子供の時のここはどこなんだろうループ

私は子供の頃、夜寝る前に考え事をするくせがあって、考えているあいだに「此処はどこだろう。今までの私はなんだろう。今ここの自分は誰だろう。家族とか学校の人達は誰なんだ?なんか立場とか雰囲気とか、何かが違う。」という考えにはまることが多かった。
(夜中のこの疑問ループには、ブラックホールについて考えるみたいな際のないこわさがあるので、怖いもの見たさでたまにわざと考えたりもしていた。)

たしか、藤子F不二雄先生の短編に、主人公が同じようなことを友達に語ってこういうこと君もあるかと聞くシーンがあったと思うんだけど、手元の短編集を探してもみつからない。内容も他の短編と勘違いしていてすっかり記憶から落ち抜けてしまった。あの主人公はあのストーリーの中でどういう道すじを辿ったのかがめちゃくちゃ気になる、というのがたまに浮上して、しばらくすると忘れてしまう。
今またそれ思い出してめちゃくちゃ気になってる…