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カズオの運行日報

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トラックドライバー・運送会社の裏舞台やあるある、ビックリ事件を描いたマンガです。 業務にまつわる事件は元ネタが実話です。 登場人物のヒューマンドラマも織り交ぜて(こちらはフィクシ…
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#仕事

カズオの運行日報 第29話 「春よ、来い」

こんなお話をアップする春にはまだ遠い年内ですが…(^^;) みんなのステップアップに絡めてのお話です。 「春よ、来い」というとユーミンの物哀しくも美しいあの曲を思い浮かべ「最終回!?」と思われるかもしれませんが違います、あしからず…(むしろ今まで描いた量よりこれから続く量のほうが?汗)。 カズオが髪の毛を伸ばしていた理由のお話を、先に番外編として描いてしまってますのでリンク貼っておきます(^^;)

カズオの運行日報 第26話 「青さんのトラウマ」後編

前回までのあらすじ カズオの務める小さな運送会社・KNロジに入社したコージ。 コージは植松に仕事をよく教えてもらえず、それ以前からの生活の大変さも重なり、塞ぎ込んで無断欠勤。 どうやらそれは解決に向かいそうだし、植松もコージに謝ってカズオと一緒にコージの家の片付けを手伝っています。 仕事で後輩や新人にきちんと仕事を教えないとどうなるか…青さんは自分の経験を植松に話しました。 若い頃、海上コンテナトレーラーもやっていた青さんですが、なぜ青さんはその会社をバックれたのでしょうか?

カズオの運行日報 第25話 「青さんのトラウマ」前編

前回までのあらすじ 4tの業務にステップアップしたカズオは市場の荷受けだったコージと仲よくなり、自分の会社(KNロジ)に紹介。 ところがカズオを慕う後輩・植松の嫉妬で仕事をよく教えてもらえず、それまで家庭事情があってメンタル的にも疲弊していたコージは自信喪失してバックレ…。 主任として新人に仕事を教える係のトップでもある青さんは、植松を諭すために自分の経験を語ります。 その後カズオ、運行管理の槍杉さん、反省した植松とでコージの家を訪れ、事情がわかっていろいろ解決に向けて手伝

「JEALOUSYを眠らせて」前編 カズオの運行日報 第22話

前回までのあらすじ 4tで青果市場に行ったり、オフィス家具の配達を受け持つようになったカズオ。 市場の荷受けをやっているコージくんとは最初は天敵扱いだったもののそのうちなんとなく仲良くなり、「トラックドライバーの仕事について教えてほしい」と相談を受けました。 カズオに新しい友人ができたっぽいことを、植松くんはなんやら気に入らない様子ですが…? 前16ページ。 サブタイトルは氷室京介さんのヒット曲から拝借しました(爆)。 なん度も申しますがBLではありません…。 中学卒業

カズオの運行日報 第21話 「市場のBボーイ」後編

前回までのあらすじ 青果市場に果物を届ける仕事を始めたカズオ。 ある市場で自分と歳は同じくらいだけど趣味が真逆っぽい男の子と険悪なムードになりますが、仲よくしたくてもどうしていいかわからず…。 彼が落とした荷物を拾ったのがキッカケで、彼はカズオの段取りを手伝ってくれるようになりました。さて…? 次回のお話はこちらです↓ ちょこっとメイキング。 「彼」の名前、さんざん悩んだあげく至極ありがちな「コージ」君に決定。 「コージ」にした理由もありがちかも…(^^;) イマドキ

カズオの運行日報 第17話「やっちゃばカオス!」前編

お待たせいたしました、「カズオの運行日報」青果のお仕事のハナシがスタートです。 今回は前編、全15ページです。 まずはじめにおことわり。 夏服への衣替えってだいたい6月とされてるので登場人物の多くが半袖着てますが、作中で出荷している国産レモンとはシーズンが合ってなくてすみません。 焦げ猫の地元産のレモンは3月でした。 今の時期だと焦げ猫の行ってる選果場では梅の実なんですが、柑橘類の方が箱も大きく絵面がわかりやすいので…。 それと作中の「リフト」とは、フォークリフトのこと

「カズオの運行日報」 第4話「恐怖の深夜便」中編

覚えるまでが難しい、飲食店向けの食材ルート配送。 でもちゃんと覚えてしまいさえすれば、毎日行く店舗や順番はほとんど同じルーティンになります。 毎日違う荷物・行き先のフリーチャーターとは対極で、イレギュラーが苦手な人はこういった仕事がいいと思います。 さて今日はそんな仕事の楽しさを。 飲食店向けの深夜配達で必ずしも眺めのいいお店がコースに入るとは言えませんが、お店の凝ったつくり・内装・メニューを見るのも焦げ猫は楽しかったですね。 うわーステキ、いつか来たいなぁ!ここのメニュ