英語の語順と品詞と第5文型
まず、日本語と英語で決定的な違いは
日本語は『は』『に』『を』などの助詞が意味を決定する。
英語は『語順』で意味が決定する。
その語順が5文型と言われているもの。
5つしかない文型を使いこなすことで無限に文が作れるということです。
そのルールを守って適した場所に名詞、動詞、形容詞など配置させるのがルール。
5文型の文型がわかれば動詞の意味もわかる
まず、必要最低限の用語
主語(名詞)と動詞/目的語/補語の役割を覚えること。
S = subject 主語(名詞)
V = verb 動詞
O = object 目的語
C = complement 補語
M = modifier 修飾語
SとOは名詞が入る Cは名詞と形容詞が入る Mは前置詞句や副詞が入る
①第1文型(SV)いる・動くという意味
( S は)+ ( V )
例 Nyan lives in Japan. にゃんは日本に住んでいる
S V M
Nyan got to Nagoya. 1 にゃんは名古屋にいた
S V M 2 にゃんは名古屋に移動した
(toに注目すると〜にという意味で方向・到達を示す前置詞なので2の訳が適切)
②第2文型(SVC)SはCだ・Cになる (S = C)
( S は)+ ( V ) + ( C )
例
He is chef. 彼はシェフだ He = chef
S V C
He became a chef. 彼はシェフになった He = a chef
S V C
SVCで使われる動詞
be動詞 ~である keep ずっと~である remain ~のままでいる become, get ~になる grow 次第に~になる look ~に見える seem ~に思われる sound ~に聞こえる smell ~のにおいがする taste ~の味がする
大事なのはS=Cの関係で
③第3文型(SVO) SがOに影響を与える
( S は)+ ( V ) + ( C を/に)
イコールの関係が成り立つかどうかで判断する
様々な動詞が入って決まりがない
He bought a new watch. 彼は新しい時計を買った(S=Oじゃない)
S V O
SVC He became a doctor. ○ He is a doctor.
SVO He bought a new watch. × He is a new watch.
※イコールの関係が成り立つかどうかで判断する
④第4文型(SVO1O2)与えるという意味になる
( S は)+ ( V ) + ( O1 に) + ( O2 を)
V+人+物の形をとる動詞はすべて与えると訳せる
He gave Nyan a Icecream. 彼はにゃんにアイスをあげた。
S V O O
teach 人 物 人に物 を教えると習ったが、本当は人に英語の知識を与え るっ ていうこと
show 人 物 人に情報を与える= 人に物を見せる
lend 人 物 人に物を貸す 人に物を与えるということ
単語の意味がわからなくても、すべて与えると訳せる。
つまり意味がわかる。
⑤第5文型(SVOC)
( S は)+ ( V ) + ( O 主) + ( C 述)
SVOCの形をとる場合はSによってOをCにすると訳す
We call our cat Nyan. 私たちは我が家の猫をにゃんと呼ぶ
S V O C
SVOCで使われる動詞
make O C OをCにする paint O C OをCに塗る
call O C OをCと呼ぶ find O C OがCだとわかる
keep O C OをCの状態にしておく
leave O C OをCのままにしておく
従来では文型の形だけを教えられていました が、実は文型は単語の意味が分からなくても意味が推測できてしまうという素晴らし いパワーを持っています。これさえ覚えれば英文が成り立つので5文型は必ず覚えましょう。