おじいちゃん映画がたまらない
note投稿2回目のテーマは愛してやまない映画について。
もともと両親が映画好きで、金ローは毎週観ていたし、ありがたいことに昔から週末はレンタルビデオを借りに行く環境で育った。ただし、ホラーやSF好きな母のおかげでトラウマ映画がたくさんある。(猿の惑星、ジュラシックパーク、レッドプラネット、CUBE等、名作だろうが小学生にとっては本当に怖かった)
映画を観るのが当たり前だった高校生のとき、クラスメイトが「最近映画にハマってる」と盛り上がっていて、オススメした【ショーシャンクの空に】が静かなムーブメントになったり。
その後の同窓会で、「あの時ショーシャンクを勧めてくれたおかげで映画が大好きになったよ」と言ってもらえたり。
アルバイトしていたTSUTAYAでお客さまにオススメしたものを気に入ってもらえて、その後しばらくご指名でオススメを聞かれたり。
映画は本当に好みがいろいろだから、自分が好きなものを相手にも気に入ってもらえると本当に嬉しい。
そして本題、私が最も得意とするジャンルは、「おじいちゃんもの」です。
「どんな映画が好き?」に対するアンサーとしては、たいてい苦笑いされるのでどうかと思う。きっかけは思い出せないけれど、モーガン・フリーマンは昔から好きだった。きっと【最高の人生の見つけ方】からかな。
なんかこう、涙腺にビシビシ来るんですよ。おじいちゃんの多くが頑固ジジイで、周りから孤立している。または、子供・孫への愛情たっぷりなんだけれど、どこか空回りしている。そして、病気になったり打ちひしがれたり、怒ったりしてどんどんしょんぼりしていく。そして、エンディングでは死に至ることもしばしば。・・・けれど、8割方ハッピーエンドなんですよ。そこがいいんです。
私のツボにはまったおじいちゃん映画を3本ご紹介しますので、もしよろしかったらご覧ください。
【ヤコブへの手紙】フィンランドの田舎に住む盲目の神父ヤコブの元に、世界中から相談のお手紙が届く。誰かに代読・代筆してもらい悩みに応える毎日。そこに、刑務所から恩赦で出所した女性レイラがお手伝いとして働きにきて----3回号泣しましたが、画もストーリーもどっしり重たいです。
【キッチンストーリー】台所での行動パターンを調べるという名目で、ノルウェーに住む老人の元へスウェーデンから研究員が派遣される----前半はほとんどセリフもなく、おじさんとおじいちゃんの静かな攻防。後半は打ち解けていろいろ話します。
【グランド・ブタペスト・ホテル】紹介するまでもなく有名ですが、私はこれをお洒落で可愛い映画としてはもちろん、おじいちゃん映画として愛しています。ウェス・アンダーソンはとってもいいよね。
おじいちゃん映画でこれぞというものがあればぜひ教えてください!