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「グランジの神様」運送業に関係ない設定の話その1。
「グランジの神様」第4話〜第6話での、カズオの容姿の設定とギターについて書きました。
ギターのことはあまり詳しくないので、お粗末ですみません。
マニックパニックは実際に使っていたので作中にも登場させました。
カズオの髪
カズオの場合、そもそもグランジというものを知ったときに着てる物のボロ繋がりで「ボロでもカッコいい」と思ったことがキッカケ。
カズオの家はお母さんがカズオの生活を顧みないので、カズオの服はいつも擦り切れたお下がりばかりで床屋さんに行くお金も惜しかった…というのもあってザンバラに伸びてしまいました。
カズオは自らグランジ志向にシフトすることでそれらを逆手にとり、穴だらけの学ランを着崩して新聞配達のバイト代をおじいさんとの生活に使った残りで市販のブリーチ剤を買い、自分でプラチナブロンドにしていたようです。
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カズオの中学校は校則がユルい学校でしたし、カズオはファッションと音楽室のギターの扱い以外(笑)真面目な生徒でした。
就職にあたってその髪を黒くしたのは近年普及したカラートリートメント「マニックパニック」の「レイヴン」という色。
おじいさんは黄ばみのある白髪に「サンシャイン」を使ったという設定です。
本来白髪ではキレイな色は出ないらしいですけどね。
基剤がトリートメントなので色もちは短い代わり、髪が傷まないんですよ。
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焦げ猫もマニパニは愛用してたことがありまして、真っ黒にメッシュ状にブリーチをかけ「フューシャショック」を入れたり、毛先に「ヴィーナスエンヴィ」を入れたりして楽しんでました。
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ちなみにカズオの髪は短くすると爆発気味になる、ボリュームもコシもある髪。
「カズオの運行日報」ではそれが役立つときがきます(笑)。
ギターについて
第5話まででお分かりのとおり、カズオは中学生のときにニルヴァーナなどのグランジや、パンク・メタルの影響を受けて学校のアコギで練習を始めたギター少年です。
10円玉をピック代わりに使って弾いて先生に怒られるエピソードは、実際に焦げ猫の高校で男の子たちがやらかしていたことなんです(笑)。
弦の寿命は短くなっても独特の音になるらしく、クイーンのブライアン・メイもコインで弾いていたとか?
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一応この頃のカズオはニルヴァーナのファンという設定なので、フェンダーの「カート・コバーン・ジャガー」の右利き用(ジャガーの改造品。カート・コバーンは左利きでレフティモデルのジャガーをベースに改造していた)を密かにほしいなーと思ってたらしいのですが、どうせお年寄りに話してもわからないから話してもいないし年金ももらってる気配のないおじいさんがまさか中古とはいえそのギターを買ってくるとは謎が多すぎてとにかくビックリしたようです。
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これ、相場調べましたけど中古でもそこそこしますねえ…。
作中で13万円というのは、ざっと見た中で最安だったので。
ちなみに焦げ猫の弟がバンドやってた時代に買った昔のフェンダージャパンのストラトキャスターは、今よりずっといい素材を使っていてやはり相場が高く、ショップで売らない方がいいと言われたので、彼はまだ所有しています。
焦げ猫もギター練習したことがありますが、コードが押さえられずさっぱりモノになりませんでした。
知ってたギターといえば…
フェンダーならストラト、テレキャス。
ギブソンならレスポール。
グレッチ。
リッケンバッカー。
オベーション。
SG。
アンプはそれこそフェンダーとマーシャル、頂き物のブラックスターしか知りません(笑)。
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実は焦げ猫はグランジファッションは好きだけれどもニルヴァーナはべつに好きではなくて(笑)、パンクでもメタルでもうまいギタリストがいてメロディアスなギターソロのある曲をつくるバンドが好みです。
そんなわけで詳しくないので、グランジのミュージシャンは何を弾いてるんだろう?と調べた結果、ジャガーやジャズマスなんかな?と今回勉強になりました。
余談・焦げ猫の好きなギターサウンド曲
ハーレム・スキャーレム「Manday」
グランジバンドではないですが、「グランジの神様」扉絵のイメージがするインスト。
これは名曲だと思うのでぜひ聴いてみてください。
そのほかに、ギターの音が好きな曲は…、
ジョン・サイクス「Please Don’t Leave Me」
ジョン・サイクスのLive版「Is This Love」
MIYAVI「Fire Bird」
キッス「Detroit Rock City」
森高千里「雨」ロックヴァージョン
チャーリー・セクストン「Hold Me」
ビリー・アイドル「Eyes Without A Face」
COMPLEX「Be My Baby」
矢沢永吉「苦い雨」(なんでギターソロでフェードアウトしちゃうんだ)
工藤静香バージョン「土用波」
番外編…森高千里「ギター」(ギターの音は少々チープですが唄われている彼氏がまさにカズオで草)
…などなど(^^)
ジャンルがゴッチャゴチャ(笑)。
ここには書ききれませんね(汗)。
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