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変態能力開発方法 6尺棒

 ナイフは男なら絶対に一本持っておいた方がいい。私のナイフとの付き合いは中学生からだが、ナイフは素晴らしい。鉛筆を削るから缶詰を開ける、アウトドアとかでロープを切るとか、野菜や肉を切るとか、髭を剃る(実際にやるとあまり剃れないので髭を切るとかになる)本当に役ち心強い相棒なのだ。それは私の武術や仙術研究にも同じ道を示している。武術や仙術研究を日常生活に実際にどう活かし役立てていくかということの楽しさを追求している。

6尺棒の身体への影響

 ホームセンターに行ってなるべく重い素材の自分の手に合う太さの6尺棒を買います。それを使って身体の使いかたを学ぶのです。

やり方

半身の形をとり自分の一番持ちやすい持ち方で構えます。そして
1.右へ回す。2.左へ回す。3.前へ突く。
これをゆっくりと繰り返します。足の動き等も意識しながら、どうすれば足から力が手先に伝わり楽に早く回せるようになるのかを自分の身体を通して学ぶのです。
やがて重たくて回しずらかった棒がハエ叩きくらい軽く早く回せ、突けるようになります。これは棒を回す動きを通して身体の連動性を高めるのがおみそなのです。

なぜ6尺棒なのか

なぜ6尺棒なのかという理由は長くて扱いづらいからです。そこから4.5尺、半棒を短くしていき、最後は包丁やナイフを身体の連動性を使って使えるようになると面白くなる。それだけなのです。野菜を切るのがうまくなった、鉛筆をハムのCMみたいに切れるようになった等自分の技術の向上を感じるだけでも楽しいものです。しかも、しかもですよ。それだけではないのですなぁ。それは例えば長ほうきで落ち葉を掃くとか、畑でくわを使う時とか、車を運転する時とか、雪をスノーダンプで運ぶ時とか、朝布団から起きて立ち上がるまでとか、もちろん武術にも「生きること全てにおいてプラスに働く」んですね。これがにゃんさん流変態能力開発方法なのですよ。一つの道は全てに通ずということばを昔の偉いだれかが言っていた気がするんですがそれだと思います。なんにでも応用できるベースの力、それが柔の力なのですな。
 といったところで丁度時間となりました。今日はスーパーカップバニラ味を食べて寝ます。皆様おやみす。

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