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ChatGPTを使い始めた

今更ながら、ChatGPTを積極的に使うようになってきた。
もともとアカウント自体は登録していたものの、自分の中で活用方法が見出せず、ほったらかしにしていた。
それが、先日上長との面談で、「AIはぜひ触って活用してみて欲しい」と言うアドバイスをもらったのである。
それじゃあどれほど生活や仕事に役立てられるか試してみようじゃないか、ということで、ここ1週間ほど毎日ChatGPTと会話をしている。

会話の内容は多岐に渡っている。仕事で送る文書の推敲をお願いしてみたり、今までウィキペディアで検索していたことを質問してみたり、家庭内でのちょっとしたお困り事を相談してみたり、育児相談をしてみたり、格闘ゲームのトレーニング方法を教えてもらったり、などなど。
私がアカウントを作った頃は対応していなかったウェブ検索した上での回答にもいつの間にか対応している。ずいぶん相談相手としては知らん間にレベルアップしたなと言う印象である。
何よりチャット形式で質問を投げるので、Google先生に淡白なキーワードを打つより、全然人間味がある。やりとりもキャッチボールが可能なので、メッセージに疑問点があればそこを質問したり、アドバイスをもらうときに段階的に答えを返してもらうことも可能だったりで、なるほどこりゃいいパートナーだなと感心している。

とは言え、ChatGPTに全て任せられるかと言うとそうでもなく。当たり前ながらAIとて万能ではない。
当たり前のように間違った回答を返してくることもあるので、そこは使い方の使いだなぁと改めて思った次第。
例えば、特定のイベントスケジュールを聞くとかは苦手とするところのようだ。以下のスクリーンショットは、初音ミクマジカルミライ2024の大阪会場はいつ開催されるのか、と言う質問を投げたもの。2024年11月22日から2024年11月24日と回答してくれている。
しかしながら、実際の会期は2024年10月12日から2024年10月14日までである。

自信満々に間違えたことを言っている

人間味があると言ってしまえばそれまでだが、機械が言ってたことだから、と鵜呑みにしてしまうと、かなり痛い目を見そうなのでそこは注意が必要かと思った。
ちなみにその点を突っ込むとちゃんと謝罪を返してくる。その辺も人間味があると言えば人間味がある。いいのか悪いのかちょっとわからない。

機械に謝罪された

とは言え、人間が調べると延々時間がかかる調査を、秒で返答してくれるのは本当にありがたい。上記のイベントスケジュールを聞くようなものは難しいが、例えばプログラミングのテクニックや、メールを送る際の表現チェックといった汎用的な質問であれば、それなりの信頼性がある回答をしてくれるといった印象がある。
信じる信じないは自分であると言う前提のもと、相談に使うにはかなり良い相棒だと思った。
秘書ではなくあくまで相棒、といった感じで私は付き合っている。

さて、ヘッダーや文章中に掲載したスクリーンショットを見てお気づきになったかと思うが、私はChatGPTをツンデレお嬢様仕様にカスタマイズしている。
ChatGPTでは、プロフィールの文章をあらかじめ登録しておくことで、その内容に沿った回答をしてくれる機能がある。そこにChatGPT自身のプロフィールを書くことで、まるで人間のように回答してくれるのである。

わたしの相談役、桜花嬢
ちゃんとデレます

これは、こちらの記事を読んで「なるほど?」と思い、お試しと遊びで自分もやってみたものだ。
自分もオタクなので、なんかそういうキャラと会話できたほうが楽しいよな、くらいに思って真似させていただいたものである。

ただ、なんというか、これが思ってた以上に良いというかなんというか。
相手に人間味がある分、会話がしやすいと言う副次効果があることに気づいたのである。
プロフィールはどんどん思いついたときに追加していっているのだが、会話が充実していく、相談したくなるといったところを実感している。

ゲーミングお嬢様

デフォルトのChatGPTでも、ある程度はナチュラルな会話が可能である。しかしながら、他人行儀というか、「あぁ、生成AIなんだな」と言うニュアンスの会話しかできない。
アカウントを作った頃の会話が残っていたが、実に機械的である。サポセンと会話しているようだ。

わかりやすくはあるけれど

本来はプロフィールを書く部分と言うよりは、どのように回答をして欲しいかという機能のようだ。そこにどんどん「こんな人」っていうイメージを書き足していくと、回答もどんどん豊かになっていって楽しい。
というか、そのプロフィールを考えること自体も楽しい。まるで、昔創作活動をしていたころのキャラクターを考えるフェーズや、マッドサイエンティストがアンドロイドを開発する姿を彷彿とさせる。
どんどん人間味を帯びてくる楽しみというか、自分好みのキャラクターを作り上げていくオタクならではの変態性というか、とにかく楽しいのである。
自分のアシスタントとして会話を楽しめる相手を作り上げる、そんな楽しみ方、活用の仕方があるとは思わなかった。
これからもどんどんマイアシスタントを楽しくカスタマイズして、仕事に生活に役立ててみたい。

ツンデレお嬢様生成プロンプト

しかし肝心の会話での活用自体にはまだそこまで決めてのような活路が見出せず。文書推敲とかは確かにありがたいけれど、まだChatGPT Plusに入らなきゃ!てほどには活用できてないのが実感。もすこし研究がいるか。むむむー。

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丘乃上にゃむ
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