珍しいものだって食べる
こんにちは、フジミです。
今回は体験談的なことも書いてみたいなぁと思ったので書いてみるよ。
僕は食べ物の好き嫌いがほとんどない。
唯一食べられないものがあるとすればホヤぐらいである。
なんでも美味しく食べられるとか、そういう話とは別だが、基本的に初見のものでも食べてからうまいまずい判断する。
食わず嫌いが嫌いなのだ。
そんな僕が食べてきたものの中で珍しい物を書いていく。
【アライグマ】
僕の先輩にマタギをやっている人がいる。
その人のお家で食べさせてもらったのがアライグマだった。
ジビエが食べたい!と家に踏み込むと、出てきたのは何やら動物の足。
結構ガッツリ足の形をしている。
苦手な人もいると思うので写真は載せないことにする。
その日は鍋にしてアライグマの足を食らった。
味は淡白で身質は固く、獣臭がする。
特に脂がすごいので、どちらかというとトマトベースのスープやカレーに合う気がする。
クセはあるがペロリといただいた。
余談だが翌日にアライグマの骨を煮込んで出汁が出たものに味噌や野菜、さつまいもを入れて雑炊にしたものがすごく美味しかった。
もののけ姫のジコ坊が作ってるアレみたいでビジュアルもそそる。
東京都内などにもジビエ料理屋さんは数多くあるのでもしかしたらどこかでアライグマと巡り会えるかもしれない。
【フグの卵巣の糠漬け】
フグの卵巣、それは猛毒であるテトロドトキシンが含まれている。
パクッと食べようものなら即お陀仏である。
しかし、糠につけると無毒化する、石川県のご当地珍味がある。
ちなみに、なぜ無毒化されるかは科学的に解明されていない。
解 明 さ れ て い な い。
大事なことなので二回言いました(古い)
これは結婚式のカタログをもらった時に貰えるやつで書いてあったので注文してみた。
味は非常に塩辛く、糠臭い。
例えるならめちゃくちゃ塩辛い焼きたらこだ。
洗って食べるとのことだが全部そのまま食べてしまった。
酒のアテとしてはかなり優秀で、一切れで緑茶ハイが一杯飲み切れてしまうぐらいである。
食べていて不思議で仕方なかったのが、なぜこんな危険なものをそこまでして食べたいかである。
日本人の食への執念はすごいなぁと感じた。
ちなみにフジミは焼酎をガブガブ飲みながら100gを三日で食べ尽くしてしまった。
これからは血圧に気をつけるとする。
【クジラの尾の身の刺身】
僕は祖母が長崎なのでクジラをよくお土産で買ってきてくれて大好物である。
クジラと言ってもいろいろあるが、今回は尾の身を紹介したい。
この前、お店で食べたもので、見た目は生肉である。
馬刺しとマグロの中間といった感じで程よい舌触りの粘度があり、低温で脂が溶けるため文字通り下の上でとろける。
ニンニク醤油で頂いたが、ニンニクの旨味に勝つクジラそのものの旨みがギュッと詰まっていた。
クジラ自体にクセのあるイメージを持つ人もいるかもしれないが、こちらは万人受けする味なので一度は食べてみると良いと思う。
今回紹介するのはこんなところだ。
そのうち、ゲテモノを出している居酒屋に行ってレポート書いたりしても良いかもなぁ。
一緒に遊びに行ってくれる人も募集するよ!
またねー。