見出し画像

野球と共に走った夏。

栃木ゴールデンブレーブスのレギュラーシーズンが終わったら、
何か1つnoteを残そうと思っていました。

私は2015年の夏以来、9年ぶりに1つのことに全振りする夏を過ごしました。
それくらい、私にとって「栃木ゴールデンブレーブス」の存在は大きかった。

とある現場で「野球ばっかり〜😏」「にゃむさんいない=野球」とイジられてしまうくらいには、野球を追っかけておりました。笑

もちろん、初めて個人で応援する選手が現れた…
というのも理由の1つです。
(詳しくは下の記事をみてね)

私にとって推し選手がいるのもモチベーションの1つですが、

「2024シーズン」の栃木ゴールデンブレーブスがたまらなく大好きで追っかけたくなった。

という気持ちの方が大きかったのです。

松本で熱い?戦いを繰り広げた長野遠足
(なお各自泊まるルートインは別)

トンネルを抜け出す瞬間。

グラウンドで闘う首脳陣、選手たちを
スタンドから応援することしかファンはできません。
なので勝敗については深く触れないようにしておりましたが…

チームが全力で勝負をした結果、とはいえ
ついてくる「負け」の現実を受け入れるのはなかなかに辛かった。

連敗が続き、「このまま連敗2桁乗ったらどうしよう…🥲」なんてスタンドで話していたのが現実味を帯びそうになる試合展開もありました。

そんな中、連敗のトンネルを抜け出す「勝利」の瞬間を一度味わうと
もうスタンドはどんちゃん騒ぎ。シーズン優勝しました!みたいなテンションの上がり方。笑

↑10勝目を飾り連敗脱出したビジター群馬戦。

ここまで来たら、チームが勝つ瞬間をホームビジター問わずに1試合でも見届けたい!と
ブレーブスの応援の沼にもっと沈んでいってしまったのです。

「勝つ」事の難しさ、をたくさん味わいました。
その分、「勝つ」事で学んだ事もたくさんありました。

結果として試合には負けてしまった。
でもその試合から学び、経験を活かし、個々もチームも成長する瞬間をたくさんスタンドから見ていました。

負け続けると応援のモチベーションが下がる方もいらっしゃると思います。
私は逆に連敗が続くことで、応援のモチベーションが上がりました。

スタンドから応援で流れをかえたい!

みんなでチームに流れを引き寄せる応援とは何なのか。
いろんな人たちがスタンドから新しい応援を試し、何個も定番化されたものが生まれておりました。

監督の責任と優しさ。

栃木ゴールデンブレーブスを率いる寺内崇幸監督。
元巨人の選手で、ブレーブスの監督として2019年からチームを率いている。

ジャイアンツ球場に行くまでの坂に
寺内さんの手形がある🖐


ビジターで選手たちのお見送り待ちの際にすれ違うと「お疲れ様でした」と挨拶を交わしますが
寺内監督は毎回ファンに声をかけて下さいました。

「いつも遠いところまで応援ありがとうございます。」
「なかなかチームが勝てなくて申し訳ないです。」
「今日はありがとうございました、気をつけて帰って下さい。」

采配、チーム戦略、プレー中のサイン、
試合展開によって選手を変える判断…
すべての責任を追う寺内監督の重圧は想像以上のものであるだろう。

頭と身体をフル回転させた試合の後、サイン対応などのファンサービスもしつつ
毎度スタンドに駆けつけるファンにも丁寧に声をかけてくださり、私自身頭が上がらなかった。
自分自身も1社会人として、寺内監督から学ぶ事がありました。

愛着が沸かないようにしたって。

推し選手を作ってしまった時点で手遅れではありますが、
独立リーグは出会いと別れがたくさんあります。

新しい子が入ってきた!と思えば
夢を叶えて上のステージへ旅立つ選手もいるし、
覚悟を決めて別の道へ進むために引退する選手もいます。

このシーズン中でしか、今の選手たちのチームはありません。
「また次のシーズンで!」が絶対にない。

このメンバーで戦えるのもグラチャンまで。

毎年退団、引退選手の発表は苦痛で
今まで推し選手はおらず、チーム箱推しの私でも
ダメージは受けていた。

チーム箱推しなのは「選手たちに愛着が沸かないようにするため」
お別れが辛くならないようにするためのおまじないだった。

でも、今シーズンは推し選手がいるし、
選手を追っかけ始めた影響で、他の選手たちの事もしっかりと見始めるようになった。

この表現、としての言葉使いとしては悪いかもしれないが、
「夢に向かって頑張る少年たちを見守る近所のおばちゃん」みたいな感覚で
選手たちの事を応援しているので
試合を重ねるたびにひとりひとりに情が湧いています。

2024シーズンが終わるとき、
私のメンタルはきっとジェットコースターしてる事でしょう。笑

グラチャンまってるね。

9/27(金)〜9/29(日)まで、
各独立リーグの優勝チームが日本一を争う戦いが
小山運動公園野球場で行われます。

開催地枠として出場の栃木ゴールデンブレーブスは、9/27(金)の第2試合から登場。
一発勝負の何が起こるかわからない試合なので、負けたら最後です。

ここまできたら「何も恐れず楽しむ」だけ。
チームも、選手も、ファンも、
目の前の試合を全力で戦い楽しむ。

全力でぶつかって、栃木の強さを見せつけることができれば
結果は自ずとついてくるものだと思ってます😌

1試合でも多く、ブレーブスのみんなが活躍できるところを
この目で焼き付けることができますように。

ナイターの雰囲気がとてつもなく好きな小山を添えて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?