり。今ここに集中して正しい行動に修正していくのみ。下記の改善ポイントを意識する。

    • 1)トレード履歴が汚い(ポジポジ病、ガチャガチャしている)
        → 丁寧なトレードで一撃で仕留めるよう心掛ける

    • 2)トレードから意識が離れず、チャートを見過ぎている
        → 正しいトレーダーの在り方をイメージトレーニングする

    • 3)通貨ペアを1つに絞る(1つ完遂してから次を仕掛ける)
        → シンプルなトレードを心掛ける

カレンダーを確認する

  • 8月21日、米労働省労働統計局(BLS)による年次改定値

  • 8月22日、パウエル議長の講演(ジャクソンホール)

  • (今週はお盆休み明け、ほか注目する重要指標はなし)

トレードアイデア

1. ゴールド(XAUUSD)

環境認識:

  • 昨日は最高値更新し、2530ドルにタッチ。今朝時点で今日のピボットポイント付近まで下落。引き続き上方向を疑う。

プラン:

  • 戦術 短期順張りのデイトレード(PP根拠に押し目買い)

  • Entry 2514.5(今日のPP)

  • SL   2508(直近の安値)

  • TP   2530(最大 2550、先物の情報を根拠に)

  • PF   2.38

留意事項:

  • XAUCNHの価格がまず今日のPP 17925を上抜けること。そして、18000に向かっていき、突き抜けていくことで最高値更新の可能性を疑う。

  • 米雇用統計の過去の改ざん・下方修正に関わる余波に注意。

トレードの遂行

トレード継続中: プラン通りにエントリー済

トレードアイデア
トレード履歴

最終的なトレード履歴: 

  • 予期せぬ急落に対するスウェーバック防御の実践。損切りで終了。追記の通り、事前の準備不足、手仕舞いのルールの弱さが露呈した。明日以降また改良する。

  • その後の下げ止まりを確認し、反転上昇を狙ったリカバリーモードの実践。利確で終了。獲られたら取り返す、倍返しとはいかなかったが、一部はリカバリー出来た。

最終的なトレード履歴

学び・気付き

前述の改良ポイント3点(丁寧なトレードで一撃で仕留める、正しいトレーダーの在り方、シンプルなトレード)について、こういうことだったのか、と気付けたと感じたことをメモ。

  • (自分の場合は)主に1H足でウォッチする

    • 以前に学ばせて頂いた「自分がトレードで獲りたい時間軸でウォッチする」という教えがやっと腑に落ちてきた様に思える。昨日まで、主に15分足でウォッチしていたので、自分のトレードスタイルではより大局的に見るべきにも関わらず、近視眼的になってしまう。

    • 急な値動き(刺激)に対して、反応的になりやすくなる原因のように思える。自分の場合は、1H足でウォッチして、エントリー時や利確時のプライスアクションを確認する際などに、1段下の15分足を使って、細かい判断をしていくことが大事に思う。

  • 想定外の急な値動きがあった場合は落ち着いて要因を探す

    • 今日のゴールドでは、日中の時間帯に、PP 2514.5 から急落して 2511 や 2512 という状況があった。この時、他の通貨ペアを見ると、米国債利回りの上昇(ドル買い = ドルストレート下落)が発生していた。

    • これが原因だと分かれば、一時的な風向きの可能性を疑うことができるため、この突風がすぐに止むかどうかをチャートを見ながら判断することができる。

    • 今回は短時間でこの突風は止み、元の値動きに戻っていったように見受けられた。感覚的ではあるが、非常に有効な捉え方、トレーダーとしての在り方の要素として大切だと思う。

  • 通貨ペアを1つに絞る

    • 実際にやって見ると、シンプルに考えられるので、脳の疲れを抑えられるし、判断力を維持することが出来ると体感が感じられた。タイミングを逃したりしにくくなる、想定外の値動きを冷静に分析して対処できる、適切なロットサイズの管理がしやすくなる、など多くのメリットがある。結果として、美しいトレード履歴に繋がるはず。

    • これまで師の教え(注目するトレード対象にする通貨は多くても2つに。師は1つにしていると言っていた。」)の中にあったにも関わらず、自身の稼ぎたい・チャンスを全部獲りたい、という欲張りさによって、この簡単なことが出来ていなかった。この過ちで数多くの損失を体験してきた。

追記1

ロンドン時間直後の強いドル買い

  • 事象:日本時間に軽いジャブの様なドル買いがあったが、ロンドン時間直後に強いドル買いに直面した。追加エントリーした分も含め、0.60ロットのロングが一気に含み損に。

  • 原因(仮説):特段ドル買いに関するFXニュースは見当たらなかったが、今夜に控える米労働省労働統計局(BLS)による年次改定値を前にして、大幅な下方修正の憶測の影響なのか。

