優しいって、いいよね
自粛生活の中で、メディアからは
「削減!」
「我慢!」
みたいな、強い圧迫の言葉が連日聞かれる。
耳を塞ぎたくなるような気持ちで、ラジオに耳を傾けることが多くなった。
わかるよ。
人が動けばウィルスも動き、感染が伝播していく。
だから、感染を封じるためには、人の動きも封じなきゃいけないっていうのは、とても原始的でわかりやすい考え。
でもさ、
優しい
っていいよね。
優しく諭されたら、素直に従いたくなる。
褒めてくれたら、素直に嬉しくなる。
こういう感情って、社会の中にはとっても大事なことだって思う。
理想は高いところにある。
一筋縄じゃいかない。
日々鍛錬、日々コツコツが大事。
でも、その原動力となるのって。
人って、心で動いてるから。
心が原動力だから、心が元気だったり伸びやかだったりすると、
人は動ける。
心が元気になる、伸びやかになるには、
認められ、受け入れられ、許されることがすごく大切で。
優しさだったり、寛容だったりの言葉遣いや雰囲気を醸すのが、
インスピレーションには不可欠なのかなぁ。
だから、
このように緊迫する毎日の中には、
もちろん叱咤激励も大事なんだけど、
それと同じくらい、
優しさや寛容や許容が大事なんだよ。
みんな、民主主義の中、よく考えてよくやってると思う。
そういう人が大多数だって思う。
だけど、どうしても型破りな行動しかできない状況の人もいて、
その人たちばかりを吊るし上げて、
「ほら、こんなバカがいるよ。」
「こんなことしてたら、ダメですよ。」
と、クローズの言葉で生活に侵入してくる。
そうすると、一気に心が暗くなってしまう。
言葉は、水のように小さな隙間にも入り込み、混じり合ってしまうから。
今、大多数の人が心を痛めている。
痛みを分かち合うように、優しい言葉を使って、
互いに讃えあいたい。
少しでも伸びやかな心を持てるように。
そして、平穏が帰ってきたときに、さらにこの人生を愛せるように。
一日1褒め。
自分へも、隣の人へも、優しい言葉をかけよう。
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