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舞台「刀剣乱舞」が実践したソーシャルディスタンスがスゴイ!

当初、公演予定していた内容は全て白紙になり、新たな形で公演を進めている中…舞台クラスターが起こります。ますます小劇場や演劇界での活動が制限されキャストもスタッフも困惑しつつ状況を理解し受けれ、千秋楽を迎えた舞台「刀剣乱舞」。

演技は計算では…できない。熱が帯びれば距離が近くなってしまう

舞台「刀剣乱舞」の見どころのひとつが、激しい殺陣のシーン。しかし、感染防止のルール上それが出来なくなり、演出も変更されました。
一から作り直すには時間がない。焦りもありつつ…距離を保ちながらの演技にキャストたちも困惑したことでしょう。
千秋楽を目前に後悔された動画でも、それが分かります。

2.5次元作品は、キャラクターをどれだけ理解し再現できるのかも見どころです。ゲーム原作である「刀剣乱舞」では、一振り一振りのキャラクターの歴史上の背景や持ち主の生活なども反映されています。
稽古中は、常にマスクで…距離を保ちながら、キャラクターになり切り演技をする。息もキツイでしょう。あれだけの運動量で、動きにくい衣装や大きな刀を使う状況です。

この素晴らしい世界を知ってもらいたい

「2.5次元」という言葉を知っている人も多くなりました。ただ、演じている役者側から言うと「原作もの」という認識なんです。演じる事に隔たりはないんですよ。
どうしても、2.5次元と呼ばれる作品は、原作のイメージありきだからこそ無名の役者が演じる事もあります。デビュー作が2.5次元という役者の方も多くいるのも理由のひとつです。
デビュー作が、ミュージカル「テニスの王子様」であることを「黒歴史」として扱うメディアもありました。それでも、出演していた多くの俳優たちは、胸を張って「黒歴史ではない、むしろ誇りに思っている」と語っているんです。


今回、ソーシャルディスタンスを守りながら…観客はもちろん、スタッフやキャストを含めた全員が無事に楽しめるようにさまざまな試みで公演された苦行の作品となった刀ステ。本当に素晴らしかったです。

まとめ

若い頃から観劇する素晴らしさを知ると…世界が変わる!ミュージカルや舞台などのチケットは、高いというイメージがあります。原作ものである「2.5次元作品」はそれに比べると比較的、手が届くチケット代です。

次回作も発表され…ますます楽しみ。

演劇の世界を知っていると、空想力や想像力も豊かになる気がします。
私自身は、原作のゲームの内容も知らないのに…すっかり刀ステや刀ミュのファンになってしまいました。他にもライブ・スペクタクル「NARUTO~暁の調べ」を観劇しましたが、原作の内容をしっかり把握しているわけもないのに…涙してしまったほどです。
一つのカテゴリーとして、ここから観劇する楽しさを知ってもらえたらいいなぁと思っています。





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