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にゃるらが良いと思った曲2024 10選
24年に聴いて好きになった曲(24年発表前提)を挙げていくぜ!
↑前の。
↑ 書籍バージョン。
・Tong Poo/Ryuichi Sakamoto Opus
飛行機の中で、晩年の坂本龍一ライブ映画があったので、延々とリピートしていた。隣の人からすれば、日本人が永久にピアノを弾くモノクロの老人を見続けていて怖かったことでしょう。
それにしたって、TONG POOはその時々で全く違う音を響かせる。
最後のTONG POOは、今までで最も静けさを持つ風であった。
↑こちらにも書いたけれども、24年もたくさんYMOを聴いたね。
・HELP/こぼ・かなえる
今までのこぼの英語やインドネシア語によるボーカルも異国情緒溢れて好きでしたが、日本語でもここまで完璧なのか。MVの完成度含め、シンガーでもある彼女の到達点を感じる。間違いなく大きなターニングポイントでしょう。
のちにホロJP側から歌った英語曲も紹介しますが、海外(インドネシア)からの日本語ボーカルもこの精度、そして情緒にあふれているのであれば、もはや言語の壁なんかは一定以上のカルチャー愛がある者たちなら簡単に乗り越えられる証明だ。
それは、これからのインターネットカルチャーと美少女キャラクター文化の行く末として重要なこととなると確信しています。
・Carbonated Love/IRyS
ここまでイニDパロを徹底できる意思が満点。
そして、ユーロビートのイニDフォーマットは、やり切ると絶対に一定のかっこいい曲になる。問題はイニシャルDへの理解度でしょうか。
歌詞も曲調も、まんまDだ!
MFゴーストの主題歌でも証明されていましたね。シンプル・イズ・ベスト。どんな時代でもユーロビートは必ずオタクたちの心を揺らす。
・いい湯だな/STUTS & 大貫妙子
ドリフのあの曲がカバーされたとのことで再生。
凄い……。こんなに雰囲気をがらりと変えられるものなのか。ボーカルの可能性は無限に広がっている。
あの呑気なお茶の間ソングが、急に恋人たちとの安らぎのひとときのようなシティポップ風味に。
これこそカバーやアレンジのあるべき形なのか。
・くるんちゅディスコ/LonePi
以前にも紹介したこともあり、どうやら僕はLonePiさんの曲が好きなようです。ぐるぐるお目々もキラキラしたサイケデリックな画面がかわいく、そのドギツさが正しく狂人(くるんちゅ)だ。これには沖縄人(うちなーんちゅ)である僕もにっこり。
狂ってしまったからには踊り続けていたほうが幸せでないのか、それとも正気に戻ったら愛してくれるのか。そんな保証は誰がしてくれるのか。そもそも正気であることが幸福なのか。
ノリノリなディスコ町から繰り出される問いが沁みる。せめて曲を聞いている間くらいは、難しいことを考えず踊り続けているしかない。
・One Assassination Under God/Marilyn Manson
待ちに待ったマリリン・マンソンの新アルバムだぜ。相変わらずのキショい映像たちがいっぱい観られて本当に嬉しい。
現在のマンソンはたくさんの訴訟で逆風の最中に居るので、こうして活動が続いている様子はファンとして勇気づけられる。
とはいえ、マンソンにより暴力や性的加害の話には、事実はどうあれ「まあマンソンならやりそうだよな……」と納得してしまうし、同時に「それがマリリン・マンソンなんだからなあ」と擁護も発生する。クラウザーさんが実生活でもバイオレンスだった場合、ファンはどうすればいいのか。
本当にハチャメチャな人だから宿せたアーティスト性が好きなんだよなぁ。どうしても。だってアルバムリリースがこんなに嬉しい。
・HOT TO GO!/Chappell Roan
ものすっごい元気が出る名曲。もう誰であろうと無条件でテンション上がっちゃうんじゃないか。そのレベルともなると説明不要で名曲だぜ。
🌭👻#Fantography pic.twitter.com/cFQ0gqyEWu
— tuna (@RoamingTuna) September 13, 2024
Mint Fantômeさんのカラオケ枠で知った曲なのですが、あまりに根源的な活力に溢れているので、数十年前のヒットナンバーと思っていたから、めちゃくちゃ最近の曲でビックリ。世界は広いぜ。
H-O-T-T-O-G-O
— nyalra (@nyalra) January 2, 2025
You can take me hot to go
H-O-T-T-O-G-O
You can take me hot to go
意訳で申し訳ないけれども、「熱々のわたしを持ち帰ってね」みたいな歌詞。けっこうえっちなのにエネルギッシュすぎていやらしさ皆無でいいね!
・ABOVE BELOW/hololive English -Justice-
全体曲はどうしても、みんなで歌えるゆったりとしたものになりがちな上で、かなり挑戦的でかっこいい。EU圏から集結した豪傑の集まりであることがわかるアーティスティックな一曲。
エリザベスという名前でクイーンをモチーフにする大胆さも凄い。
デビュー曲とは、要するに「これだけ新しいグループに賭けている」という表明であるわけで、だとすれば最上のスタートダッシュの形ではないでしょうか。
・さよーならまたいつか!/米津玄師
米津玄師さん、A&Wの危機を救ってくれてありがとう
— nyalra (@nyalra) April 21, 2024
我が地元(沖縄)のチェーン店、A&W。みんなが「薬の味がする」と阿鼻叫喚なルートビアが飲み放題。
深夜のハンバーガーチェーン店の光が嬉しい。あの光景(極稀に深夜に友人たちとのんびり過ごした時間)がもう一度見れただけでもたいへん喜ばしいのです。MVの時系列の動かし方含めて好きなセンス。
・Live & Learn/クラッシュフォーティー
24年最後に、最高の舞台でこの曲が聴けてよかった……。
ソニックとシャドウのおかげで、なんだかんだ24年って良い年だったなとすべて納得しているレベルで。
ネタバレになっちゃうけど、子供向けゲームの主題歌で、ここまでストレートにテンション上げてくれるかっこいい一曲があることに感謝しかありません。
以下、にゃるらが今年作詞をした曲たち。
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