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MTGドラフト攻略:ダスクモーン クイックドラフトお手軽戦略〜ラクドス決め打ち〜

(本記事は全文無料で読めます)
11/6追記


・自己紹介

初めてnoteを書きました
MTGアリーナでリミテッドばかり遊んでいる"きゅる"と申します
今回はダスクモーンクイックドラフトにて"狙い目"アーキタイプを発見したため、共有させて頂こうと記事にしてみました
文章化はあまり得意ではなくその練習も兼ねており、読み辛い点ありましたらご了承下さい

戦績としましてはこのピック方法にて10回イベント参加したところ7回完走、最低成績が5勝、と安定したデッキを組めました
(65-15、勝率80%)
月初ではありますがミシック6位までは到達できました

(11/6追記)
10月の最終リミテッドランクは27位、DSKアリーナオープンは(たまたま)ラスドスを握って完走、と結果が出せておりこの環境の理解度は高いと自負しています

・記事の目的と対象読者


サクっとリミテッドランクを上げたい人向け記事です
デッキはただのアグロ一辺倒ではなく、要求プレイングはやや高くなる点はご注意下さい

またクイックドラフトはプレミアドラフトとは全くの別ゲーであり、やり過ぎるとピックに変な手癖が付く可能性があるためご留意を

・ドラフト環境

プレドラ環境
Tier1 青白、赤白
Tier2 赤黒、青緑、黒緑、赤緑
Tier3 白黒、緑白、青黒、青赤

クイックドラフト環境
あまり大きなアーキ差はないようです

・クイドラでラクドスを決め打つ理由

ではなぜプレドラではTier2に位置しているラクドスを決め打つのか
Tier1の赤白、青白は運営に目をつけられており、白が特にbotの点数が高いため完成度高いデッキはまず組めません
無理やり組めはしますが強アンコが数枚と残りはコモン束になることが多く、デッキの強さとしては微妙止まりになってしまいがちです(そこそこは勝てるがそこそこ)

ラクドスを決め打つべき理由は赤黒マルチの不穏な笑いが異様に安いから
この一言に尽きます

プレドラIWD7.2でアンコ2位のボム

17LandsのALSA(Average Last seen at)を参照すると
プレドラALSA5.61
クイドラALSA6.20
となっています
最近のデータに絞るとプレドラの方はより数値が低く(価値が高く)なっています

これから分かるようにアンコボムの一角である赤黒マルチがクイドラのbotには評価されていないためラクドスが狙い目なのです

実際にプレイしていると8手目で流れてくるのはざらで、一回見送ったら最後のカードが不敵な笑いだったりと思わず笑いが出てしまう程です

ボムの不敵な笑いだけでなく、黒コモンはbotさんがほとんど全て返してくれるためデッキの再現性が高くなっています
(赤は若干高いです)

注意としては、ラクドス自体の強さがほぼこのマルチエンチャに依存しているため、パックからもそもそ出てこなくて拾えない時はデッキが弱いです(出現期待値枚数は1枚以上あるはず)

というようにボムアンコが拾いやすいからラクドスがおすすめ!というのがこの記事唯一の内容となっております笑

※追記
同じ調整チームでリーダーの山辺カフカちゃんが、ラクドスは本当に決め打ちしがいがあるのかデータに基づき検証してくれました
合わせて一読していただけると理解が深まると思います

以下実践での結果及びピック方針を書いていますので、興味があれば一読ください

・7勝サンプルデッキ

アグロ寄り

そんなアグロでもない


ミッドレンジ

衝動ドロー部屋4枚
マルチアンコたくさん
ザ ミッドレンジ
タッチ白大主
珍しくレアがたくさん取れたパターン


コントロール寄り

リソース型コントロール

・ピック優先カード

重要アンコモン
不穏な笑い
流れてくるとは言いましたがこれ以上に欲しいカードはないので取りましょう
重ね引きしたら余計に強いカードなのであるだけ入れます

イラストの圧


復讐に燃えた憑依

みんな大好きパクリファイス

他欲しいアンコモン
3/3/2マルチ

残れば強い


-3/-3

主にエンチャサクりの種


6/4/4

昂揚は少し意識したら達成できるイメージ


2/3/2豚さん

宝物がサクり誘発になったりと地味にシナジー


5/4/4速攻

雑に強い&サクり台生成


2マナ5点

2ターン目に打てない以外神


衝動ドロー部屋

下振れとデッキ若干選ぶが両方偉い


消耗戦の果ての実質フィニッシャー

重要コモン
黒生贄

アーキ成立の屋台骨


抜歯

クイドラではタフネス1に人権ないかも


2/1/1ネズミ

黒最強の2マナ域


ガラス工場

基本サクる種だが暇すぎて右解放もよくある

赤黒土地

他欲しいコモン
懐中電灯

汎用ただ強枠


竜火

除去過多になりがちだから優先度は低い

・ピック方針

・1パック目
レアリティを重視してレアやアンコモンから取っていきましょう、無ければコモンの必要なものから
初手から取りたい物が無い時もあります
しかしラクドス決め打ちをしていると結局枚数は余るくらい取れますので他の色に浮気することなく、一貫して赤黒の色が合っているカードでも取り続けましょう
初手から一手パスになっても問題はありません、botが強カード流してくるのを待ちます

