〔漫画と生きたい.1〕違国日記
何を書こうかと言っている間にずいぶんと間が空いてしまったnote。
思い出したように書き始めたのは漫画のこと。
大好きなんです。漫画。
今まで友人に直接会い好みや気分を聞いておすすめをしてきたけど、
読んで「よい!」と思った時にその気持ちを留めて置いておきたいと思い連載として(一応)ここに書き始めた次第です。
タイトルは〔漫画と生きたい〕
自分の漫画への気持ちをじっと見つめた時に、これからも自分の生活の一部として息をするように自然なこととして、そこに漫画があってほしい、自分もそうありたいとつけたタイトルです。
更新頻度は未定ですがどうか末永くお付き合いいただけますとささやかな喜びです。
1回目に紹介したい作品はこちら。
『違国日記』ヤマシタトモコ 祥伝社
第1巻、第3巻の発売日が自分の誕生日で少しだけドキッと。
メインの登場人物二人(女王と子犬)がこれからどうなるのかも気になるけれど、なにより惹かれたのはセリフの言い回しと間のとり方。
グサッとさわやかにえぐられるセリフたち。
勢いがあるけれど丁寧。
主人公の1人(女王)、槙生が小説家なのもあって言葉の選び方やセリフ回しが秀逸なのです。
そして会話も自然な間のとり方で、相槌もとてもリアル
「15歳で両親を失くした朝を勢いで引き取ったのは、少女小説家で朝の叔母である槙生、35歳。人見知りの槙生は、翌朝には自分の性格を思いだし、自分以外の生物が家にいることに戸惑うが…。朝の手際の良いお料理シーンの描写や、静かな日常に聞こえる音が、心に寄り添う。極限まで文字を減らしたシンプルさに癒やされるが、胸を突いてくるセリフは健在。」(公式サイト『ヤマシタトモコの世界』より引用)https://libre-inc.co.jp/special/yamashita_world/index.html
内容は少し重たい題材を扱っているけれど、ドロドロ追い込まれるわけではなく、暗さを押し付けられるわけでもなく、あくまでさっぱり。
ヤマシタトモコ先生の言葉選びだからこそ成り立つ世界観なのだろうなぁと思います。
いまお会いしたい作家さんのおひとりです。
違国日記はまだ3巻までしか出ていないので読むなら今のうち!
追記:4巻まで出ました!
ーamazon購入リンクー
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