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オバケ屋敷、神さま屋敷 最終話&エピローグ

実話ホラー&スピ系イラストエッセイ「オバケ屋敷、神さま屋敷」最終話3ページ➕エピローグ2ページです。

いま読み返すと、なんだかまとまりがなくてなにを言いたかったのかわかりにくい作品ではありますので、本編のあとに文書で補足しています(^^;)



イラストエッセイ本編


全5ページ


霊能者に頼ること

「溺れる者は藁をもつかむ」

…と言いますが、怪しいと思われがちないわゆる「霊能者・スピリチュアルカウンセラー・ヒーラー」等のプロの力を借りることや、持っているモノ(家や生活水準など)に執着しないで新しい道を探すことも大事なんじゃないかなっていうのがまず1つ。
借金増やしたりするまえに、「溺れる者は藁をもつか『め』」です。

霊能者なんて騙して脅して金を巻き上げる輩で、そんなモノ信じたらいいカモにされるわ…と思う人も多いと思いますが。
悪徳エセ霊能者だったら、焦げ猫みたいにスッカラカンになってからの人は相手にしてくれません。
そういうスタンスで仕事している霊能者だったら、この相手からはお金むしり取れない…って思ったら客にするだけムダってもんでしょう。
ここだけの話、後日ですがそういう対応の霊能者さんも居たんで。
借金してまで頼るのはオススメしません。
ご縁がないならその道はそれまでと割り切りましょう。

でもあんまりにも災難が続いてもう八方塞がりだ…というときは、良心的な霊能者さんにわずかなお小遣いで視て頂けるようならば、そこに解決策の突破口を求めてもいいと思いますよ。
作品中ではそれを「見えないモノに原因を求めるのも当然のこと」と書いています。

実際焦げ猫も「よく生きてたね」とか「今は無い無い尽くしでしょ」とか「わかってくれる人がいた、相談に乗ってくれる人がいた」というだけでもとても救われたのです。
たしかに鬱やアル依にもなりましたが、原因が自分1人の問題ではないので普通の心理カウンセラーさんではもはや解決できず、どうせ自費なら…と考えたのもあるんです。
そして、その先生は、時期がきたら「もう卒業ね」と、依存・責任転嫁の罠から離してくださいました。

だから自分の首に手をかけるくらいだったら半信半疑・ダメ元でもその道のプロに相談するのもアリってコトです。

たとえそれが直接の解決にならなくても、自分を違う視点から見ることで気づきや学びになります。

エピローグより。マジで自殺の方法はいろいろ考えたことがありますが、幸か不幸かチキンで実行できずじまい

セーフティネットについて

セーフティネット(生活保護、社会福祉協議会、自立支援など)のほうは、かなり自治体によりさじ加減が違うので、相談に行って「わたる世間は鬼ばかり」と思い知らされた苦い思い出もじつは1回2回ではありません。

でもそこで「誰も助けてくれないから」「家は手放したくない」とキャッシングや町金などで借金をしてしまうとドツボです。

自分が家を買うずっとまえに、任意売却に出された中古住宅を内見しに行ったことがあるんですが…完全に生活も人間も崩壊した家でした。
ゴミ屋敷なのはもちろん、子どもを置いて両親が借金取りから逃げてしまい、家具や壁に「今日もアイツがきた」など走り書きされていたり、無効(不渡りっていうのかな)の小切手が山積みの衣服やゴミと一緒に何枚も出てきたりしてました。

ヘタにお金を借りられる人だと、粘っちゃうんですかね…。
コレを見た経験があったから、自分が「もう家の維持はムリ」と早めに英断(?だと自分では思ってます)できたのかもしれません。

セーフティネットについては市町村の窓口で水際作戦をされなくても、自ら「そこまで落ちぶれたくない」と断固拒否する人もいますが…。
たしかに恥を忍んで通帳の中身やら自分の今までの経歴やら何回も通い詰めてぜんぶさらけ出しているのに結局申請させてくれない自治体も多く、蔑むような対応をされて自尊心はズタズタになるし「死ねってことかねコレ」と何度思ったか…それを思うと、そういうものに最後まで頼りたくない、という人の気持ちも充分わかります。
お独りならそれでいいですが、守るべき家族をお持ちの場合は、そんなこと言ってる場合ではありません。
ダメ元で、作品に書いてあるように「首を括るのではなく腹を括ってください」。