・2パック目以降
この辺からゲームレンジとデッキタイプを意識します
アグロなのかコントロールなのかでピックカードが変わるからです

衝動ドロー系はアグロだと強いですが、除去ばかりのデッキだと透かされる可能性が高まり無駄牌になるといった具合です

逆に6マナサイクリング生物はアグロだと不必要ですが、遅めなデッキだとフィニッシャーになれます
レンジの自由差もラクドスの強みです
(とはいえ大体中速ミッドレンジになりがち)

①汎用強カード
②レンジによって強いカード
③数合わせカード
この優先度で取っていき、後半は①と②の優先度を変えていきましょう

・デッキタイプ別に欲しいカード


アグロで特に強いカード

裏の裏まで
衝動ドロー部屋
1/1/1猿
アクト
生物の枚数が重要です

普通のミッドレンジで強いカード
特になし
上で挙げたカードが必要なカードです

コントロールで強いカード
4/2/2ディスカード
サイクリング生物(黒>赤)

・ ドラフト中の小テク

・ボムレアはタッチして入れる
赤黒を決め打つ、その前提で赤黒にタッチしてでも入れたいボムが出てきたら取る
白大主
緑黒マルチレア
緑XX
(この3種レア以外なら無視してよし)
2-1や3-1でこれらを見かけた時の受け入れを作るために白と緑絡みの土地は暇があれば取るのもアリです
※アグロになって衝動ドローカードを採用している時はタッチせずに2色でまとめた方がいいです

・ふんわりリアニ要素を入れる
7/6/5が取れた時限定ですが1/1/1とセット運用することでデッキ幅を広げられます
デッキとしてはミッドレンジ以降のタイプですね
素出しも出来る
黒サイクリング6/6/5もその時は入れたいです
※白タッチまでしてリアニ軸にするのは推奨できません

・勝率を上げるピック基準とデッキ構築(11/6追記)

ありがたいことに多くの方が本記事を読んでラクドス決めうちを試し、無事完走できたとの連絡がありました!
しかしながら中にはあまり勝てていない方もおられるようで、どうしてなのかとプレイを拝見したところプレイングとデッキ構築に手こずって勝てていない印象でした

まずプレイングに関してですがリミテ全般の話をしだすとキリがないのでラクドスデッキに絞った話をしますと、デッキの特徴(主張)としては
優秀な軽量除去と軽いリソース手段を持ちテンポ勝ちしやすい
だと思っています
序盤から生物を展開していき相手の大きい生物は軽い除去でいなしてライフをじわじわ削っていく、これがごく普通のことですがデッキ全体のプランニングですね(細かいところで色々プレイング差が出る点あるますが割愛させていただきます..)

次にデッキ構築に関してです
初手から決め打っている場合は、枚数が取れ過ぎてしまい抜くカードに困ったというケースは多いと思います
ここではどうやって40枚のデッキに仕上げるかを軽く説明していきます
そのためにまずはピック優先度表をご覧ください(一部レアは漏れている可能性あり)
また、以前から少し時間が経ち若干評価が変わったものもあります

・優先度高カード群

左列から順にコモン、アンコ3列、レア

・優先度中カード群

左列から順にアグロ向け、ミッドレンジ向け、コントロール向け、2マナ埋め、除去追加枠、リソース追加枠

・優先度低カード群

順不同 デッキタイプ次第で採用検討

・アンプレ

シチュエーションを選び過ぎるorパワー不足

ピック優先度≒デッキに優先的に入れるカードです
デッキ構築は当然ですが強いカードから入れていきます
画像1枚目の優先度高カード群で組みきれるのがベストですが流石に枚数が足りません
従って次に画像2枚目の優先度中群からカードを採用していくのですが、このあたりからデッキタイプ(デッキの方向性)が大事です(ピックしながら考えます)
カードパワーは低いがデッキプランに必要なために採用する

デッキ全般に言えることとして、
除去は最低でも6枚、リソースカードは質がいいのは取れただけ、取れなかったら優先度中群から1,2枚入れる
というイメージです

自分の好みとしては除去と低マナ生物いっぱいで装備品等でサポートしながら殴っていくタイプのアグロ(?)デッキがおすすめです
↑このようなデッキを組むならば、デッキの内訳としては
1,2マナ生物10枚
3マナ生物3枚
4マナ以降生物2枚
除去7枚
リソースカード2枚
土地16枚
といった感じでしょうか

ミッドレンジ(といっても幅はありますが)だと
1,2マナ生物6枚
3マナ生物3枚
4マナ以降生物5枚
除去7枚
リソースカード2枚
土地17枚
が目安です

コントロールデッキやタッチしたデッキは組める人が組むべきで、あまり勝てていない方向けではないため省略させてただきます

・おわりに

クイックドラフト環境は定期的に運営によりbotの改変が行われる為、次に実装された時は環境が変わっている可能性があります

今回のラクドスの件だけでなく、プレドラとクイドラでのALSAの差違から狙い目アーキが分かるというのは今後に活かせるのではないか、という知見を得られました

今後また記事書くかは未定ですが、内容が良かったと思って頂けたらスキボタン押して頂けると励みになります

最後までお読みいただきありがとうございます

参考資料とリンク集
17Land.com

https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000283/?filter=artifact

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