GAG企画室「✕魅力人」観劇
●2023年12月14日(木)18:30~ ユーロライブ
GAGの新しい試みがいろいろ始まっていて、その第一弾で小劇団の演出家さんたちとコラボし、コントをいい感じに刷新してもらうという企画。ユーロライブって場所がわからなかったけどよく行くおなじみのライブハウス通りだった~。
感想としては、めちゃくちゃよかったーーー!うすらぼんやり思っていたGAGの課題…というとなんだけども、ファン目線で思っていた「3人のトークのときの自然な感じをもっと見たい」「坂本くんの人間的な魅力が見えづらい」「キャラ固定じゃなくてもいいのでは」といったところがすべて解消されていて驚いた。やっぱ演出家って人の魅力を見抜く力とその部分を伸ばすのがうまいんやな…。BOSSの人選なのかわからないけど、よくこの3人もってきたな、とも思えた。本人たちだけではまずできない企画でしょう。
・花見→おじいさんキャラを撤廃&担当キャラ回転していたな。たしかにもはやコントでかつらかぶったり別キャラしているのは古いのかもしれないし、そもそも本人たちすでにおじさんだし。坂本くんの演技がめちゃ磨きかかってて、あがいているところめちゃハアハアいってた!気迫!!坂本くんがそういう感じになるの珍しいので目を見張った。
・家庭教師→驚きの!福井ヒゲ女装。福井くんが先生役、ひろゆきがロボ生徒役、坂本くんが同級生役。で、もう出オチというか…かなりおもしろかったなー、福井くんも細いからニットワンピ&鎖骨が奇妙にエロかった笑 坂本くんだとさらっと爽やかボーイ風だったのが、ひろゆきが演じることでなんか怖さが増してるしおっぱい凝視してるし。同じ台本でも味付けでこんな変わるんだなーーーーー。福井くんが普段、ゆっくりねっとり低く言ってるセリフが坂本くんが言うとツルッといっちゃうのがやや気になった。
・雪待先輩→めちゃくちゃ笑った、ふざけている笑 笑いのない「静」の部分をおもしろセリフで埋めてたり、自然にずっと笑えるつくりになってたし、ひろこと福井が付き合ってた笑 なんかそれもふたりの第2章というか続きって感じもして新しかったなー。展開が斬新すぎで、ひろこちゃんのへそが電動鉛筆削りになってるという仕込みがあり(なんかおなか出てるなと思っていたがまさかだった笑)、えんぴつを尖らせ続けて、終わった(爆笑)。シュールかよ。でもこれくらいぶっこんでいいんだ、という学びになった。
・幕間Vは上出遼平氏による密着。いろんな仕事するんやな。とつとつと話す福井くんに「それってお笑いなんですか?」とか直球投げてて、逆に笑えた。まあ、たしかに、GAGの笑いってお笑いなのかわからなくなってくるよなー。全然違う畑の人が見たらそらそうかー、と、普段どっぷり浸かりすぎてて見えづらいことがわかったわ。福井くんのアパートふつうに住所もうつってて笑けた。で、なぜ福井くんだけに話聞くねん(二人にも聞いてほしい)、と思ったが福井俊太郎企画なんやなこの流れ。3人にしてほしい。福井くんって案外薄いというか…まじで本とか映像でも映画でもいいけどあんま見てきてないのでは、と感じるときがある。見てなくてもいいけど、見てないのに見たときにわーわーいうから遅い遅いってこちらがなる。だいたい遅い。
最後、それぞれ演出家が出てきて軽くトークしてたけど、ちゃんとGAGと向き合い、よいところを伸ばし、自分なりのスパイスを与えて、徹底指導してくれたんだなということを理解!プロの仕事すぎるーーー。し、ほんとならそのへんも自分たちで処理するべきところなのか、という気もしたけど…。坂本くんの良さってファンにならないとわからないところもあるので、初見の人にもわかるおもしろが伸びていったらええなーと思いました。帰りにもらえるシールはひろゆきでした笑
20時半からのダサ坊トークも引き続き。外小屋事件簿もおもしろかった。やっぱ3人のトークはおもしろいんだなー。
帰りは坂本くんからガムゲット。かっこいいんだよー。
年内もうチケット取ってなくて、なんか取ろうかな。悩むー。
関係ないけど和牛解散で、またいろいろ思うところあるけど、推せるうちに推しておけてことやろな~。切ない~。