頭のネジは飛んでた方がいい
こんにちは、フジミです。
俺は会社に所属して上手いことやっている。
だが根本は社会不適合であるのはかわらない。
この歳にもなるとみんな家庭を持ち、子供がいて家を買ったりなんかしちゃってとても幸せそうに暮らしている。
そういう幸せは肌で感じたことがないため、俺はあまりピンと来ておらず、あればいいこともあるだろうしなくても変わんないよね!のスタンスである。
俺は最近肥大化しまくってるせいか酒耐性がつきまくった。しかし、一定ライン、素早くアルコールを入れるとめちゃくちゃ酒癖が悪い。
叫びながらでんぐり返しをし始めたり、唾を顔面にかけたり、全裸で暴れ始めたり、モップのバケツにゲロを吐いたりそんなんばっかりである。
自分語りはさておき、自分語りはまだまだ続くが最近普通に生きられないことに気づいたので「むちゃくちゃやったれ!!」で楽しいことだけやって生きようとしている。
普通に生きるぜーとかエリートになるぜーって感じで、結局は飲みベが一緒ならいいがギラギラした善人が俺は苦手だったりする。
いや、自分の中でそう思って実行してくれてるならすげーや。で終わるのだが時たま押し付けてくる奴がいる。下の毛か上の毛をバリカンで刈ってやろうかと思う腹立たしさだ。
人間なんてどうせいつ死ぬかわからないのが世の中の常であると考えており、ある種あの人たちと俺なんかは宗教観も死生観も価値観も違う。
なんでそっちに寄せなアカンねん。
基本的人権はクリア報酬じゃなくログインボーナスやぞと。
怒ってないですが、これを言いたかった。
俺はたくさん頭のネジが飛んでる人を見てきた。どいつもこいつも楽しそうだ。
俺がその枠に入るかは微妙だが、俺もああでいたい。
以前、友達と回りながらハイタッチしてたら棚に激突し、腕がばっくり割れたことがある。
ダラダラ流れる血溜まりを見ながら爆笑してハイボールを喉に流し込んだ。
周りで見てた人がグルグルするやつを青ざめた顔で持ってきて面白かった。
あれはあれでなんか楽しかった。
終わりよければすべてよしなのだ。
やっぱり正常でない人間なので普通にしてても楽しくない。
普通にして楽しい人がそれをやればいいと思う。
俺は毎日ダンスを踊る。
ゴミ収集車が来る時間になると手をグルグルさせて踊り始める。
右を見ても左を見ても誰かと誰かが喧嘩していて男女の分断、世代間の分断、ジェンダーの話で大抵戦争が起きている。
そんなものを目にしてマトモに寄せてるうちにネジがどっかに飛んでしまったが、俺はそんな毎日は楽しいし、不安だし割と嫌だが普通に生きる健康的な退屈さよりもいいのかも。
普通に生きたことないから知らんけど。
大体、普通に生きててそれを満足できる人間ならいちいち絵を描いたり、小説を書いたり、バンドを組んで演奏したりしないわけだ。
俺はそれがたまたまバンドだっただけで何か欠けてるものを埋めるためにやっているのである。
大体かわいいGカップの嫁がいて、月収一兆円とかあれば俺は毎日ラーメン食って酒飲んでセックスしてバンドなんてやっていないと思う。
何が言いたいかというと先のことを考えても仕方ないのかもなぁというところ。
明日俺がトラックに跳ねられ、ぐちゃぐちゃになったり。ヤケを起こした人に刺されたり、いきなり病気になって余命宣告されたり。
別に不思議なことは何もない。確率が低いだけで起こりうることだ。
だとしたら俺は今を精一杯生きねばなるまい。
できるだけ美味いもんを食い、吐くほど笑い、気持ちいいこともいっぱいする。酒で顔を洗ったり、下の毛を燃やしたり殴ったり殴られたり刺激的な体験をしつつ刹那を生きるのだ。
ということで若い子で思い悩んでる子がいたら頭のネジを飛ばしちゃうのも一個の手である。
あんまり無責任なことは言えないが、ケツを拭くのは自分になるので。
ある程度の覚悟とネジ飛ばしはいいんじゃねーかな。と思う。
世の中、品行方正だけが全てではあるまい。
ろくでなしでもそこそこに生きられるわけである。自信なんかもそんなんいらん。酒を飲め。
今回はそんなとこです。
またねー。