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知識を得る前と後で見え方が違った件

知識を得る前と後でこんなにも見え方が違うのかと目からウロコな出来事があったので忘れないように。

仕事で、あるシステムの使い心地について感想を求められている。システムを改修するから、意見聞かせて!との事。

しかし、使用頻度の低いそのシステムは、存在すら知られていない代物。

触ってみて、検索はプルダウンがいいな、とかひと通り感想に近い要望をまとめて1週間後に控えた話合いの日を待つ。

待っている間に、アジャイル開発という言葉、概念に出会った。

アジャイル開発とは、システムやソフトウェア開発において、小単位で実装とテストを繰り返して開発を進める手法の事で、
優先度の高い要件から順に開発を進め、
機能単位の小さいサイクルで開発工程を繰り返す手法の事らしい。

ほう、ほう。

概念に出会ってから、忙しくて打合せの事を忘れており、半ばぶっつけ本番のような形でその日を迎えた。

あーらびっくり。

さもずっと前からアジャイルを知っていたかのような言葉が口をついて出てくる。

⚫︎システムを作った人の意思のようなものがわからない。目的は何? 
⚫︎このシステムの価値は、私は〇〇にあると思う。今はそれが十分に叶うものになっていない。なので入力の手順は従来のものにこだわる必要はないと思う。
⚫︎このシステムで最も核になる価値は何か。まずは、価値を書き出してそれに優先順位をつけて作業したいってはどうか。
⚫︎操作性は確かに大事だけど、
そんな事を言った(ちょっとウザいな😥)

それにしても、アジャイルという概念を知るまで、こんな事、思わなかったのに、あの日を境にスーパーサイヤ人になっような錯覚すら覚える。

新しいことを知るとは、こんなにも視点を変えるものなのか。

歩みを止めず、学びを続けようと改めて思った。

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