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負の感情との相関

ちゃすちゃす、フジミです。

梅雨が明けましたね。
ようやく夏がいらっしゃる模様です。

最近は運動したり曲書いたりしてます。
あとはタバコ吸って酒飲んで寝て過ごしてます。
いつも通りですね。

世の中の人は夏が到来して嬉しすぎて満喫してる模様です。

僕は公園で缶ビールを飲むか、家で焼酎を飲むかして夏を満喫するつもりです。
俺だって誰かと手を繋いで花火を見たり、水族館に行ったりしたいです。
パートナー不在につき不可能である。

今日のテーマは"負の感情"だ!!

世間的にはあまり良くないとされる負の感情。
が、俺は考える。負の感情から生まれたアートなんてたくさんあることを。
太宰治なんかはモロにそうだと思ってるし、Syrup16gなんかもモロそうである。

彼らがポジティブだったら世の中はつまらないことだっただろう。

前向きにとかポジティブという言葉が大っ嫌いである。

何回かトライしてみたがそれはそれは凄まじいストレスでいいことなんか一つもなかった。何もしない方がマシまである。
ポジティブポジティブうるせぇやつの口をガムテープでぐるぐる巻きにしてホースで水ぶっかけたいレベルだ。大体テメーは誰なんだよ。

ネガティブな性格って結局個性の一つだ。

もっと言ってしまうと養育環境が大いに影響してるのはどの精神医学の本を読んでもそう書いてある。つまりは担保が取れている情報となる。

まぁただそれを免罪符に好き勝手やるのもなんか違うと思うので、俺は個性の一言に集約させとこうと思う。

ポジティブっていかにも良さげな言葉でぶん殴ってくるならこっちも反撃するぜ。ナメんなよ。って話である。

まぁ、愚痴は置いといてだ。
例えば音楽をやる理由が怒りでも憎しみでもなんだっていい。負の感情というのは時折凄まじい爆発力を生む。
心に寄り添い、魂を振るわせることができる。

俺の曲なんかは多いわけです。
例えばリバオルの「マーダーガールシンドローム」という曲がある。
これはトー横の地雷系少女の曲だ。
彼女らのドロドロした攻撃性を歌に昇華した。
みんなが嘲笑し、見下すあの子達の代わりに下らん大人をぶっ飛ばしてやりたかった。
そんなマイナス感情から生まれた曲。

弾き語りで好評いただいている「本当」は当時好きだった女の子がいわゆる都合のいい女として消費されていたことにすごく心を痛めていた時に書いた曲である。
想像してみてほしい。もちろん辛いのはその子自身ではあるが、世界で一番大切にしたい人がぞんざいに扱われていて、目の前で涙を流している姿を。
俺はあなたの特別にはなれなかったけど、なんでそんなわけのわからない男に?という嫉妬みたいなのもあって感情はぐちゃぐちゃだった。
俺はただ歯を食いしばるしかできなかった。
あの時のモヤモヤをようやく消化するために作ったのがこの曲だった。
だからライブ中、気持ちが入ってよく指切って血だらけになっとりますけどね、、、。

スケールが少し大きくなるけども、昨今は日本全体が病んでいるように思える。
だからこそきっと音楽を始めとしたアートが必要なのかも。

そうだとしたらどんな感情にも居場所を与えてあげなくちゃならない。俺はそう思う。

怒りも憎しみも嫉妬も悲しみも。

こんな感情いらん!ってつっぱねるのではなく。

ちゃんとそいつらに部屋を作ってあげてお前ら一緒に暮らそうやーってしてあげたい。

みんな笑顔でハッピーなのはいいことだけども。仮に脳に電気を流してその状態が作れたとしても。世の中みんな笑顔なんて気持ち悪いじゃん?俺ら機械じゃないんだぜ。

涙があるからドラマが生まれる。
怒りがあるから俺たちは戦える。
恨むことがあるから俺たちは変わろうと思える。

誰かを攻撃したりしてはいけないけど、負の感情にも役割ってあると思うんですよ。

どこまでも人間臭く生きようぜ。

俺も生きるから。

そんなわけでばいちゃっ。

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