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滅しろ!!電車の暖房
汗だくである。
なぜ皆平気なのか。暖房ガンガンの電車で毎回ワイシャツ一丁になるのが恥ずかしい。脱いでも背中に汗がだくだく流れる。目に汗が入る。ハンカチで押さえまくって、20分くらい扇子をパタパタしてようやく落ち着くが、その頃には目的地に着いている。髪がぐっしょり。おいお前、川に落ちたのか?
汗っかきの困る季節である。
関係あるのか分からないが、私は体温が低い。35.2℃がデフォだ。体温が低い分、外界との温度差が一般より大きいのかなとか思っている。
ちなみに伯父はもっと酷くて、一度風邪で高熱を出して意識不明になり、搬送先で測ったら37℃だったらしい。
ともかく汗が止まらぬ。
隣に立っている厚着の中学生が涼しげである。中学生なのにこの時間の電車で大丈夫なのか、とボンヤリ思った。視線を落とすと尖った革靴を履いていて、通勤鞄なのに気付く。
またこの人か!!!!!
ザーッと汗が噴き出た。決して狙っている訳ではないのに、毎回この方の隣に立ってしまう。たぶんお互い決まった時間の決まった車両の決まったドアから乗車しているのだろう。
どうしよう。キモがられてたらどうしよう。
外見が特徴的だと覚えられやすい。御仁の、一見中学生風の見た目もそうである。中学生か?からの社会人だー!で印象に残っているのである。同様に、私も汗だくの巨女として覚えられている可能性が多いにある。違うんです。偶然なんです。キモがらないでください。
ただの私の自意識過剰で、相手は全然気付いてないと良いなあ。でも毎回汗だくの巨女が隣にやって来るのはやっぱり怖いんじゃないか。すみません、すみません、ぽぽぽ…
自戒のためにわざわざnoteに書いた。
毎度無意識に同じ位置から電車に乗って、キモがられてるかも…と不安の滝汗を流している。その割には下車するとスッキリ忘れる。そしてまた繰り返す。次回は絶対別の車両に乗る。
画像は東京駅でたぶん一番しょぼい入り口です。
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