焦げ猫が無知だっただけですが、保護を受ける資格のある人は自治体より先に「もやい」などのNPO団体に相談するといいです。
そのカテゴリーの法に詳しいかたが窓口に同行してくださったりするそうです。

本来、申請の時点では車や家があってもいいのです。
だって焦げ猫のように突然転落する人も多いわけですから。
処分手続き中だったり、資産価値がなかったり、病気で引越しがままならないケースがあったりと人により事情はさまざまなので、とりあえず明日食べることを優先させてもらってからケースワーカーの指示に従えばいいです。

生活保護バッシングをする人は、なにかと「人の血税で…」と言いますが、身体壊してまで働いて税金払ってきたような人は助けてもらってしかるべきではないかと焦げ猫は思います。
どうかプライドより先入観より、命を優先させて生きてください。


「○×の法則」が当てはまらない場合もある

それと作中の焦げ猫のように、ホ・オポノポノとかマーフィーの法則とか引き寄せの法則とか、「潜在意識を変えないからそうなる」って言われてやってみてもダメだったという人…。

これ、うまくいく人といかない人にやっぱり分かれると思うんですよ。

焦げ猫は「催眠術にかかりにくいタイプ」です。
固定観念がガチガチに強い人はたぶん、そういうものが効きにくいんじゃないかなと思います。
そうでなくても、自分で自分のマインドをセルフコントロールしようとしても、
「今つらいんだよ今!!」
しか頭に浮かばず。
ホンットウ〜にどん底になっちゃってる人には難しいものがあります。

ですが、
「ツライツライと口にしてるともっと辛くなる」
ではその逆は?というのが、焦げ猫にとっては作中で描いた、
「小さな幸せに気づくこと」
…だったんです。

つらいのに「ぼかぁ幸せだなぁ(ネタ古すぎ)」と口にするのはできなくても、その日1日のうちなんかしら探せば「よかったこと」があるはずなんです。
「不眠で辛かったけど今日は1時間多く眠れた」とか「便秘が辛かったけど2日続けてお通じがあった」とか、「布団カバーを交換したら気持ちがいい」とかでもいいし、「止まってた水道の料金が払えた」レベルの幸せもまた幸せです。
それを「情けない」「惨めだ」と思わず純粋に喜んでください。
普通に生活できてる人にとっては些細なことでも、拾っていくうちに感性が磨かれます。

ちょうど、砂金探しや琥珀掘り、ビーチコーミングに似てるかも。
最初は漠然といろいろ混ざったキタナイ泥のようにしか見えなかったものが、訓練してるうちに宝物を見つけ出せるようになるというか。
ホラ、タケノコ掘りでも職人は違うでしょ?

極端にいえば「まだなんの準備もしてないのに今日死ななくてよかった」でもいいと思ってます。
死=不幸ではないのですが、例えで。

どん底の底の底から一歩上がれたときに試してみると、また違うかもしれません。

ちなみにそうした⚪︎⚪︎の法則とか潜在意識の書き換えとか、そういう西洋式?近代的?スピ手法のほうがすぐ効果がでる人も多いようなので、もし興味があったら高額なセミナー行くよりこのマンガ読んでみてください↓

かわいい絵とおもしろいキャラ立てで、そうしたハッピーのエッセンスが身近に描かれています。
洋楽好きな人にもツボるとこがナイス!
Kindleで0円ですがわたしの宝物のような本です。


さて、某コミックエッセイ賞の応募作品として描いた「オバケ屋敷、神さま屋敷」はこれで一旦終わりです。
拙い作品をお読みいただきありがとうございました。

が、後日談というか番外編?が幾つかあるのでユル〜く描きますね。

娘がオバケ屋敷で経験していたゾッとする話、霊能者さんとのセッションで教えて頂いた自分の過去世が「ヒドすぎて笑えるけどちゃんと腑に落ちた話」など予定してます。

このイラストエッセイのマガジンはこちらです↓

前回のお話はこちら↓


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焦げ猫
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