「#炭酸が好き」

#炭酸が好き
炭酸好きです.
一番,記憶に残る美味しい炭酸は.


大学生のとき.
バイトをたくさんしました.
実家から通う大学生でした.
学費は奨学金を(利子の付く返済型のものでした).
交通費と交友費にバイト代を充てていました.

個人の家庭教師や大手の家庭教師.
百貨店の喫茶店.
中華レストラン.
しましたね.

中華レストランだけ自分で選んで行ったバイトです.
求人本で目に留まって.
他は紹介で入っていました.
掛け持ちはせず.1つずつ.

フロアで見せながらのオープンキッチンと客席.
中二階が1~2卓ありました.
紹介では無いので,楽な部分と楽ではない部分がありました.
詳しくは関係無いので打ち込みませんが.また別な機会に.
色んな年代の方と働き,厨房さんは気難しい方もいたし,
留学生の方も積極的に働いていました.
多分,学生でストレートに働いていたら,
話す事もなかったのかもしれません.
色んな人が世の中にいるんだなと思ったし,
色んな働き方があるって知ったし,
要領の悪い自分もいました.

グラス空いてたら積極的に声掛ける.
座って,相手より視線を下げて尋ねる.
女性と一緒の男性は結構懐が深い.
空いた皿は確認して下げて,言われる前に子皿も一緒に.
大人数のときは,料理の前にして置く.
もう結構忘れましたけど,独特な雰囲気でした.
ハンディから飛ばし忘れて来ないってなったり,
オーダーがひっきりなしでファーストてんてこ舞いになったり.
最初は,席に通すのもヒヤヒヤして,
予約と被ったらいけないし,何処に入れたらいいのって.
いらっしゃいませの言い方も人によって個性があって,
聞くだけでスタッフの誰か分かりました.
大変でしたが楽しかった面もあります.

ぎっちり座学詰まって終わって公共交通機関使って行って,
着替えて入って,ラストまでいるので立ちっぱなし.
若干床が滑りやすいので気を付けながら動いたり,
気を遣いながらの(当たり前ですが…).
終わってからの自販機の炭酸.
明るいうちに来たはずなのに,外は真っ暗.
街の丸い灯りと自販機の灯り.
まばらに去る人と人通りのない歩道.
私は全てのことと関係ない感じで.
つっ立って一気飲みです.
缶だけ少しずつ上がってく.
ほんとに美味しいですよ.
冷たいしシュワッとしてるし.
何にでも代えがたい.
あの1杯のためにバイトをしてるとは言い過ぎだけど,
あの1杯は価値がある.
あの炭酸は,あの時の私ではないと味わえない.
あの時間に辿り着くまでの私がいないと不可能な炭酸.

理科の時間に炭酸水を自分で作ったことありますけれど,
なんじゃこりゃってなったので,
缶に入って手軽に買える炭酸は洗練されていると思います.
終わります.
また.



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