マタタビ日記 Jan.-2
7日。初詣。厄祓いもしてもらう。御神籤を引いたら吉だった。去年は凶だったので、素直に嬉しい。
“残月未だ光を還さず 樽前にして語傷に非ず 戸中の人厄有り 福を祈りて青陽を保つ” いつだって幸福を祈ってる。厄祓いの時、新年から大変なことがあったけど、だからと言って2024年が悪い年ということではないと、仰っていた。十干十二支では「甲辰」にあたり、何かを始めるには良い年だそう。あたしも何かやってみたい…と漠然と思っている。夜は久しぶりにゆっくり料理をして、見てなかったM-1をようやく見た。
8日。成人の日。恒例、渡邊忍の成忍式へ。渡邊忍こと通称“しのっぴ”。解散してるのに時々ライブを演っちゃうCAPTAIN HEDGE HOG、そしてASPARAGUSのフロントマン。あたしが憧れて止まないギタリストの1人だ。しかしっ!しのっぴの魅力はそれだけに在らず。兎に角、面白いのだ。前にライブで隣にいた女性が「しのっぴのライブはかっこいいだけじゃなくて、面白くて笑えるからお得だ!」と言ってたけど、全くその通りだと思う。この日も涙を流して笑った。笑うのって大事。あんなにふざけてるのに、曲は美メロで歌詞はおセンチなのが、しのっぴの魅力だと思う。今年こそは120%、ASPARAGUSのアルバムを出す(去年も同じこと言ってた(笑))と言ってたので、首を長くして待ってます。
あたしがコツコツまとめてるしのっぴの楽曲提供プレイリスト。木村カエラの“どこ”は至高の名曲。ばってん少女隊がフランスであったアイドルフェスで、“おっしょい”やった時も感動したなー。
ライブ前に下北沢でラーメン。もちろん一龍しかないっしょ。スープが胃に染み渡る感覚、最高。
12日。ComeBack My Daughters(以下CBMD)を見に笹塚ボウルへ。CBMDが1stを出した2004年、丁度ASPARAGUSも2nd、3rdを2枚同時出しした頃で…あれから20年(⁉︎)、追いかけ続けているCBMD。今はオリジナルメンバーは2名だけになったけど、現在バンドはサポートも入れて8人の大編成。エモーショナルな感じはそのままに、だけど自分も含め変わっていっている感じ。演奏云々じゃなくて、意識というか。インディーバンドを続けることの難しさってのは、ある。そりゃ、ある。
終演後もフロアの盛り上がりは最高潮!だけど輪には入れない性分。もう一杯飲みたい気分をテイクアウトし、馴染みの喫茶店へ。今日のことを話すと、対バンだったCREATE-ACTiONSの方と、お知り合いとのこと。どこでどう繋がるかわからない。不思議。
このPVのディレクターは大関さん。たまにラジカクでもこの頃のこと話すよね。あの頃は良かったなー!って。笑
13日。BAD FOOD STUFFというイベントを見に豊洲へ。BACK DROP BOMB、BRAHMAN、SCAFULL KING、LOW IQ 01という、絶対年がバレちゃうメンツ。なんとなくフロアも同年代より上の方が集まってる感じ。フロア前方は入念にストレッチをして、トップバッターから、ダイブ!ダイブ!ダイブ!柵の後ろからそれを眺め、いい歳なんだから怪我しないようにね…と祈るばかり。
このイベント初めてだと思ってたけど、実は2012年に友人と仙台まで観に行ってたことが判明。11年経っても同じ友人と見に行けるのって、幸せなことだと本当思う。
この日のお目当ては、BRAHMAN。「THAT’S ALL」から始め、初期の曲を畳み込んだ後、能登について少し触れる。「満月の夕」「今夜」と続けた後の「Slow Dance」が、また違った意味を持ち始めた気がした。
「懐メロなんかじゃねぇ!俺たちはいつだって最新。2024年、30年目のBRAHMAN始めます!」と「賽の河原」をぶっ放して終了。ひー、かっこいい。。
01さん、スキャフル、BDBもかっこよかったし、この日はしのっぴが、01さんとBDBのサポートをしていたので、私的にお得感満載だった!ギターソロダッシュ見れなくて残念だったけど、フロアの熱気も凄く楽しかった。あたしの見たかった、しのっぴ渾身のギターソロ、動画置いておきます。(2:20くらいからが見所)
何かとパンクづいたライブが続いたけど、パンクって謂わば、精神論。「Do It Yourself = 何かに頼ったりするんじゃなくて、自分がやりたいように自分自身の力でやれ」っつーことな訳で。未だ、あたしの中でパンクは憧れみたいなものだ。あたしもパンクスになりたい。そしてチバに「グチってばっかいねぇで 愛で塗りつぶせ」って言われたいんだ。