継続は力
毎日エッセイを書き続けようとしてみたが、やはり3日目に途切れてしまった。続けるというのは難しいものだ。
何かが習慣化するには、1か月程度はかかるとのことだ。それまでは努力して続けなければならない。
例えば、私たちは呼吸を無意識で実行している。これを意識的に行っている人はおそらくいないだろう。これは実施しなければ命にかかわるからだ。
また例えば、朝起きて着替えて、歯磨きして、などの流れについても、無意識に行う人もいるのではないかと思う。ルーティーンとも呼ばれるが、日常の動作は無意識に行われるものもある。無意識に行われるようになれば、ちっとも苦でなくなる。
ところが、最近は風呂に入ることや歯磨きをすることを億劫がる人もいるらしい。わたしなぞは無意識に行っているこれらの行為は、意識的に行おうとするとすごく面倒なことらしい。
確かに、泥酔して帰った夜、風呂に入るのが非常に面倒なことがある。歯磨きも。そんなことをするより早く寝たい、と思うこともあろう。
何が言いたかったかというと、無意識に行えるようになれば、人生が非常に楽なものになるということだ。呼吸をするかのように同じ動きを習慣化すれば、どんなことを行うにも楽だと感じる。呼吸をするのが面倒だと感じる人はそうはいないだろう。同じように、無意識に風呂に入ったり、片づけたり、家事をしたりできれば、習慣化できれば、人生は少し豊かになるだろう。
私も運動を習慣化せねばと一念発起して様々なものを購入したが、畑の肥やしになって久しい。習慣化するというのは、大変難しいことだ。だが、風呂上りに冷蔵庫の前に行き、常時6本冷やしているビールの缶を開けることは非常にスムーズにでき、気づいたら半分ほど飲んでいるということはよくある。呼吸のように、必要性を感じることが大切なのかもしれない。
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