  • 対処:事前のSL 2508にタッチする可能性を覚悟し、一過性の強風だと考え、一か八かではあるが、スウェーバックの防御を実行する判断を下す。SLを2500まで引き下げる。

  • 進捗:2505手前まで下落。日本時間18時から約30分間は無風の凪状態の相場。下げ止まり(下位足の15分足で終値ベースで連続3本切り上げるかどうか)を確認する時間帯へ。2505付近は直近の安値のサポートラインとして機能する可能性も無くはない。

  • 次の判断は?:15分足の(ヒゲではなく)実体の安値を考慮して2504にSL設定してあとは天に任せる(笑)。ゴールドにすぐに買いが入るとも考えにくい。このあとの動きは誰も予想できない。何とかしようとしない。ただこの後に起こる事象を受け入れる。

  • 改良ポイント:「リスクがある状況下では思ったよりも利益がのったらサッと手仕舞いする」。

    • 当初重要指標がない(BLSの年次改定値の発表があると認識できていなかった。気付いたのは夕方、そしてその重要性を理解できていなかった)と思い込んで、エントリー直後に2519まで上昇したタイミングでの利確をせず、ターゲットまで待つという判断をしてしまった。

    • この行動が出来なかったがために、日本時間の順調な含み益から一転して、ロンドン時間には焼け野原のような含み損に変貌することになった

    • FOREX Noteでカレンダーを確認したが、今日のような突発的なイベント(雇用統計の修正など)はもちろん書かれていないので気がつけない。必ず毎日ザイFXなどのニュースサイトをしっかりと確認しておくこと

追記2

予期せぬ急落に対するスウェーバック防御を実行する

  • 実行結果:惨敗(下記の通り)

    • 自身の力量、事前の準備が足りていなかったと痛感する。スウェーバックは使いこなせれば有効な防御の術になる。

    • やってみて感じたのは非常に脳が疲れる家事や育児時間の中で管理をしなくてはならないので、当初のSLで潔く損切りすることがベストだった

    • 上手く行けば損失を抑えられるが、失敗すると損失が深くなる諸刃の剣。

  • 詳細メモ:

    • 本日23時の公表前の22時台までに、願わくばエントリー価格に戻ることを期待して、有利な価格になったら撤退を考えていた。

    • 緊張感を感じつつ、15分間隔で値動きをモニタリングし、2511-2513と、エントリー価格 2514.5の近くまで戻ってきた。←ここがベストな損切りタイミングではあった。

    • 順調そうに見えた矢先の、21時半、米国債利回りが低下して再急落が発生。22時半頃に続けて、更に強めの再急落が発生。結局スウェーバック実行後に設定した2504のSLにかかり終了。

  • 感じたこと:

    • 結果論、ベストな損切りタイミング(2511-2513など)は存在するが、経験を積んだとしても、ここで撤退判断と実行を下すのは無理。

    • だとしても、撤退判断を下さなくてはならない。何らかのルールが必要となる。サッと手仕舞いする際の利確ルールと同じ悩みだ。

    • 今回ならば、以下の様なルールが考えがられた。次回、ここまで事前にルールを定めて実行する(改良ポイント)。

      • a. 元のSLと同等、あるいはその半分の損失額に抑えられたら良しとして撤退実行する。

      • b. 注目イベントの2時間前になったらどんな状態でも撤退する。

      • c. 思ったよりも戻ったら = 15分足でポンポンと2本連続で戻ったら、そこで良しとして撤退する

図1 ロンドン時間直後の急落
図2 SLをズラし、スウェーバックした後の値動き
図3 最後のダメ押しの米国債利回りの急落
図4 SLを破って2500までダメ押しの下落
図5 スウェーバックで惨敗した結果の損切り

追記3

下げ止まり後の反転上昇に対するリカバリーモードを実行する

実行結果:利確(上記スウェーバック時の損失の一部をリカバリーできた)

  • エントリー時:急落して、場所の情報のある2500にタッチして突き抜けて戻ってきたことを確認し、その後、下位の15分足で終値ベースで連続3本切り上げることを確認した。3本切り上げた後が2507付近で、この時にリカバリーモード出来ると判断。スウェーバック防御と合わせ技を使う。4本目の2509でエントリー。

  • エントリー中:2504まで戻った際にメンタル的にうっと一瞬なったが、トレードアイデアは否定されていないので実行継続。深夜1時台であり、チャートを見続けると疲れるので、SLとTPを設定して就寝。

  • 利確で終了:朝起きて履歴を見てひと安心。損失は自分のせい、利益は相場のおかげ、という言葉を与え、次はより良いトレードを目指そうと気持ちを固める。

図6 下げ止まりを確認する(下位の15分足で終値ベースで連続3本切り上げる)


図7 リカバリモードのトレード結果

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