「ものづくり」はこれからも「幸せづくり」ができるのか
ビートソニックは「ものづくり企業」です。
最近は「ものづくり」から「ユーザー体験」までを一気通貫でプロデュースするクリエイティブ集団だと思ってやっていますが、根幹にあるのは高い技術力や品質を担保するメーカー機能です。
「ものづくり企業」が社会の中で担える役割は限定的です。
「ものづくり企業」が社会に対してできるのは「モノを作って世に使ってもらう」ことだけです。それをしっかり理解していないと、存在意義を見失いがちです。
大量生産&大量消費の時代はすでに終焉を迎え、レイトマジョリティやラガードだけのものになっています。数千円で上質なシャツが買え、数万円で40インチの薄型テレビが買える時代に、「モノを買う」や「モノを消費する」事自体、ネガティブな要素が大きくなってきていると感じています。
そう考えると「ものづくり」よりも「場所づくり」や「コミュニティづくり」のようなソフトウェアのほうが「幸せづくり」に向いている時代なのではないでしょうか。
そういう意味で「ものづくり」で「幸せづくり」するのはかなりハードルが上がっているなーという印象です。
まぁ、これからもものづくりをやっていくのですけどね。好きだから。
ビートソニックという会社に興味のある人がいたら是非Twitterで連絡ください。コメダでランチでも食べましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?