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カズオの運行日報 第20話 「市場のBボーイ」前編

前回の「カズオの運行日報」第19話(幕間)「鳴りちらかし事件」から1ヶ月以上空いてしまいましたが、更新再開です!

前回までのあらすじ
中学卒業後、家庭の事情ですぐに運送会社に就職し、助手→2tと働き、20歳になり中型免許を取って4tにステップアップしたカズオ。
古毛さんというおばさんドライバーから青果市場の仕事を引き継ぎました。
ところがある市場で荷受けの男の子と一触即発に…。
仲良くしてね、と周囲の大人たちから勧められるも、キッカケがつかめず悩むカズオでしたが…?

今回は全11ページ。




次回のお話はこちらです↓

今回はとくに解説らしい解説はありません…。
青果市場の仕事の独特さについては、第17話と第18話の解説で概ね書いちゃったので(^^;)

普段から物量が多い有名どころの市場や、そうでなくてもシーズンや時間帯により、降ろし場所の取り合いや通れる通れないのトラブル、もう荷物を置く場所もなくて通路にあふれているなどは市場では日常茶飯事だったりします。
作中のように建屋の設計ミスなのか、それともあとから無理くり仲買を入れたのか、ウイングを全開できず通路のスペースを取ってしまうところも…。

作画メイキングらしきモノとしては(爆)、「機種変でアイビスペイントを移行するときの注意点」という記事で、機種変したらレイヤー100以上になってもバグらなくなったのはいいけどアプリに問題がありデータ移行で苦労したのでクリスタに乗り換えようかなというようなお話をしております。

今回の特筆事項といえば、「ターレー」ですかね。
「ターレットトラック」が正式名称ですが(メーカーにより商品名の違いあり)、「ターレー」「ターレ」「バタバタ」と呼ぶ関係者が多いと思います。

市場内で小口の荷物をちょっと移動させるのに便利なターレー。
しかしご覧のような構造で荷台に「アオリ」がないので、焦げ猫はよく作中のように盛大に荷物こぼしてんの見ました(笑)。

第20話より。コレ本当に市場あるあるです

しばしば誰かが通路に置きっぱなしで自分のトラックが通れなかったコトがあり、どかすときのために運転を教えてもらいましたが、なかなか楽しいです。
ハンドルに重なってる輪っかがアクセル、筒の上に立ってるレバーで前進・バック切り替え。

ただ近年は、危険なのでか?使わないという市場もあるようです。


これから数話は、業務の話よりヒューマンドラマにやや重きを置いた展開になると思います。
カズオが大型に乗るようになったら、また本格的な業務の話に傾くプロットになってます。

大型は大型でまた違う楽しさや大変さがあり、興味のあるかたには楽しんでいただけると思います。
あいだに青さんヒストリーや社長ヒストリー、もちろんギャグ満載の番外編も予定してます。

日本神話のマンガやご依頼のお仕事と並行して描いていくので更新に時間はかかりますが、ネタ切れにはほど遠いので(汗)どちらも楽しみにしていただければ幸いです。

業務上の前回のお話はこちら、第18話「やっちゃばカオス 後編」です↓


第19話は幕間ののりちゃん回…メタル好きなかたにも(^^)↓

「カズオの運行日報」マガジンはこちらです↓


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焦げ猫
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